ID:R-SL0003
データ収集日:2015年10月26日 2017年10月20日
読んだ素材:徳島県立阿波十郎兵衛屋敷 阿波人形浄瑠璃の特色 (パンフレット)
使用した辞書類:iPhoneのShirabe Jishoと検索エンジンGoogle
行番号 読んだ素材 協力者の発話内容 データ収集者の発話内容 備考
ページ 文章 発話 日本語訳
1         はい,じゃー始めましょう。  
2   阿波人形浄瑠璃の特色 阿波人形浄瑠璃の特色, um, 阿波, lutke iz Awe, um.[4秒間無言。] 浄瑠璃, ne poznam besede. 「阿波人形浄瑠璃の特色」,うーん,「阿波」,阿波の人形,うーん。[4秒間無言。]「浄瑠璃」,言葉が分かりません。    
3         うん。阿波はどこですか。  
4     A, Tokushima. あ,徳島です。    
5         徳島,はい。行ったことはありますか。  
6     Ne. いいえ。    
7         いいえ?  
8     Ne. いいえ。    
9         これ[パンフレット]はどこで見つけましたか。  
10     Am, pri tajništvu. えーと,秘書室のところです。    
11         ああ,こういうパンフレットがありました。  
12     Mm. [辞書アプリで「浄瑠璃」を検索する。] うん。[辞書アプリで「浄瑠璃」を検索する。]    
13         おお,知りませんでした。あ,その,「スロ短の学生たち」が持ってきました。 スロ短の学生たち=スロベニア短期研修に参加した日本人大学生。
14     Možno. そうかもしれません。    
15         徳島から来た,「阿波人形浄瑠璃」の発表をした学生がいました。  
16     浄瑠璃。 「浄瑠璃」。    
17         うん。  
18     Aha. Za recitacijo drame in njihove posebnosti[タイトルを説明する]. あ,演劇と,そして,その特徴[タイトルを説明する]。    
19         普段読むときに書きますか,それともこのように書かないですか。  
20     Več ali manj vse s tem slovarjem delam. だいたいいつもこの辞書を使います。    
21         どの辞書ですか。  
22     Um, Shirabe Jisho se mu reče. えーと,「Shirabe Jisho」です。    
23         Shirabe Jisho?そうですか。  
24     Aplikacija za iPhone. iPhoneのアプリです。    
25         はい,Aさん[同級生]も「Shirabe Jisho」を使っていました。  
26     Super je, ker imaš, lahko tudi rišeš kanjije in jih je veliko lažje potem poiskati, če jih ne poznaš.  知らない漢字も書けるし,検索も簡単ですから,とても便利です。    
27         ああ,なるほど,分かりました。  
28   阿波人形浄瑠璃は,義太夫節の浄瑠璃と太棹の三味線,3人遣いの人形の三者によって演じられる人形芝居で,徳島が全国に誇る伝統芸能として受け継がれています。 阿波人形浄瑠璃[ジョウルジと発音する]は, ぎ, tega kanjija [「義太夫節」]oziroma branja ne poznam.[辞書アプリで検索する。]ぎだゆうぶし, balada, drama. 義太夫節の浄瑠璃と[辞書アプリで「太棹」を検索するが,「棹」の漢字は書いて検索する], 太棹の三味線, um, 3人違い[「遣い」を「違い」と読み間違える]の人形のサンショ[「三者」を「サンショ」と発音する]によって演じられる人形[「芝居」を辞書アプリに書いて検索する]芝居, 「阿波人形浄瑠璃」[ジョウルジと発音する]「は,ぎ」,この漢字[「義太夫節」]は,読み方が分かりません。[辞書アプリで検索する。]「ぎだゆうぶし」,小唄,演劇。「義太夫節の浄瑠璃と」[辞書アプリで「太棹」を検索するが,「棹」の漢字は書いて検索する],「太棹の三味線」,うーん,「3人違い」[「遣い」を「違い」と読み間違える]「の人形のサンショ」[「三者」を「サンショ」と発音する]「によって演じられる人形」[「芝居」を辞書アプリに書いて検索する]「芝居」,    
29         うん。  
30     で,徳島が全国に誇る, 「で,徳島が全国に誇る」,    
31         おっ。  
32     伝統芸能として受け継がれています[ウケヅガレ,ツカレ,ツガレテイマスと発音する]。 「伝統芸能として受け継がれています」[ウケヅガレ,ツカレ,ツガレテイマスと発音する]。    
33         うん。  
34     OK, um. [6秒間無言。]to je ta recitacija pa balade, um, šamisen z debelim, kako bi to rekel[手で棹の形を示す], um, はい,えーと。[6秒間無言。]これはこの演劇と小唄,うーん,あれ[三味線の棹]の太い三味線,なんといえばいいか[手で棹の形を示す],うーん。    
35         うーん[笑う],バイオリンのその部分は何というんですかね。  
36     Ja, vrat, um, uum, torej.[9秒間無言。] 3 razli- to ni 違い, 3人[辞書アプリで「遣」を入力して検索し,「遣い」とつぶやく], 3人遣い. OK, tri lutke, ki jih operirajo trije ljudje, um, um, in imajo predstavo, performance.  はい,棹,うーん,うーん,じゃ。[9秒間無言。]3つの違う,「違い」じゃない,「3人」[辞書アプリで「遣」を入力して検索し,「遣い」とつぶやく],「3人遣い」。はい,3人が操っている3つの人形で,うーん,えっと,演劇,パフォーマンス[辞書アプリで検索し,英語の翻訳を言う]をします。    
