ID:R-CH0056 |
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データ収集日:2016年7月25日 |
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読んだ素材:マダム・チャンの日記「『黄金時代』あれこれ」 |
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http://dianying.at.webry.info/201410/article_4.html |
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使用した辞書類:詳細は不明 |
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行番号 |
読んだ素材 |
協力者の発話内容 |
データ収集者の発話内容 |
備考 |
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文章 |
発話 |
日本語訳 |
1 |
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今年の東京国際映画祭で私が一番楽しみにしていたアン・ホイ監督の文芸映画『黄金時代』。 |
黄金时代的重点。今年在东京国际电影节上我最,最欣赏的一部电影就是ア,アン・フイ[「ホイ」を言い間違える],监,那个导演的一部文艺电影,叫做「黄金时代」。 |
黄金時代の要旨。今年の東京国際映画祭で最も楽しんだ映画はア,ア,アン・フイ[「ホイ」を言い間違える],監,その監督の文芸映画,「黄金時代」です。 |
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2 |
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中文専攻の私にとっては見所満載の楽しめる映画で,観終った帰りの道すがらも中文の後輩と盛り上がったけど,単なる香港映画ファン,アン・ホイ映画のファンにとってはつらい3時間だったのではないだろうか。 |
我是中文系,我是中文系出生的,人,所以这部电影对我来说,有很多的看点。啊啊,在观看完这个电影回去的途中我和中文系的后辈,那个,学,学弟,学妹们,然后也一起很兴奋地讨论这件事情。仅仅是香港电影的,啊,ワン,アン,ワン,ワン,あれ?啊,好吧,我不认得她。 |
私は中国語学部です,私は中国語学部出身の,人です。だからこの映画は私にとって,たくさんの見どころがあります。ああ,この映画を見終わって帰る途中私と中国語学部の後輩,その,後,後輩,後輩たちは,それから一緒に興奮してこのことを討論しました。香港映画だけで,あ,ワン,アン,ワン,ワン,あれ?あ,いいわ,私は彼女を知らないです。 |
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3 |
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ア,ハハ[笑う]。 |
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4 |
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ファン,アン・ホイ,的,我不认得她,王,王家?不是。的电影ファン,那,她,我是因为是她,这个导演的,电影的粉丝,对我来说这个三个时[「时间」と言いかける],啊啊,不仅仅,是因为我是这个导演的粉丝,而也是因为我学习,我用那个-把中国文学是用,啊啊,那个-叫什么?就是视频的形式表示出来。 |
ファン,アン・ホイ,の,私は彼女を知りません,王,王家。そうではないです。の映画ファン,それ,彼女,私は彼女,この監督の,映画のファン,なので,私にとってこの3時[「時間」と言いかける],ああ,私はこの監督のファンなので,というだけでなく,私は勉強するので,私はそのー中国文学を,ああ,そのーなんだっけ。動画の形式,を使って,表しました。 |
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あなた,あなた,あなたが表現するのですね。 |
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嗯嗯。 |
んん。 |
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7 |
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ちょっと待って,私が見るに前の方はこの意味だね,ああ,んん,はい。 |
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8 |
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对,就是,反正就是以就用视频的形式来表现出来这个中国文学史让我觉得也很,啊啊,嗯,就是很高兴吧。很欣赏这部电影。 |
はい,つまり,いずれにせよ動画の形を使ってこの中国文学史を表現したのは私はとても,ああ,ん,うれしいでしょう。この映画はとても楽しめます。 |
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んん。 |
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就, |
つまり, |
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ああ?あなたのこの「とても楽しめます」はどの言葉から来たのですか。 |
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因为已经开始说「楽しめる映画」。 |
すでに「楽しめる映画」と言い始めているので。 |
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ああー。オーケー。いいです。んん。 |
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中国文学史を映像でお勉強という感じの映画だものねえ。 |
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とにかく台詞がすべて登場する作家たちの散文のまんま引き写しだし,登場人物が時に画面に向かって主人公について語るスタイルは,アン・ホイ監督,老いても実験意欲満々の気概を感じはするものの,やっぱりそこでドラマが断ち切られる感は否めない。 |
然后,「とに」,就是「とにかく」,啊啊,「とにかく」我也不知道中文该怎么说。 |
それから,「とに」,つまり「とにかく」は,ああ,「とにかく」私も中国語でどう言うべきか分からないです。 |
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んん。おお,あなた,あなたはそれにかまわなくていいです,理解したならばそれでいいです。 |
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啊啊。 |
ああ。 |
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んん。 |
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就是这些台,台词全部登场的作家的,啊啊啊啊,就是,就是说这个电影里面登场的作家台词全部都是,是,我这样理解。从散文的原话中出来的。然后而且这些,这些登场人物呢,也,嗯嗯嗯,向たかってー,ていうか,について,スタイル,は[下線部をつぶやく。「は」のあともつぶやくが聞き取り不能]。啊啊啊啊啊啊啊ー。 |
つまりこれらの台,台詞がすべて登場する作家の,ああああ,つまり,つまりこの映画の中に登場する作家の台詞はすべてが皆,が,私はこのように理解します。散文のまんま出てきました。それからしかもこれらの,これらの登場人物は,も,んんん,向たかってー[「向かって」を言い間違える],ていうか,について,スタイル,は[下線部をつぶやくが聞き取り不能]。あああああああー。 |
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ん,ここは文がちょっと長いと思いますか。 |
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啊啊,我不知道该怎么翻译。我觉得反正就是这个导演她虽然已经年纪高了,但是她还是很有实验精神。就是, |
ああ,私はどう訳したらいいか分からないです。私はどのみちつまりこの監督の彼女はもう年齢は高いですが,彼女はまだ実験する心がある,と思います。つまり, |
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んん。 |
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就是说,就这些,从这些JUN[何かを言いかける],就是这些人,演员来看得出来,她还是也有实验精神。应该有不一样的地方的。应该是这样。 |
つまり,これらの,これらのじゅん[何かを言いかける],これらの人,俳優から見ることができるのは,彼女はまだ実験する心もあります。違う部分があるはずです。これらのはずです。 |
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俳優から見て分かる。 |
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啊啊,对。 |
ああ,はい。 |
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彼女は,まだ,おや,この映画を見たことがあるの? |
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我没看过但是, |
見たことはないけれど, |
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あああ。 |
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我,我听,我只是听说过。我没有看过这部电影。 |
私は,私は聞く,私はただ聞いたことがあります。この映画は見たことがないです。 |
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おお,おお。 |
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因为她说「全然よく」。 |
なぜなら彼女は「全然よく」と言っているので。 |
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んん。 |
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啊啊,やっぱりそこで,ド,ドラマを切れる[下線部をつぶやく]。果然还是不能否认。这个「断切」[「断ち切れる」のこと],我不知道什么意思。就是还是不能否认。可能她跟ドラマ,还是有[言いかける],有点电视剧的那个感觉吧。可能是这样。 |
ああ,やっぱりそこで,ド,ドラマを切れる[下線部をつぶやく]。案の定やはり否定することができないです。この「断切」[「断ち切れる」のこと],はどういう意味か分からないです。つまりやはり否定することができないです。おそらく彼女とドラマは,まだちょ[言いかける],ちょっとドラマのその感覚でしょう。このようかもしれません。 |
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ああああ,んん。 |
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湯唯が演じる主人公の作家蕭紅は実物よりずっと美人だが,病気になってからのやつれた顔は似てなくもないし,ベレー帽をかぶった洋装の時は写真に雰囲気がよく似ていてハッとした。 |
然后是汤唯所扮的这个主人公是萧红,然后她也却比[言いかける],比萧红的真人,虽然比萧红的真人还要美,但是病気になってからのやつれた顔は似てなくもないし[下線部をつぶやきながら読む],嗯嗯嗯嗯,似ていてハッとした。と,病気になってからやつれた顔に似,我这个「病気」[下線部を日本語で発音する]这句话不知道。就是她是因为得了病了,所以就,就像她那个病那样的就像还是不像我不能确定。她是[言いかける]。 |
そして,湯唯が扮する主人公は簫紅で,それから彼女も[言いかける]より,簫紅の実物より,簫紅の実物よりもっと綺麗だけれども,病気になってからのやつれた顔は似てなくもないし[下線部をつぶやきながら読む],んんんん,似ていてハッとした。と,病気になってからやつれた顔に似,この「病気」この言葉は分かりません。つまり彼女は病気になったので,だから,彼女のようなその病そのようなのに似ているのか似ていないのか私は決めることができないです。彼女は[言いかける]です。 |
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ですか。そのー,誰が病気になったのですか。 |
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是萧[言いかける],那个汤唯病了吧。 |
簫[言いかける]です,その湯唯が病気になったのでしょう。 |
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あああ。 |