37         うん。  
38     Lahko se, torej se, Tokushima se lahko pohvali s to vrsto umetnosti po vsej državi. Um.[辞書アプリで「継」を入力して検索する。]mhm, torej Tokushima je prevzela to vrsto umetnosti, podedovala. 徳島はつまり,このような芸能を全国に誇っています。うーん。[辞書アプリで「継」を入力して検索する。]徳島はつまり,このような芸能を受け取った,受け継ぎました。    
39         どこから[受け継いだの]ですか。  
40     全国に誇る[つぶやいて,テキストを走り読む]. Ne vem[笑う].  「全国に誇る」[つぶやいて,テキストを走り読む]。分かりません[笑う]。    
41         そうですか。書いていないかもしれませんね。  
42     Ne vem[笑う]. Nisem razbral iz tega. 分かりません[笑う]。ここ[テキスト]から読み取れませんでした。    
43         ここまでの意味はだいたい分かりましたか。  
44     Um, približno ja, se pravi, te tri različne vrste, um, se pravi ta recitacija pa shamisen pa neke balade, jih v bistvu izvajajo lutke, ki jih operirajo trije ljude. Um, potem pa da se Tokushima lahko pohvali, um, ker so kot to tradicionalno umetnost prevzeli oziroma podedovali, ampak ne vem, od kje.  うーん,はい,だいたい,つまり,この3つの種類,えっと,つまり,この浄瑠璃と三味線と何らかの小唄は,つまり,3人が操っている人形が行います。うーん,あとは徳島はこの伝統芸能を受け取った,受け継いだから誇っているということですけれども,どこから受け継いだかは分かりません。 うんうん。  
45         うん。  
46     Um, OK. うん,はい。    
47         つまり,とても伝統的なものですね。  
48     Ja.  はい。    
49   徳島では,農村舞台や小屋掛けによる屋外公演が多かったことから,文楽と比べて一回りも二回りも大きな,光沢のある塗りの人形を使い,観客にアピールするよう「阿波の手」と呼ばれる大きな振りで演じられました。 徳島では,um, ノウサン[「農村」を「ノウサン」と読み間違える],ノウサン[「農村」を「ノウサン」と読み間違える]。[辞書アプリで「農村」を入力して30秒検索する。]農村。 「徳島では」,うーん,「ノウサン」[「農村」を「ノウサン」と読み間違える],「ノウサン」[「農村」を「ノウサン」と読み間違える]。[辞書アプリで「農村」を入力して30秒検索する。]「農村」。    
50         「農村」?はい。  
51     ソン。 OK. Tega[舞台]ne poznam. 農村[辞書アプリに「舞台」を書いて検索する],  「ソン」。はい。これ[舞台]は知らないです。「農村」[辞書アプリに「舞台」を書いて検索する],    
52         [笑う。]親指で書くのは難しいですか。もう慣れていますよね。[協力者が,検索している漢字を別の指で書く。]別に指を変えなくてもいいです。  
53     舞台。 「舞台」。    
54         舞台。  
55     農村舞台. Aha, torej, um, oder na, kako bi rekel, na polju, nekako. Um, ja. コシツ.[「小屋」を「小室」と読み間違える。辞書アプリで「小室」を入力して検索する。「掛」を書いて検索する。約1分間無言。] 「農村舞台」。なるほど,じゃ,えーと,舞台が,なんといえばいいか,畑にあるという感じです。うーん,はい。「コシツ」。[「小屋」を「小室」と読み間違える。辞書アプリで「小室」を入力して検索する。「掛」を書いて検索する。約1分間無言。] うんうん。  
56         なになに,何をしているの。  
57     Am, napačen kanji sem izbral, ja. Um tega ne znam, tega tukaj. えーと,間違った漢字を[辞書アプリで]選びました,はい。この漢字が分からないです,これ。    
58         今[テキストの]どこですか。[協力者が「小屋掛け」のところを指す。]はい。  
59     Teh treh[テキストの「小屋掛け」を指す] ne, skupaj. この3つ[テキストの「小屋掛け」を指す]を1つの言葉として見つけられません。    
60         1つ目の漢字は「小さい」,2つ目は何か,あとは3つ目の。  
61     Ja. はい。    
62         今は3つ目の漢字を探していますか。  
63     Uum, ne, vse tri skupaj. うーん,いいえ,3つを一緒にです。    
64         3つとも一緒にですか。  
65     Mhm. はい。    
66         なるほど。  
67     小屋掛け。 「小屋掛け」。    
68         小屋掛け?  
69     小屋掛け。 「小屋掛け」。    
70         1つの言葉ですか。  
71     Ja. はい。    
72         そうですか。  
73     小屋掛け。Se pravi postaviti šotor, postaviti, shed[辞書アプリの「小屋」の英語訳を言う], v slovenščini ne znam besede, kolibo[正しいスロベニア語訳を言う]. による,[辞書アプリで「屋外」を入力して約18秒検索する。] 「小屋掛け」。つまり,テントを立てる,shed[辞書アプリの「小屋」の英語訳を言う]。スロベニア語で分かりません,小屋[正しいスロベニア語訳を言う]。「による」,[辞書アプリで「屋外」を入力して約18秒検索する。]    
74         この言葉は私も知らなかったんです。  
75     [辞書アプリで「屋外公演」を入力して検索する。約20秒間無言。] [辞書アプリで「屋外公演」を入力して検索する。約20秒間無言。]    
76         今は3つの漢字ですね。  
77     Tako. そうです。    
78         この他の,4つの漢字は?  
79     屋外。 「屋外」。    
80         屋外。  
81     屋外公演。 「屋外公演」。    
82         [「公演」の前は聞き取り不能。]「公演」。  
83     Torej, 公演 kot predstava zunaj. つまり,外で行う演劇という意味です。    
84         うん。  
85     Mhm. [「屋外公演」を読みとばす。]が多かったことから,文楽と比べて,ひと回りもふた回り[「ふた」のところで言うのを少し迷う]も大きなコウ,コウダ,コウダ。[辞書アプリで「光沢」を入力して検索する。]光沢。 うん。[「屋外公演」を読みとばす。]「が多かったことから,文楽と比べて,ひと回りもふた回り」[「ふた」のところで言うのを少し迷う]「も大きなコウ,コウダ,コウダ」。[辞書アプリで「光沢」を入力して検索する。]「光沢」。    
86         光沢。  
87     光沢。Um, のある。[辞書アプリに「塗」を書いて検索する。] 「光沢」。うーん,「のある」。[辞書アプリに「塗」を書いて検索する。]    
88         ここは漢字が多すぎると思いますか。別の,次のところを読んでもいいですよ。  
89     Ne, mislim, da so vsi taki, zapleteni. いいえ,漢字が全部こう,複雑だと思います。    
90         ああ,そうなんですか,  
91     Ja, izredno veliko je takih kanjijev, ki jih ne poznam.  はい,知らない漢字がとても多いです。    
92         でも,興味ありますね。  
93     Ja, mislim, はい,そう。    
94         じゃ,もう少し読みましょう。  
95     Lažje bi bilo, če bi si, mislim, tako si vzamem čas, no, pa se potem malo igram s slovarjem pa, こう,時間をとって辞書でゆっくり検索してみたらもっと簡単だったと[普段の検索の仕方を説明する],    
96         なるほど。  
97     [辞書アプリに「塗」を書いて検索する。] [辞書アプリに「塗」を書いて検索する。]    
98         あった!  