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是可能,可能因为汤唯病了, |
かもしれないです,湯唯が病気になったので, |
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んん。 |
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然后才跟像萧红。 |
それでやっと簫紅に似たのかもしれないです。 |
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ああ,ああ,ああ。 |
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我[言いかける]。 |
私は[言いかける]。 |
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つまりあなたは,あなたはやっぱり似ていると思うのですね。 |
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嗯。但是它后面有「なく」,嗯,啊啊啊啊,我不能......〔「......」の部分は発話せず〕。因为它有两个否定,可能还是像。 |
ん。でも,その後ろには「なく」があって,ん,ああああ,私は......〔「......」の部分は発話せず〕ができないです。それは2つ否定があるので,やっぱり似ているのかもしれません。 |
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ああ。はい。 |
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なくもないし。 |
なくもないし。 |
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うんうん。 |
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然后,而且她就是戴着那个贝雷,贝雷帽,穿着当时的洋装, |
それから,しかも彼女はそのベレー,ベレー帽をかぶっていて,当時の洋装を着ていて, |
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んん。 |
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那个氛围也非常地像,就是非常地像。 |
その雰囲気もすごく似ています,すごく似ています。 |
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んん。 |
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政治の動乱の時代に非常に個人主義的な作風にまい進する悩みなどは映像には描きづらいのだろう,全体としては作家としての彼女より,複数の男性との愛情と貧困と病気に悩む姿を中心に描いていた。 |
然后,动[下線部をつぶやく。このあともつぶやきながら読むが聞き取り不能],悩みなどは[つぶやきながら読む]。啊,就是在那个动乱的时代,以这样一种非常-就是夸张那种个人风[「风格」と言いかける],个人风格很强烈的作风[「作风」という表現は中国語で「仕事や思想上のやり方や態度」などを表す。日本語の「作風」は中国語で「作品的风格」と言う]可能在当时那个就是动乱时代没显示出来这种风格,可能是在电影里面是始终困难的。 |
それから,動[下線部をつぶやく。このあともつぶやきながら読むが聞き取り不能],悩みなどは[つぶやきながら読む]。あ,つまりその動乱の時代においてです。このようなある種非常にーその個人の作[「作風」と言いかける]を誇張した,個人の作風がとても強烈な態度では当時のその動乱時代にはこのような態度を見せていないかもしれません,映画の中では常に困難かもしれません。 |
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んんん,んん?おお,ちょっと長いです。ゆっくり言って言ってください |
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嗯嗯嗯。 |
んんん。 |
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んん。 |
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就是,就是,是在政治动乱时[「时代」と言いかける],就是这个电影描写的这个在政治动乱时代一个,这样一个鲜明的角色对这个电影来说是非常困难。就是描写这样一个角色。 |
つまり,つまり,政治動乱時[「時代」と言いかける]において,この映画が描くこの政治動乱の時代の,このようなはっきりとした役柄はこの映画にとって非常に困難です。つまりこのような役柄を描くことです。 |
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お,分からないです。 |
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就是大致的是电影描写这个角色是很困难的。 |
つまり大方は映画が描くこの役柄はとても困難ということです。 |
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おお,はい。おお。 |
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然后什么样的角色呢?是在这个政治动乱的时刻的这个个人,它这个キャラ非常鲜明的角色是很困难的。 |
それからどのような役柄なのか。それはこの政治動乱の時におけるこの個人です。そのこのキャラが非常にはっきりとした役柄は非常に困難です。 |
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ああ,つまりその個人のそのようなー特徴が, |
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嗯嗯。 |
んん。 |
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とてもはっきりとした。 |
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嗯嗯。 |
んん。 |
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あ,その時代はもともと, |
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嗯嗯ー。 |
んんー。 |
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すでにとても特徴が際立っているので,というこのような意味ですか。 |
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嗯,嗯,嗯。 |
ん,ん,ん。 |
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ああ,はい。んん。 |
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全体としては作家としての彼女より。这我不知道什么意思。因为两个「として」。我不知道它到底是「として」那个。它我不知道为什么这个,这个女人她......〔「......」の部分は発話せず〕。我能明白,明白作为作家的她,但是我不能明白全体,「全体として」我不知道。 |
全体としては作家としての彼女より。これはどういう意味か分かりません。2つ「として」なので。それが一体「として」それなのか分からないです。それはどうしてこの,この女の人彼女が......〔「......」の部分は発話せず〕なのか分からないです。私は分かります,作家としての彼女は分かりますが,全体が分からないです,「全体として」が分からないです。 |
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んん。 |
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然后是她和很多男人的爱情[言いかける]。 |
それから彼女とたくさんの男の人の愛情が[言いかける]。 |
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ああ,ここで言っているのは,あなたはこの「彼女」の前には2つの部分を修飾していると思うのですね。 |
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嗯嗯。 |
んん。 |
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1つは「全体として」,1つは「作家として」。あなたは後ろの修飾部分は理解したのですね。 |
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对。 |
はい。 |
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前のそれ[「全体として」のこと]は理解できないのですね。 |
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对。我就应该是「作家としての彼女より」,这个应该是[言いかける],这个应该是「より」来修饰这个。但是「全体として」我不知道该怎么理解。 |
はい。私は「作家としての彼女より」のはずです,これは[言いかける]のはずです,これは「より」でこれを修飾しているはずです。でも,「全体として」はどう理解したらいいか分からないです。 |
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んん。はい。んん。 |
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然后是描写了她和很多男人的爱情还有她的贫困,还有疾病。 |
そして,彼女とたくさんの男の人の愛情それから彼女の貧困,また,病気,を描きました。 |
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んん。 |
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以及她的就是,她那个,就是,她为这些所困扰的,就描写她这样的状态,当时的生活。 |
及び彼女のつまり,彼女のその,つまり,彼女がこれらのために困っている,彼女のこのような状態,当時の生活,を描きました。 |
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んん。 |
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私が驚いたのはアン・ホイと脚本の李墙が彼女が二番目の子どもを殺したと匂わせていた点。 |
令我所吃惊的是这个导演的和写剧本的李墙, |
私を驚かせたのはこの監督と脚本を書いた李墙が, |
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んん。 |
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是,が,の,の子供を殺したと匂わせていた点。実際に日本の[下線部をつぶやく]。是,就是萧红,把就是......〔「......」の部分は発話せず〕,啊[気づく],就是我,我所惊讶的是这个导演和编剧, |
是,が,の,の子供を殺したと匂わせていた点。実際に日本の[下線部をつぶやく]。です,つまり簫紅は,つまり......〔「......」の部分は発話せず〕を,あ[気づく],つまり私が,私が驚いたのはこの監督と脚本家が, |
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んん。 |
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她们这「匂,匂わせていた」。 |
彼女たちはこの「匂,匂わせていた」。 |
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んん。 |
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我不太能理解。反正就是可能是这个,这个编剧和导演都比较在意, |
私はあまりよく理解できません。いずれにせよこの,この脚本家と監督はわりと, |
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んん。 |
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就是萧红是不是把她的掉孩子杀了。她们可能这个视点上就下了比较大的功夫。我是这样想的。也[言いかける]。 |
簫紅が彼女の子供をおろして殺してしまった,かもしれない,と意識しています。彼女たちはこの視点においてわりと多大な努力を払ったのかもしれません。私はこのように思いました。また[言いかける]。 |
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後ろのその動詞[「匂わす」のこと]は実際あなたは知らないに等しいけども,あなたは, |
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嗯嗯。 |
んん。 |