99     うん,塗り。 「うん,塗り」。    
100         塗り。  
101     塗りの人形を遣い,zelo dolgi stavki so[笑う]. 「塗りの人形を遣い」,文がとても長いです[笑う]。    
102         はい,スロベニア語と同じように。  
103     [8秒間無言で読み続ける。] [8秒間無言で読み続ける。]    
104         今はここですね。  
105     Ja, ja, ja. Umm, torej uporabljajo lutke, ki imajo lesk, obdane so z lesketajočim.  はいはいはい。えーと,つまり,光沢のある人形を使っている,[人形が]光沢に囲まれている。    
106         うん。  
107     Um, kje smo pa zdaj, かん.[辞書アプリで「観客」を入力して検索する。]観客。 えーと今どこでしたっけ,「カン」。[辞書アプリで「観客」を入力して検索する。]観客。    
108         うん。  
109     観客にアピールするよう,「阿波の手」と呼ばれる大きな,[辞書アプリに「振」を書いて検索する。] 「観客にアピールするよう,「阿波の手」と呼ばれる大きな」,[辞書アプリに「振」を書いて検索する。]    
110         また!  
111     A, 振る。振りで演じられました。Um, torej, uporabljajo take lutke z leskom, ki predstavljajo apil gledalcem in reče se jim 阿波の手, ki se, medtem ko, med predstavo, um, se tresejo, あ,「振る」。「振りで演じられました」。うーん,つまり,使っているのは光沢のある,観客へのアピールを示す人形で,その人形が「阿波の手」と呼ばれて,公演中振っていて,    
112         うん。何を振っていますか。  
113     Um, roke? えーと,手ですか。    
114         手,なるほど。じゃ「阿波の手」とは何ですか。  
115     [10秒間無言。]「阿波の手」と呼ばれる[独話], [10秒間無言。]「「阿波の手」と呼ばれる」[独話],    
116         うん。  
117     大きな振り。 「大きな振り」。    
118         うん。  
119     [13秒間無言。辞書アプリで「振」を改めて検索する。]Mhm, pravi, da mahajo,  [13秒間無言。辞書アプリで「振」を改めて検索する。]うん,振っていると,    
120         うん,それが「阿波の手」ですか。  
121     阿波の手,mhm. 「阿波の手」,うん。    
122         振るときは手でですよね。  
123     Mhm, tako. はい,そうです。    
124         手で振ります。  
125   また,人形制作が伝統的に栄えたことも大きな特色です。 また,人形制作が伝統的に[辞書アプリに「栄」を書いて検索する]栄える, 「また,人形制作が伝統的に」[辞書アプリに「栄」を書いて検索する]「栄える」,    
126         うん。  
127     伝統的に栄え,栄えたことも大きな特色[ドクショクと発音する]です。Um, prav tako pa, um, je sama proizvodnja oziroma stvarjenje teh lutk zelo velika tradicionalna posebnost.  「伝統的に栄え,栄えたことも大きな特色[ドクショクと発音する]です」。うーん,同じように,うーん,この人形の生産,制作そのものもとても大きな伝統的な特徴です。    
128   阿波の人形座はもちろん全国を巡業する淡路の人形座に提供するため,天狗久や人形忠,人形富などの優れた人形師を輩出し,今も数多くの人形師が活躍しています。 Um, 阿波の人形座[「座」の読み方に迷う]はもちろん全国を[辞書アプリで「巡業」を検索する。「巡」は書いて検索するが,「業」は入力して検索する]巡業, うーん,「阿波の人形座[「座」の読み方に迷う]はもちろん全国を」[辞書アプリで「巡業」を検索する。「巡」は書いて検索するが,「業」は入力して検索する]「巡業」,    
129         うん。  
130     巡業する。[辞書アプリに「淡路」を書いて検索する。約40秒間無言。]淡路。[4秒間無言。]失礼,hm, 淡路の人形座に,um, 提供するため,[8秒間無言。辞書アプリに「久」を書いて検索する。]天狗久[「久」を「キュウ」と発音する]? 「巡業する」。[辞書アプリに「淡路」を書いて検索する。約40秒間無言。]「淡路」。[4秒間無言。]「失礼」,うーん,「淡路の人形座に」,うーん,「提供するため」,天狗[8秒間無言。辞書アプリに「久」を書いて検索する。]「天狗久」[「久」を「キュウ」と発音する]?    