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それが「多大な努力を払った」かもしれないと推測しました。 |
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嗯嗯。 |
んん。 |
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どうしてこのように推測したのですか。 |
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実際に日本の研究者でも蕭紅の伝記でその疑いがぬぐいきれないとしている人もいる。 |
因为后面一句话说,就是日本的研究者也对在萧红传记里,也对这个,就是对这个起疑问的,也有对这些这个这件事起疑问的人。 |
なぜなら後ろの一言で,日本の研究者でも簫紅の伝記について,また,これについて,つまりこれについて疑問を抱く,また,これらのこのこの事について疑問を抱く人もいる,と言っているからです。 |
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うん,うん。 |
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而且「匂う」,它不是「闻到」。「匂わ,わせている」。反正我觉得,大概,大概就这个意思吧。 |
しかも「匂う」,それは「匂いがする」ではないです。「匂わ,わせている」。いずれにせよ私は,大体,大体この意味だろう,と思います。 |
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んん,んん。 |
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こちらは馮紹峰演じる蕭軍。まあ,ひどい男である。アン・ホイは彼の浮気で暴力的な面をきっちりと描いていた。 |
こちらは。啊啊,然后是冯绍峰所演的萧军。 |
こちらは。ああ,それから馮紹峰が演じる簫軍です。 |
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んん。 |
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啊,当然了。他是一个,他这个男人很不怎么样。 |
あ,当然です。彼は,彼この男の人はとてもひどいです。 |
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んん。 |
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107 |
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啊啊啊,这个,然后导演呢,「的な」[下線部を日本語でつぶやく],就导演主要描写了他的那个出,出轨。 |
あああ,この,それから監督は,「的な」[下線部をつぶやく],監督は主に彼のその浮,浮気を描きました。 |
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んん。 |
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109 |
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啊啊[気づく],えっ?的でー,あっ,出轨,啊啊啊啊啊,就是,的で暴力的,をきっちりと。反正就是主要是描写他的出轨还有暴力这一方面。 |
ああ[気づく],えっ?的でー,あっ,浮気,あああああ,つまり,的で暴力的,をきっちりと。いずれにせよ主に彼の浮気そして,暴力があるこの面を描きました。 |
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んん。 |
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「きっちり」我不知道什么意思。 |
「きっちり」はどういう意味か分からないです。 |
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んん。 |
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もともと武術家であり,作家としての才能は妻にはるかに及ばず,だから革命へとのめりこんでいく。 |
啊啊,もと,萧军本来应该是一个武术家。 |
ああ,もと,簫軍はもともと武術家のはずです。 |
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んん。 |
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然后,としての,妻にはるかに,啊,但是,然后他本来是武术家,然后但是他,啊啊,没有「但是」,就是他的作家方面的才能远不及他的妻子。 |
それから,としての,妻にはるかに,あ,でも,それから彼はもともとは武術家であり,それからしかし,彼は,ああ,「しかし」はない,つまり彼の作家方面の才能は彼の妻にはるかに及びません。 |
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んん。 |
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117 |
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所以他才投身革命? |
だから彼は革命に身を投じた? |
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んん。 |
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然后, |
それから, |
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それなら「革命に身を投じる」の後ろの単語[「のめりこんでいく」のこと]は知っていますかそれとも知りませんか。 |
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我不认得。 |
知りません。 |
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ええ。 |
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我就看到「革命」,欸,我就觉得应该是「投身革命」。 |
私は「革命」を見て,ええ,「革命に身を投じる」はずだと思いました。 |
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革命に身を投じる。 |
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嗯嗯。 |
んん。 |
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それなら,あなたは,あなたは,あなたはその時どこから連想したのですか。 |
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后面还有个「いく」[「のめりこんでいく」のこと]啊。一般都「革命」挨了那还能[言いかける],那还能对「革命」怎么着呢。 |
うしろにまた「いく」[「のめりこんでいく」のこと]がありますよ。一般的に「革命」にくっついたなら[言いかける]ができます,それならまた「革命」についてどうしたのかとできます。 |
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ああ,ああ,ああ,はい。 |
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129 |
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妻のお腹に子どもがいるのを知っていながら,友人の端木に譲り渡すという,男の身勝手さもあますところなく描いていた。 |
然后,然后他妻子腹中的孩子,他虽然知道妻子怀了孩子,但是还是把她让给他的友人端木。 |
それから,それから彼の妻のお腹の子供は,彼は妻が子供を妊娠したのを知ったのに,やはり子供を彼の友人の端木に譲り渡した。 |
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130 |
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んん。 |
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然后反正就是讲了这个男人他很多很多,就是非常任性。有,有很,嗯嗯嗯,就无理的地方。 |
それからいずれにせよこの男の人彼のたくさんのたくさんのことを説明しました,非常にわがままです。あります,んんん,理不尽なところが,とてもあります。 |
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132 |
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んん。 |
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133 |
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今回の見所の1つは何と言っても王志文演じる魯迅だろう。 |
今回の見所の1つは,啊啊,这,然后是这部电影里面还有一个看点的就是王志文所扮演的鲁迅。 |
今回の見所の1つは,ああ,これ,それからこの映画の中でもう1つの見所は王志文が演じる魯迅です。 |
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134 |
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んん。 |
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135 |
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意外に似てたのでびっくり。 |
然后,就是很,就是意外[下線部を日本語で発音する]と,就是很,很,就是很意外的,他竟然和鲁迅很像。就是他的这很适合演鲁迅。 |
それから,つまりとても,つまり意外と,つまりとても,とても,つまりとても意外と,彼は意外と魯迅にとても似ています。彼のこれは魯迅を演じるのにとても合ってます。 |
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136 |
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んん。 |
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137 |
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中国では魯迅には性的抑圧があったとする説が最近はある。 |
では,があったと,啊啊,中国就是最近有一种学,学说。就是鲁迅其实是,是很性压抑的。就,嗯,には。啊[気づく],就是鲁迅其实内心,他是,就是内心是很性压抑的。 |
では,があったと,ああ,中国は最近ある種の学,学説があります。つまり魯迅は実際には,とても性的抑圧です。つまり,ん,には。あ[気づく],魯迅は実際内心は,彼は,内心はとても性的抑圧です。 |
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138 |
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だから日本での下宿先の娘の信子という女性を後から留学してきた弟の周作人に取られて,北京で弟夫婦と同じ四合院に住んでいた時に弟嫁の入浴を盗み見したとされて,兄弟仲が険悪になったとか,親の決めた最初の年上の妻が醜いので嫌っただとか教え子の許広平には強引に迫られて結婚したけれどそんなに好きでもなかったらしいと言われている。 |
嗯,だから日本,先の娘の信子[下線部を「しんこ」と日本語で発音する]という女性を後[下線部を「ご」と日本語で発音する],後[下線部を「あと」と日本語で発音する]から留学,嗯嗯?所以他在日本就是,就是他在日本所投宿的地方?的那个女孩儿,这叫信子那个女孩儿,然后也在后来被他的弟弟周作人抢走了?取られて。不是被拿走呢。 |
ん,だから日本,先の娘の信子という女性を後,後から留学,んん?だから彼は日本でつまり,つまり彼は日本で定住した場所?のその女の子,これは信子というその女の子,それからまた後で彼の弟の周作人に横取りされた?取られて。持っていかれたのではないですか。 |
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139 |
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んん。 |
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140 |
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可能是吧。可能就他当时跟那个女孩儿好了,但是后来他弟弟也去了,就被他的弟弟抢走了。我,可能,可能是这个意思。 |
そうかもしれないでしょう。彼は当時その女の子と良かったけれど,後で彼の弟も行って,彼の弟に横取りされた,のかもしれません。私は,かもしれない,この意味かもしれないです。 |
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141 |
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んん。 |
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142 |
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と同じ,に住んでいた[下線部をつぶやきながら読む]。然后他就是在北京的时候,和他弟弟那就夫妇一起住的时候,还看他[「他的弟妹」と言いかける]。就偷偷地看他的弟妹洗澡。 |
と同じ,に住んでいた[下線部をつぶやきながら読む]。それから彼は北京の時に,彼の弟その夫婦と一緒に住んでいた時に,また彼[「彼の弟の妻」と言いかける]を見ました。彼の弟の妻の入浴を盗み見しました。 |
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143 |
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んん。 |
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144 |
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然后就看了兄弟俩关系变得很不好。親の決めた最初の[下線部をつぶやきながら読む]。然后还很嫌弃就是一开始,就是一开始,就是父母给他指定的那个妻子,就是那个年[言いかける],就是最年长的妻子还嫌弃他丈夫长得丑。他[言いかける]。 |
それから見てから兄弟2人の関係はよくなくなりました。親の決めた最初の[下線部をつぶやきながら読む]。それからまたはじめから嫌いでした,はじめからです。つまり両親が彼に指定したその妻です,その年[言いかける],最も年上の妻はまた彼の夫が醜いのを嫌いました。彼は[言いかける]。 |
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145 |
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あ,あ,誰が誰の醜いのを嫌っているのですか。誰が誰を嫌うのか。 |
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146 |
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啊啊啊,鲁迅嫌她。啊?きや。えっ?が醜[下線部を「きや」と日本語で発音する]いので嫌だったとか。嗯嗯嗯嗯嗯嗯。あっ[気づく]。这鲁迅嫌弃她丑。对。 |
あああ,魯迅は彼女が嫌いです。あ?きや。えっ?が醜いので嫌だったとか。んんんんん。あっ[気づく]。これは魯迅が彼女が醜いところが嫌いです。そう。 |
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147 |
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うん,うん。 |
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148 |
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鲁迅嫌她丑。然后把她,だと,い,に,然后强迫他和他的教子[「教子」という表現は中国語では使用しない,日本語の「教え子」は中国語で「学生」などと言う]许广平结婚?[「结婚?」のあとはつぶやくが聞き取り不能] |
魯迅は彼女の醜いところが嫌いです。それから彼女を,だと,い,に,それから彼と彼の教え子の許広平と結婚を強制した?[「結婚?」のあとはつぶやくが聞き取り不能] |
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149 |
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んん。えっ?誰と誰が結婚したの。 |
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150 |
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他的,让他的老婆跟许[言いかける],教子结婚?是这个意思吗? |
彼の,彼の妻と許[言いかける],教え子を結婚させた?この意味ですか。 |
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151 |
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私は,私はあなたに回答することができないです。 |
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152 |
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啊啊。好吧。 |
ああ。はい。 |
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153 |
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んん。 |
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154 |
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決めた。这,啊,感觉, |
決めた。これは,あ,思う, |
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155 |
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んん。 |
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156 |
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た,と,と,決めた。 |
た,と,と,決めた。 |
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157 |
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そうではないです。ええ?それなら,許広平,ちょっと待って。 |
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158 |
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啊啊,啊,不是,是两件事儿,这是两件事儿。 |
ああ,あ,そうではないです。2つの事柄です,これは2つの事柄です。 |
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159 |
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ああ。 |
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160 |
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因为有个[言いかける],因为有个「とか」。 |
[言いかける]があるので,「とか」があるので。 |
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161 |
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どこに「とか」があるのですか。 |
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162 |
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就是「嫌だ」[「嫌だったとか」のこと],い,啊啊啊啊啊,就是有个「とか」。然后才是, |
つまり「嫌だ」[「嫌だったとか」のこと]です,い,あああああ,「とか」があります。それからやっと, |
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163 |
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ああ。 |
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164 |
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「教え子」。啊,好吧。 |
「教え子」です。 |
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165 |
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ああ。 |
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啊,好吧。这两个他又嫌弃,他那个,他那个最老的妻,那个妻子丑,然后还又强迫他的教子[「教子」という表現は中国語では使用しない,日本語の「教え子」は中国語で「学生」などと言う],教子跟别人结婚。应该是这样的。 |
あ,いいでしょう。この2つ彼はまた,彼のその,彼のその一番古い妻,その妻の醜いところ,が嫌で,そして,また彼の教え子,教え子に他の人と結婚するように,強制しました。このようなはずです。 |
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167 |
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強,彼の[言いかける]に強制した。 |
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168 |
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教子。教子。许广平结婚。 |
教え子。教え子。許広平が結婚する。 |
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169 |
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教え子。許広平が他の人と結婚するように。 |
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170 |
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嗯嗯,嗯嗯。 |
んん,んん。 |
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171 |
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ああ,はい。 |
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172 |
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应该是跟别人。 |
他の人とのはずです[許広平は魯迅と結婚したことを読み間違える]。 |
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んん。 |
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けれど,そん,な, |
けれど,そん,な, |
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んん。 |
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176 |
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好きでもなかった。嗯,不知道什么意思。就是即使这样「そんなに好きでもなかったらしいと言われる」。这句话应该看得懂,应该是个反[言いかける],应该那个转折。但是她[筆者のこと]又说没有那么喜欢。她[筆者のこと]竟然表现了就是没有那么喜欢,所以我不明白为什么又那个转折。 |
好きでもなかった。ん,どういう意味か分かりません。たとえこのような「そんなに好きでもなかったらしいと言われる」。この言葉は見て分かるはずです,反[言いかける]のはずです,その転換のはずです。でも,彼女は[筆者のこと]またそんなに好きではないと言っています。彼女は[筆者のこと]意外にもそんなに好きではないと表現しました,だからどうしてまたそのように転換なのか分からないです。 |
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177 |
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んん。 |
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178 |
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そんなに好きでもなかったらしいと言われる。我这个,这句话我都能明白,但是我不知道它搁在这什么意思。 |