131         うん。  
132     や人形忠[「忠」を書いて検索する]や人形忠[「忠」をチュウと発音する], 「や人形忠」[「忠」を書いて検索する]「や人形忠」[「忠」をチュウと発音する],    
133         うん。  
134     人形[辞書アプリに「富」を書いて検索する], 人形富[「富」をトミと発音する]などの優れた人形師を輩出し,今日[「今」を「今日」と読み間違える]も数多くの人形師が[辞書アプリで「躍」を入力して検索する]活躍しています。 「人形」[辞書アプリに「富」を書いて検索する],「人形富[「富」をトミと発音する]などの優れた人形師を輩出し,今日[「今」を「今日」と読み間違える]も数多くの人形師が」[辞書アプリで「躍」を入力して検索する]「活躍しています」。    
135         うん。  
136     Torej um, [15秒間無言。]人形座, sedež lutk, um, je seveda, [16秒間無言。] tega stavka po pravici povedano ne razumem najboljše. つまり,うーん。[15秒間無言。]「人形座」,人形の座,うーん,はもちろん。[16秒間無言。]正直に言うと,この文の意味がよく分かりません。    
137         はい,何が分からないんですか。  
138     Um. うーん。    
139         具体的に言葉,それとも文全体ですか。  
140     Ja, celega stavka, veliko enih besed je, ki so mi nove, in potem pozabim že vmes, ko prevajam.  はい,文全体というか,新しい言葉が多くて,訳している途中で忘れてしまいます。    
141         はいはい,そうですね。  
142     Um.[辞書アプリで「人形座」を入力して検索する。]ne vem, kaj bi, kaj je 人形座, niti mi ne da zadetka kot skupna beseda. うーん。[辞書アプリで「人形座」を入力して検索する。]「人形座」の意味が分かりません,1つの言葉としても出てきません。 何。  
143         そうですか。  
144     V tem primeru bi potem na primer šel na, この場合は普通,    
145         次のところに移りますか。  
146     Naprej, ali pa bi šel na internet, na kakšen Google Translate ali kaj takega, 移るかインターネットで調べます。Google翻訳とか。    
147         あ,調べてもいいですよ。あ,「携帯」で?  
148     Um, aja, v bistvu, うーん,はい。えーと。    
149         「携帯」でも大丈夫です。  
150     A lahko? いいですか。    
151         はい,もちろんです。  
152     Mhm[Google翻訳で「人形座」を検索する]. はい[Google翻訳で「人形座」を検索する]。    
153         何を使っていますか。これ[インターネットブラウザ]はSafariですか。  
154     Um, ne, Google. Chrome imam drugače. うーん,いいえ,Googleです。Chromeを使っています。    
155         あ,Google翻訳ですか。  
156     Ampak imam prav aplikacijo Google Translate. Google翻訳のアプリです。    
157         なるほど!  
158     [Google翻訳で「人形座」を検索し続けて,首を横に振る。] Mi tudi ne da.  [Google翻訳で「人形座」を検索し続けて,首を横に振る。]ここでも出てきません。    
159         ないですか。  
160     Mi ne da ven, mi ne da prevoda v angleščino, v slovenščino verjetno tudi ne bo šlo, predvidevam. Ne.  出てきません,英語もないしスロベニア語もおそらく出てこないと思います。出てきません。    
161         英語がなかったらスロベニア語も絶対,  
162     Ja, tako da [辞書のアプリを開く], ja tukaj se mi pa potem ustavi, ker pač ne vem, kaj ta beseda pravzaprav predstavlja.  はい。ですから[辞書のアプリを開く],はい,ここで行き止まりです,言葉の意味が分かりませんから。    
163         うん,それでそういう時はどうしますか,飛ばしますか。  
164     Preskočim ponavadi, 普通は飛ばします。    
165         なるほど。  
166     Pa bi poskusil potem iz konteksta nekako, で,文脈から何とかして,    
167         推測しますか。  
168     Ja. [辞書アプリで検索履歴を調べて「淡路」を検索する。] še malo osvežim spomin, ja. 淡路.  はい。[辞書アプリで検索履歴を調べて「淡路」を検索する。]少し思い出して,はい。「淡路」。    
169         「淡路」は何ですか。  
170     Kraj. 場所です。    
171         そうですか。  
172     Predvidevam[笑う]. おそらく[笑う]。    
173         で,どこですか。  
174     Verjetno v Tokushimi. たぶん徳島です。    
175         うん。  
176     Predvidevam. おそらく。    
177         どうしてそう思いますか。  
178     Ker je cela panfleta, [行事が]se dogaja v Tokushimi.  このパンフレット全部が,[行事が]徳島で行われています。    
179         はいはい,もちろん。  
180     Um, že če prav razumem ta prvi del, um, ta gledališča potujejo, えーと,この最初の部分によれば,うーん,この劇場は移動すると,    
181         うん。  
182     Imajo, kako bi rekel, to mi tukaj prevede provincial, um, tega[辞書の「巡業」の検索を見せる], provincial tour, なんといえばいいか,辞書では「provincial」と訳します,これ[辞書の「巡業」の検索を見せる],「provincial tour」。    
183         あ,「巡業」ですね。  
184     Ja, um, 提供 kakor ponudba.  はい,うーん,提供は「提供」です。    
185         うん。じゃ全国を回るのは誰ですか。  
186     Tej umetniki, ki upravljajo lutke. 人形を操る人形師です。    
187         うん。  
188     In imajo te predstave kot darove oziroma kot ponudbe za Tenguje in [笑う], そして,この演劇を供え物,天狗に提供して[笑う],    
189         [笑う。]これは何。  
190     Te, 天狗, この,「天狗」,    
191         天狗久[「久」をキュウと発音する]?  