そんなに好きでもなかったらしいと言われる。私はこの,この言葉は全部分かりますが,それはここに置くのがどういう意味なのか分かりません。 |
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179 |
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んん。それはロジックに問題があると思いますか。 |
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180 |
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啊啊,嗯,嗯嗯嗯,就,这里不是逻辑有问题,它就是我不能怪谁,就可能是鲁迅被说,但是我不明白为什么这有个转折。 |
ああ,ん,んんん,つまり,ここはロジックに問題があるのではないです。それは誰のせいとはできないです,魯迅が言われているのかもしれないけども,どうしてここに転換があるのか分からないです。 |
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181 |
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うん,うん。 |
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182 |
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(許広平とは『両地書』という有名な2人の書簡集もあるけれど,確かにラブレターには程遠い内容だったと記憶している) |
许广平是那个写两,两[言いかける],嗯嗯,という,確かにラブレターには程遠い内容だった[下線部をつぶやきながら読む]。许广平是因为写那个两地书而有名的。 |
許広平はその両,両[言いかける]を書いた,んん,という,確かにラブレターには程遠い内容だった[下線部をつぶやきながら読む]。許広平はその両地書を書いたので有名になりました。 |
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183 |
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んんん。 |
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184 |
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確かに。但是,确实情书,啊[気づく],但是我记得是,但是两地书跟情书差得很远。 |
確かに。しかし,確かにラブレター,あ[気づく],しかし,私の記憶では,しかし,両地書とラブレターとはたいへん隔たりがあります。 |
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185 |
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んん。 |
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186 |
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就不能和它判为情书。 |
それはラブレターとは判断できないです。 |
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187 |
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んん。 |
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188 |
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晩年に若い蕭紅に慕われて,可愛がったのは事実で,蕭紅はお祖父ちゃん子だったので,お祖父ちゃんを慕うようになついていたのかもしれないが(映画での描き方もそんな感じ)なにしろ自分が死んだら遺灰を魯迅の墓の隣りに埋めてくれなどと書いたものだから,あれこれ憶測されている。 |
晩年に,われて,可愛がったのは事実で,萧红は,す,す,お祖父ちゃん,だ,か,子,だったので,ちゃん,するようになったのかもしれないが[下線部をつぶやきながら読む]。可能鲁迅吧。鲁迅晚年的时[言いかける],嗯,啊啊?鲁迅晚年的时候非常地倾慕萧红?而且萧红本来就很可爱。她本来就是那种像那个就是,对,可能对她就像一个孙女的感觉。になって,もしれない。而且好像萧红自己本身也有就是,就是,就是像......〔[......]の部分は発話せず〕,应该是鲁迅虽然他没想。我感觉可能是对鲁迅也有那种像对祖父一样喜欢那样感觉。 |
晩年に,われて,可愛がったのは事実で,簫紅は,す,す,お祖父ちゃん,だ,か,子,だったので,ちゃん,するようになったのかもしれないが[下線部をつぶやきながら読む]。魯迅かもしれないでしょう。魯迅が晚年の時[言いかける],ん,ああ?魯迅が晚年の時に非常に簫紅に敬慕した?そのうえ簫紅はもともととてもかわいいです。彼女はもともとそのようなそのようなつまり,そう,彼女に対して孫娘のような感覚なのかもしれません。になって,もしれない。しかもどうやら簫紅自身もあるのはつまり,つまり,つまり......〔[......]の部分は発話せず〕のようです,魯迅は彼は考えていないはずだけれども。私は魯迅に対しても祖父と同じように好きなそのような感覚があったのかもしれないと思います。 |
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189 |
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んん。 |
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190 |
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而且电影里面好像也暗示了这一方面。 |
映画の中でもこの面をそれとなく示したようです。 |
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191 |
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んん。 |
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192 |
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なにしろ自分が死んだら。然后,所以,也,就不知怎样,然后就萧红就是好像死后把自己葬在鲁迅的,的墓的旁边。書いたものだか,ら,あれこれ。お,く。嗯嗯嗯嗯嗯嗯,好像是这样写的。 |
なにしろ自分が死んだら。それから,だから,また,どのようなのか分かりません,それから簫紅はどうやら死後自分を魯迅の,の墓のそば,に埋葬する。書いたものだか,ら,あれこれ。お,く。んんんんんん,このように書いたみたいです。 |
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193 |
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誰が書きましたか。 |
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194 |
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不知道。 |
分かりません。 |
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195 |
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んん。 |
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196 |
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書いた。 |
書いた。 |
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197 |
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ある人が書いた。 |
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198 |
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嗯嗯,可能是电影吧。但是电影为什么要有「書いた」。 |
んん,映画かもしれないでしょう。でも,映画がどうして「書いた」とあるのか。 |
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199 |
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んん。 |
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200 |
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我不知道。 |
分かりません。 |
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201 |
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んん。んん。 |
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202 |
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然后好像是臆测,我猜就是这应该不是回忆的。应该是我这样推断的吧。大概是这样推断的。可能大概是这样。可能是因为有人,就是有过这样的一个记录,就是她死了以后把她的墓葬[言いかける],放在鲁迅的旁边。所以大概推断可能他们两个人其实有一段感情。 |
それからどうやら憶測みたいで,私の推測ではこれは思い出ではないはずです。私はこのように推定したはずでしょう。大体はこのように推定します。大体はこのようかもしれません。人がいた,このような記録があったことがある,かもしれないので,つまり彼女が死んだ後は彼女の墓を葬[言いかける],魯迅のそばに置くのです。だから大体彼ら2人は実際好きだったかもしれないと推定します。 |
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203 |
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んん,んん。 |
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204 |
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蕭軍とうまくいかなくなっていた蕭紅に日本行きを勧めたのも魯迅だと言う。魯迅の何気ない台詞も楽しく,「子どもはたまにだと楽しいが,毎日一緒にいると面倒だ」とか「赤い上着に茶色いスカートは合わない」とか,このあたりの普段の魯迅の生活ぶりと忠実に再現した上海の魯迅故居を見ることが出来たのもこの映画の面白かった点だ。 |
嗯嗯嗯,とうまくいかなくなって,行きを勧めたのも,と,魯迅と[下線部をつぶやきながら読む],魯迅[下線部を「るそん」と日本語で発音する]だという[つぶやきながら読む]。就是因为和萧军没有感情,没有办法继续下去,所以鲁迅,然后鲁迅才劝萧红去日本。鲁迅の何気[下線部を「なにき」と日本語で発音する]のない,何気[下線部を「なにき」と日本語で発音する]ない台詞も楽しく,子供はたまに[つぶやきながら読む]。啊啊,不知道。 |
んんん,とうまくいかなくなって,行きを勧めたのも,と,魯迅と[下線部をつぶやきながら読む],魯迅だという[つぶやきながら読む]。簫軍との間に愛情がなくなったので,続けようがなくなって,だから魯迅,そして魯迅は簫紅に日本へ行くように勧めました。魯迅の何気のない,何気ない台詞も楽しく,子供はたまに[つぶやきながら読む]。ああ,分かりません。 |
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205 |
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何が分からないのですか。 |
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206 |
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哦,就,这不知道这句话搁在什么意思。就是「何気ない」[下線部を「なにきない」と日本語で発音する]不知道,就是[言いかける]。 |
え,つまり,これはこの言葉はどういう意味で置いてあるのか分かりません。「何気ない」が分かりません,つまり[言いかける]。 |
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207 |
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「何気ない」この言葉は分かりませんか。 |
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208 |