192     Ja. はい。    
193         前に出てきましたよね。  
194     Ja. はい。    
195         あと人形忠[「忠」とチュウと発音する]。  
196     Ja. はい。    
197         人形,何でしたっけ,富[「富」をトミと発音する]?  
198     富[「富」をトミと発音する]。 「富」[「富」をトミと発音する]。    
199         富[「富」をトミと発音する]。  
200     Ja, kar pa tudi ne vem, ker, 天狗 [辞書アプリで「天狗」入力してを検索する], ne, mi ne najde besede spet, ne. はい,でも,これも知らないです,「天狗」という言葉。[辞書アプリで「天狗」を入力して検索する。]これも出てきませんから。    
201         じゃ意味は?  
202     天狗久[「久」をキュウと発音する]。 「天狗久」[「久」をキュウと発音する]。    
203         天狗久[「久」をキュウと発音する]。  
204     Oziroma ne vem, lahko bi tudi 天狗[「久」の別の読み方を考える], niti ne poznam potem branja, 分からないです。もしかしたら「天狗」[「久」の別の読み方を考える],読み方も分からないです。    
205         天狗ヒサシ,天狗ク。  
206     Mhm.[辞書アプリで「久」を書いて検索する。] うん。[辞書アプリで「久」を書いて検索する。]    
207         じゃ,これは何ですか。  
208     Old story [辞書で出てきた「久」という漢字の意味を言って笑う]. 昔話[辞書で出てきた「久」という漢字の意味を言って笑う]。    
209         [笑う。]  
210     Ne, tako, da poskusim pogledati mogoče kontekst kanjija, ampak, いや,こう,漢字の文脈を探してみようと思いましたが,    
211         見つからないんですか。  
212     Mislim, ne vem, realno ne vem, kaj je pomen.  うん,分かりません,本当に,意味が分かりません。    
213         うん。  
214     In isto je bilo s tem[「忠」], ne. これ[「忠」]も同じですね。    
215         ああ。  
216     人形。[辞書アプリに「忠」を書いて検索する。]人形忠[「忠」をチュウと発音する]。 「人形」。[辞書アプリに「忠」を書いて検索する。]「人形忠」[「忠」をチュウと発音する]。    
217         人形忠[「忠」をチュウと発音する]。これもそうでしたよね,「人形」は見つけました。「忠」[「忠」をチュウと発音する]も見つけましたが,  
218     Posebej samo. 別々にです。    
219         はい。  
220     In isto je s tem[「人形富」を指す]. そして,これ[「人形富」を指す]もそうです。    
221         人形富[「富」をトミと発音する]。  
222     Ja. はい。    
223         うん。  
224     Mislim, lahko bi jih poskusil skupaj povezati in pač reči "lojalnost lutkam", 一緒にして「人形への忠誠」と解釈してみてもいいですが,    
225         なるほど。  
226     Ampak ne vem, saj pravim, ne vem, kaj bi bil točen pomen tega potem. でも,分かりません。言った通り,この言葉の正確な意味が何なのか分からないんです。    
227         じゃ,飛ばしますか。  
228     Mislim, da je najboljše, ja. さらに二つの, それが一番いいと思います,はい。「さらに2つの」,    
229         あ,2行目はどうですか。  
230     Aha, あ。    
231         「などの優れた」。  
232     人形師を,はい,失礼。[辞書アプリで「排出」と「優れる」を入力して検索する。]Torej da se veliko izjemnih izdelovalcev lutk udeleži tega. 「人形師を,はい,失礼」。[辞書アプリで「排出」と「優れる」を入力して検索する。]つまり,数多くの優れた人形師がこれ[公演など]に参加するということです。    
233         どこどこどこ。あ,ここですね。「今も数多くの人形師が活躍してます。」この部分ですね。  
234     Tako, ja. Mislim, da je to to. はいそうです。これでいいと思います。    
235         うん。  
236   さらに,二つの木箱に人形を入れて天秤棒で担いで運び,人の集まる街角などで公演を行ったり,お正月に三番叟やえびすなどの人形を遣い門付け芸を行う「箱廻し」と呼ばれる阿波独特の興行形態も生まれ,現在まで継承されています。 さらに二つの木箱に人形を入れて,[辞書アプリに「天秤棒」を書いて検索する]てん[「天」の音読みを言い,「棒」を書いて検索を続ける], 「さらに2つの木箱に人形を入れて」,[辞書アプリに「天秤棒」を書いて検索する]「てん」[「天」の音読みを言い,「棒」を書いて検索を続ける],    
237         あった!  