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不知道。 |
分かりません。 |
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209 |
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うんうん。 |
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210 |
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我感觉见过,但是我不知道。 |
私は見たことがあると思いますが,分かりません。 |
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211 |
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うんうん。 |
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212 |
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就是它好像就是它很......〔「......」の部分は発話せず〕,它的台词就不知道。嗯,见看它后面,然后就「子どもは」,就是我也不知道,真不知道这个话谁说,就是说,孩子它虽然有孩子的时候,偶尔是挺高兴的,但是每天在一起很麻烦。 |
つまりそれはどうやらそれはとても......〔「......」の部分は発話せず〕みたいです,その台詞は分かりません。ん,その後ろを見ます,それから「子どもは」,私も分かりません,この言葉は誰が言ったのか本当に分かりません。つまり,子どもそれは子供がいる時は,たまにはとてもうれしいけども,毎日一緒だと面倒です。 |
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213 |
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うん。 |
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214 |
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或者是,然后说你红色上衣也和你的茶色裙子不配,之类的。このあたり。然后就像这样普通,就是像这样鲁迅的生活忠实地再现鲁迅生活的点点滴滴。鲁迅,ことを見ること出来る。啊[気づく],而且还能看到就是在电影里面还能看到鲁迅的上海故居,从这一点还要讲,这个电影也很有趣。 |
あるいは,それからあなたの赤い上着もあなたの茶色のスカートには合わない,のようなこと,を言いました。このあたり。それからこのようなの普通,このような魯迅の生活を忠実に再現した魯迅の生活の様々な小さな事柄です。魯迅,ことを見ること出来る。あ[気づく],しかもまた映画の中で魯迅の上海故居をまた見ることができます。この点から話さなければならない,この映画もとても面白いです。 |
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215 |
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え,え,その言葉は誰が言ったんですか。あなたが思うに。 |
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216 |
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鲁迅说的。 |
魯迅が言いました。 |
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217 |
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魯迅が言った。 |
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218 |
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现在看的是应该是鲁迅说的。 |
今見ると魯迅が言ったはずです。 |
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219 |
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ああ,ああ。 |
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220 |
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但是那个「楽しく」不知道。没看来这句话是「楽しく」。 |
でも,その「楽しく」は分かりません。この言葉が「楽しく」なのは見ていないです。 |
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221 |
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この,この「楽しく」,あなたが思うには魯迅が言った時はわりと楽しかったはずなのかもしれないと, |
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222 |
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嗯嗯。 |
んん。 |
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223 |
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でも,彼が言う, |
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224 |
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嗯嗯。 |
んん。 |
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225 |
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この内容からでは, |
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226 |
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对,看不出来。 |
はい,見えないです。 |
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227 |
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彼が楽しいということが見えない。 |
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228 |
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对。 |
はい。 |
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229 |
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どうしてこの,ここでこの「楽しく」を使うのかが分からないのですね。 |
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230 |
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嗯嗯。而且那个「何気ない」[下線部を「なにきない」と日本語で発音する],我感觉,我不知道它是这样念。感觉好像是没有什么其他的意思。就是随便说的。然后呢,但是我也看不出来这个感觉。 |
んん。しかもその「何気ない」,私が思うには,それがこのように読むのか分からないです。思うにはどうやら他の意味は何もないようです。適当なことを言ったのです。それから,でも,私はこの感覚が見えないです。 |
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231 |
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ああああ。 |
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232 |
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所以不知道。 |
だから分かりません。 |
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233 |
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それからその中で言っているのは,この魯迅故居を見ることができるのなら,あなたが思うにそれは,彼女[筆者のこと]はこの映画はどこで撮っていると言っていますか。それとも彼女はそこで,魯迅故居に似た,セットを組んだと言っていますか。 |
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234 |
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|
暂时在搭了一个呗,因为它们说再现,「再现した」。 |
一時的にセットを組んでいるのでしょう,なぜならそれらは再現,「再現した」と言っているので。 |
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235 |
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あああ。 |
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236 |
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她[筆者のこと]不是,她没说。 |
彼女は[筆者のこと]そうではないです,彼女は言っていないです。 |
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237 |
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つまりこの再,「再現した」, |
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238 |
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对。 |
はい。 |
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239 |
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|
|
は, |
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240 |
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|
对。 |
はい。 |
|
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241 |
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このー「魯迅の, |
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242 |
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嗯嗯。 |
んん。 |
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243 |
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故居」の連体修飾語をなしているんですね。 |
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244 |
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对,应该「した」。 |
はい,「した」のはずです。 |
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245 |
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ああ,んん,はい。 |
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246 |
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アン・ホイが蕭紅同様に力を入れて描いていたのが郝蕾演じる丁玲だ。 |
然后这个导演, |
それからこの監督は, |
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247 |
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んん。 |
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248 |
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然后这个导演就是在,不仅在萧红身上下大,大的功夫,然后同样的她也在就郝蕾饰演的丁玲身上也下了很大的功夫。 |
それからこの監督は,簫紅に大変,大変力を入れた,だけでなく,そして,同様に彼女も郝蕾扮する丁玲にも大変力を入れました。 |
|
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249 |
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んん。 |
|
250 |
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もともと彼女を主役にすえた映画も考えてたらしいが,何しろ丁玲は延安で,毛沢東の妻の江青ら,共産党幹部の妻たちの特権的暮らしぶりを批判した文章を書いて,新中国成立後は反右派闘争,文革とさんざんな目にあった作家なので,丁玲を主役にすると検閲を通るのが難しいため避けたと言われている。 |
本来她-,本来是想让设[何かを言いかける],那个郝蕾当主角的。但是,但是丁玲是演毛泽东,啊? |
もともと彼女はー,もともとは設[何かを言いかける]に,その郝蕾に主役,をさせたかったです。しかし,しかし,丁玲は毛沢東を演じて,あ? |
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251 |
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この「彼女」は誰ですか。「もともと彼女を主役」。 |
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252 |
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郝蕾吧。 |
郝蕾でしょう。 |
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253 |
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ああ,んん。 |
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254 |
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彼女を主役に。应该是。因为感觉比较合理。 |
彼女を主役に。そのはずです。わりと筋道が通っていると思うので。 |
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255 |
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んん。 |
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256 |
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ええ?嗯嗯。と,の,妻の,共産党の,妻たちの,暮らしぶり。 |
ええ?んん。と,の,妻の,共産党の,妻たちの,暮らしぶり。 |
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257 |
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わりと筋道が通っていると私に言いましたが,どうしてわりと筋道が通っているのですか。 |
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258 |
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因为听[言いかける],好歹听起来就像一个会,突然会在这个电影里面担任主角的人。 |
なぜなら聞[言いかける],とにもかくにも,突然この映画の中で主役をやる,ような人に聞こえます。 |
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259 |
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ああー,分かりました。んん。 |
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260 |
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嗯嗯。这,因为这种话大家经常听到,本来是让她当主角,但是呢, |
んん。これは,なぜなら,もともと彼女に主役をさせる,というこのような話はみんなよく聞きます,でも, |
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261 |
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んん。 |
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262 |
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就看到一个更适合它的角色, |
もっとその役柄に合うのを見て, |
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263 |
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んん。んん。 |
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264 |
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就让她去演那个女儿,就那样。 |
彼女にその娘を演じさせました,そのようです。 |
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265 |
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んん。んん。 |
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266 |
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それでも蕭紅とは対照的に革命にまい進していく,女性作家というより,女革命家の勇ましい姿を好演していた。なんとも情けないグズグズ男の朱亜文演じる端木蕻良。 |
それ,然后丁玲是那,い,[「い」のあとはつぶやきながら読むが聞き取り不能],共産[「共産」のあとは呟きながら読むが聞き取り不能],で[「で」のあとはつぶやくが聞き取り不能],作家なので[「なので」のあとはつぶやきながら読むが聞き取り不能],されていく[「されていく」のあとはつぶやくが聞き取り不能]。啊啊[気づく],啊啊,あっ,啊,我重说。QU[何かを言いかける],应该是丁琳。 |
それ,それから丁玲はその,い,[「い」のあとはつぶやきながら読むが聞き取り不能],共産[「共産」のあとは呟きながら読むが聞き取り不能],で[「で」のあとはつぶやくが聞き取り不能],作家なので[「なので」のあとはつぶやきながら読むが聞き取り不能],されていく[「されていく」のあとはつぶやくが聞き取り不能]。ああ[気づく],ああ,あっ,あ,もう一度言います。チュイ[何かを言いかける],丁琳のはずです。 |
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ああ? |
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大概看,看到后面就知道是丁玲。是本来想把丁玲做黄金时代的主角。但是呢,因为丁玲是,就是当时写了一些批判就毛泽东那些,像江[言いかける],毛泽东,像江青那些毛泽东的妻子呀,还有那共产党干部妻子特权的内容,什么。比如说[「比如说」のあとは聞き取り不能]的生活方式她写的一些批判,这他们的文章, |
大体見る,後ろを見て丁玲だと分かりました。もともとは丁玲を黄金時代の主役にしたかった。でも,丁玲は,つまり当時いくつかの毛沢東を批判するそれらの,江[言いかける],毛沢東,のような,江青それらの毛沢東の妻のような,それから共産党幹部の妻の特権の内容,とか,を書いたので。たとえば[「たとえば」のあとは聞き取り不能]の暮らしぶり彼女が書いたいくつかの批判,このかれらの文章, |
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んん。 |
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270 |
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然后在新中国成立之后呢, |
それから新中国が成立した後は, |
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んん。 |
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由于什么?反右翼派斗争啊, |
なぜなら何?反右派闘争や, |
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んん。 |
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就是文革等等的,就是可能让丁琳当做这个电影的主角来说就是比较难通过审阅。 |
つまり文革などの,丁琳をこの映画の主役にするとわりと検閲に通りにくいかもしれないです。 |
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んん。 |
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这样就说得通。 |
これで話が通じます。 |
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んん。 |
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所以说才,才,就是避开了这个[丁玲のこと],用于萧红当做主角。 |
だからこそ,こそ,これはこれ[丁玲のこと]を避けて,簫紅を使って主役にしました。 |
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んん。 |
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それでも蕭紅とは対照的に,にまい進していく,女性というより[下線部をつぶやきながら読む]。啊,而且就跟那个对比呢,就萧红,反而倒是,就是她[丁玲のこと]就投身革命,然后,而且不仅[言いかける],她不仅是为女性作家,而还是为女革命家。就是勇敢的女革命家。 |
それでも蕭紅とは対照的に,にまい進していく,女性というより[下線部をつぶやきながら読む]。あ,しかもそれと比較して,簫紅,反対に,つまり彼女[丁玲のこと]は革命に身を投じて,それから,しかも[言いかける]だけでなく,彼女は女性作家としてだけではなく,また女革命家でもあります。つまり勇敢な女革命家です。 |
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んん。 |
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なんとも情けないグズグズ男の。然后可能是和这个[丁玲のこと]对比起来就朱亚文演的那个端木蕻良, |
なんとも情けないグズグズ男の。それからおそらくこれ[丁玲のこと]と比べて朱亜文演じるその端木蕻良, |
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ああ,ごめんなさい。「なんとも」。 |
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不知道。 |
分かりません。 |
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ここの部分は,普通次の段落かもしれません。 |
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啊啊啊啊。 |
ああああ。 |
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んん。 |
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啊啊,啊啊。 |
ああ,ああ。 |
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んん。 |
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啊啊啊,那我还是不知道。 |
あああ,それならやっぱり分からないです。 |
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んん。 |
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可能就[言いかける],可能就跟这个[丁玲のこと]比起来这个グズ,「グズグズ」我也不知道。但感觉听那个不是一个好词儿。 |