238     [笑う。]天秤棒。 [笑う。]「天秤棒」。    
239         「天秤棒」。あった?あった?  
240     [首を縦に振る。]はい。 [首を縦に振る。]「はい」。    
241         これが何なのか知っていますか。  
242     Am, palica za shoulder carrying, um, a so to tiste, ki so za mikoshi pa te zadeve, ki se nosijo? Tiste, えーと,肩で担う[「肩で担う」は英語で言う]ための棒。うーん,これは神輿などを担ぐためのですか。その,    
243         うん,うん。でも,これは「人形」と関係ありますね。  
244     Ja ja, mhm.[辞書アプリに「担う」を書いて検索する。] はいはい,うーん。[辞書アプリに「担う」を書いて検索する。],    
245         あとこの「天秤」は何でしょうか。  
246     Mhm, [聞き取り不能] 二つの木箱, うん,[聞き取り不能]「2つの木箱」,    
247         はい。[聞き取り不能。協力者と同じ言葉を言う。]2つの木箱。  
248     Hm, 担い[テキストでは「担いで」だが,辞書アプリの検索結果である「担い」を読む]って運ぶ。 Torej jih nosijo. うん,「担い」[テキストでは「担いで」だが,辞書アプリの検索結果である「担い」を読む]「って運ぶ」。担ぐということですね。    
249         うん。  
250     Um, v dve leseni škatli dajo lutke in jih s temi palicami nosijo na ramenih. うーん,二つの木箱に人形を入れてこの天秤棒で担います。    
251         木箱はどこですか。  
252     Um. うーん。    
253         このように運ぶ,天秤棒はここですよね。  
254     Mhm. はい。    
255         そして,箱はどこですか。  
256     Na palicah. 天秤棒の上です。    
257         天稟棒の上。上?上?  
258     Verjetno. おそらく。    
259         おそらく[笑う]。  
260     Ne vem [笑う]. 分かりません[笑う]。    
261         [笑う。]肩で担ぐお神輿みたいですね。  
262     Ja ja, si predstavljam. Um. Pa osnovni kanji sem pozabil [辞書アプリに「集」を書いて検索する]. Mhm, 集まる, [辞書アプリに「街角」を書いて検索する], mhm, 街角, はいはい,想像できます。うーん。あと基本的な漢字を忘れてしまいました。[辞書アプリに「集」を書いて検索する。]うん,「集まる」。[辞書アプリに「街角」を書いて検索する。]うん,「街角」。    
263         街角。  
264     などで公演を行ったり[「おこなう」と「いく」を間違えてイッタリと発音する],お正月に三番。[辞書アプリに「叟」を書いて検索する。] 「などで公演を行ったり」[「おこなう」と「いく」を間違えてイッタリと発音する],「お正月に三番」。[辞書アプリに「叟」を書いて検索する。]    
265         よく分からない[笑う]。  
266     [首を縦に振って笑う。] [首を縦に振って笑う。]    
267         もう1つの筆画がこの間にあるかもしれませんし,あとここに点が,  
268     Sej to grem, nisem prepričan. Torej takole, そうなんですが,正しいか確かではないです。それではこう,    
269         うん。点は上の方じゃないですか。  
270     In še tukaj je nekaj [書いている漢字にもう1つの筆画を付ける]. ここにも何かあります[書いている漢字にもう1つの筆画を付ける]。    
271         [大笑いする。][筆画,点が]胡麻みたい。  
272     Mogoče tole. この漢字かもしれません。    
273         あった?お,すばらしい!そんな感じですね。  
274     Mhm, mislim, da je font malo drugačen. うん,[漢字の]フォントが少し違うと思います。    
275         ああ,こういうこともありますね。  
276     Se pravi, samo, da najdem. あの,少し待ってください,探します。    
277         はい。  
278     Trije stari ljudje[「三番叟」の辞書の説明を言う], to je verjetno, 3つの年寄り[「三番叟」の辞書の説明を言う],これはたぶん,    
279         うん。  
280     Ime kakšnega festivala ali pa praznika.  祭りとか行事の名前だと思います。    
281         うん。  
282     Mhm, tako ja, 正月三番叟やえびすなどの人形を[辞書アプリに「遣」を書いて検索する],mhm, 遣い, はい,そうです,「お正月に三番叟やえびすなどの人形を」[辞書アプリに「遣」を書いて検索する],うん,遣い,    
283         うん。  
284     [辞書アプリに「門付け」を書いて検索する。]門付け,mhm, 芸を行う。[辞書アプリで「箱廻し」を検索する。「箱」は入力し,「廻し」は書いて検索する。]廻しと呼ばれる阿波独特の,[辞書アプリで「興行」を入力して検索する。]mhm, 興行,performance, [辞書アプリに「形態」を書いて検索する。]形態も生まれ,現在まで,[辞書アプリに「継」を書いて検索する。] [辞書アプリに「門付け」を書いて検索する。]「門付け」,うん,「芸を行う」。[辞書アプリで「箱廻し」を検索する。「箱」は入力し,「廻し」は書いて検索する。]「廻しと呼ばれる阿波独特の」,[辞書アプリで「興行」を入力して検索する。]うん,「興行」,パフォーマンス[英語で言う]。[辞書アプリに「形態」を書いて検索する。]「形態も生まれ,現在まで」,[辞書アプリに「継」を書いて検索する。]    
285         あった?  
286     [首を縦に振って,辞書アプリに「承」を書いて検索して笑う。] [首を縦に振って,辞書アプリに「承」を書いて検索して笑う。]    
287         分からない。あった!  
288     継承されています。Torej lutke dajo v dve leseni škatli, jih dajo na te palice za na rame [手でこの行動を示す] in jih nosijo okrog, um, [7秒間無言]torej na mestih, kjer se zbirajo ljudje, um,[4秒間無言。]naredijo to, mislim, predstavo, bi rekel performance, potem pa za Novo leto in to ime ne vem česa Ebisuju tudi, mislim, a ni Ebisu kot en 神? Mhm.[約20秒間無言。辞書のアプリを開いて,7秒間テキストを読み続ける。]Mhm, se pravi lutke, [8秒間無言で読み続ける]nosijo od vrat do vrat, um,[7秒間無言]ne vem, kako bi skupaj povedal[笑う]. 「継承されています」。ということは,人形を二つの木箱に入れて,この肩に載せる[手でこの行動を示す]天秤棒に置いて廻して担います,うーん。[7秒間無言。]つまり,人が集まる場所,うーん。[4秒間無言。]この,公演というか,パフォーマンス[英語で言う]を行って,それから,お正月とこの何とかの行事の時にえびすにも,何かえびすとは「神」ですよね。うん。[約20秒間無言で,辞書のアプリを開いて,7秒間テキストを読み続ける。]つまり,人形を,[8秒間無言で読み続ける。]家から家へ担って,うーん。[7秒間無言。]どうまとめればいいか分かりません[笑う]。    
289         うん,こう,だいたいは,  
290     Tako približno mi je jasno, da hodijo od vrat do vrat, um, pa pač imajo svoje predstave, だいたいは分かりました,家から家へ行ったり,うーん,公演を行ったりするということを,    
291         うん。  
292     Pa da se je to [伝統芸能]v bistvu podedovalo, ohranilo se je do danes. Mhm, se pravi, da so.[17秒間無言。]独特, se pravi um unikatna, ta unikatna zvrst um, oziroma ta unikatna oblika um, te predstave se je tukaj rodila in ohranila do danes.  あとこれ[伝統芸能]が受け継がれた,今でも残っているということも。うん,つまり。[17秒間無言。]「独特」,つまり,この独特の芸能の一つ,この種類,うーん,浄瑠璃の種類がここで生まれて今でも残っているんです。    
293         はい,そうですね!  
294     OK. はい。    
295         はい,すばらしいです。じゃ終わりましょう。