[言いかける]かもしれません,これ[丁玲のこと]と比べてこのグズかもしれません。「グズグズ」私も分かりません。でも,それを聞くといい言葉ではないと思います。 |
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んん。 |
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因为它都有这四个假名都有浊音。 |
それは皆この4つの仮名は皆濁音があるからです。 |
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んん。 |
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然后可能跟她那个革命家的形象比起来,就是这个端木,端木蕻良就显得很,就很没用吧。可能是。 |
それから彼女のその革命家のイメージと比べて,この端木は,端木蕻良は,とても役立たず,にみえる,のかもしれないのでしょう。おそらく。 |
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んん。 |
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就是朱亚文饰演那个端木蕻良。 |
朱亜文が扮するその端木蕻良です。 |
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武漢の空襲がひどくなると身重の蕭紅を置いて1人で重慶に逃げ,香港も危なくなると駱賓基に危篤の蕭紅を託して,なんとか逃げようと算段する男。 |
空襲がひどくなり,身重の[下線部をつぶやきながら読む]。然后就是他在那个武汉空袭的时候把受,受了重伤的萧红一个人放到重庆,啊[気づく],一个人,一个人丢下,然后自己跑到重庆。 |
空襲がひどくなり,身重の[下線部をつぶやきながら読む]。それから彼はその武漢空襲の時に負う,重傷を負った簫紅を1人重慶に置いて,あ[気づく],1人,1人置き去りにして,それから自分は重慶に逃げました。 |
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つまりこのー, |
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端木。 |
端木。 |
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身,「身重」はおそらく「体に重傷を負った」という感じに思うのですね。 |
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嗯嗯。 |
んん。 |
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んん。 |
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啊啊,啊啊[気づく]。啊,好吧。这可能您提示我猜的是这可能是「怀孕」的意思。 |
ああ,ああ[気づく]。あ,はい。これはおそらくあなたは私が推測したのがこれは「妊娠する」意味なのかもしれないと私にヒントを与えているのですね。 |
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ああ,私はあなたにヒントを与えるという意味ではないですよ。私はただ確認しているだけです。はい。はい。 |
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啊,但是我,但是你一说我要重新看一下, |
あ,でも,私は,でも,あなたが言ったらもう一度見なければなりません。 |
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んん,んん。 |
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我觉得有可能「怀孕」,因为它, |
私は「妊娠する」かもしれないと思います,なぜならそれは, |
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んん。 |
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「怀孕」,应该是「怀孕」。 |
「妊娠する」,「妊娠する」のはずです。 |
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うんうん。 |
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然后,危なくなると骆宾基に[つぶやきながら読む]。然后,香港の。然后我不知道为什么跑。可能是他先跑到重庆,然后又去了香港,然后跑到香港也危险了之后,他又把危,托,可能病危的萧红托给了骆宾基,なんとか逃げよう。然后就反正就不管怎么样,都要就是一直在打算......〔「......」の部分は発話せず〕,一直在逃跑的一个男人。 |
危なくなると駱賓基に[つぶやきながら読む]。それから,香港の。それから私はどうして逃げたのか分かりません。彼は先に重慶に逃げたのかもしれません,それからまた香港に行きました,それから香港に逃げても危なくなってから,彼はまた危,託す,危篤の簫紅を駱賓基に託したのかもしれません,なんとか逃げよう。それからいずれにせよどうであれ,ずっと......〔「......」の部分は発話せず〕するつもりでいる,ずっと逃げている男です。 |
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んん。 |
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なんでこんなのと蕭紅は結婚したのか,蕭軍と徹底的にこじれたから仕方なくとしか思えない。 |
なんでこんなのと蕭紅は結婚したのか,蕭軍と徹底的にこじれたから仕方なくとしか[下線部をつぶやきながら読む]。为什么这样还要跟萧红结婚呢?为什么这个男人都这样了?然后萧红,萧红还要和他结婚呢? |
なんでこんなのと蕭紅は結婚したのか,蕭軍と徹底的にこじれたから仕方なくとしか[下線部をつぶやきながら読む]。どうしてこのようにまた簫紅と結婚したかったのか。どうしてこの男はこのようなのか。それから簫紅は,簫紅はまた彼と結婚をしたかったのか。 |
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んん。 |
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にこじ[つぶやく]。然后是,一个可能是因为就是,因为是萧军托付给他[骆宾基のこと]的,所以她也没办法。 |
にこじ[つぶやく]。それから,1つはおそらくなぜならつまり,なぜなら簫軍は彼[駱賓基のこと]に頼んだので,だから彼女も仕方がないです。 |
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んんん。どうしてこのように言ったのですか。 |
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因为它出现了萧军。然后它还出现了「仕方なくしか思えない」。 |
それは簫軍が現れたので。それからそれはまた「仕方なくしか思えない」が現れました。 |
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んんん。 |
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然后「こじ」,「こじれた」。我不知道了什么意思。 |
それから「こじ」,「こじれた」。どういう意味か分かりませんでした。 |
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んん。あなたが思うに,つまり,あなたは彼らが以前知り合いだったと思うのですね。だから,んん。 |
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啊,它前面不是说了嘛,就是, |
あ,それは前でもう言ったじゃないですか,つまり, |
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ああああ。 |
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萧军他把那个[「那个」のあとは聞き取り不能],给「譲り渡す」。 |
簫軍彼はそれを[「それ」のあとは聞き取り不能],に「譲り渡す」。 |
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んん。 |
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このように蕭紅という女性は次から次へ男に頼って生きていくところが私から見ると歯がゆい。 |
可能是这,这应该是这样。としか思えない。このように,という,次から,え,次へ,頼って生きていくところが,から見ても[下線部をつぶやきながら読む]。这样萧红,啊啊,という。啊啊,萧红,像萧红这样的女人一次又一次把自己就是依靠着男人,就是怎么说?就是萧红呢,一次又一次就是完成,就是,啊啊啊,依靠着男人生活让我觉得很,就是很,就是,「牙根痒」怎么说?就是很,很赖,很,很生气。 |
これかもしれません,これはこのようなはずです。としか思えない。このように,という,次から,え,次へ,頼って生きていくところが,から見ても[下線部をつぶやきながら読む]。このように簫紅は,ああ,という。ああ,簫紅,簫紅このような女の人は次々と自分をつまり男の人に頼る,どう言えばいいのか。つまり簫紅は,次々とやり遂げる,つまり,あああ,男の人に頼る生活にとても,とても,つまり,「歯根が痒い」はどう言えばいいのか。とても,ずるい,とても,怒っている。と私は思います。 |
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んん。 |
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いくら子どもの父親とは別れても,それと子どもへの愛情は別物だろうと思うのに,そういう母性愛のかけらもない。 |
いくら子どもの,別れても,それと子どもへの愛情,別物,だろうと思うのに,いくら子どもの,それと子どもへの,そんなに,そういう母性[「ぼしょう」と日本語で発音する]愛のかけらも,もない[下線部をつぶやきながら読む]。不知道。啊啊啊啊,いくら,いくら是「几个」? |
いくら子どもの,別れても,それと子どもへの愛情,別物,だろうと思うのに,いくら子どもの,それと子どもへの,そんなに,そういう母性愛のかけらも,もない[下線部をつぶやきながら読む]。分かりません。ああああ,いくら,いくらは「いくつか」ですか。 |
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んんん。 |
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嗯嗯嗯嗯,这,我不[言いかける],不[言いかける],不太[言いかける],不太能详细地解释。反正大概就是不管和男人,不管和孩子,几个孩子的父亲分别, |
んんんん,これは,私は[言いかける]ない,[言いかける]ない,あまり[言いかける]ない,あまり詳しく説明はできないです。いずれにせよ大体男の人とであろうと,子どもとであろうと,何人かの子供の父親と別れるのは, |
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んんん。 |
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333 |
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啊啊啊啊,就是对孩子的感情也不[言いかける],也不[言いかける],还是不一样。 |
ああああ,つまり子どもに対する感情も[言いかける]ない,も[言いかける]ない,やはり違います。 |
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んんん。 |
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335 |
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但是我不明白。她说对孩子的感情也不一样,那说明应该是跟对她男人的感情。 |
でも,私は分かりません。彼女は子供に対する感情も違うと言っています,それは彼女の男の人の感情のはずだと説明しています。 |
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つまり彼女の男の人に対する感情と彼女の子供に対する感情が違うという意味なんですね。 |
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对。但是这样的话,前面的话我没办法理解了。什么叫那,就为什么还要[言いかける],我不太清楚为什么? |
はい。でも,このようならば,前の話が私は理解しようがないです。何をそれと言うか,どうしてまた[言いかける]をしたいのか,私はどうしてなのか分かりません。 |
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ああ?どうしたの? |
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我不知道,我不知道为什么「不管和几个男人的孩子分别」。 |
私は分かりません,私はどうして「何人かの男の人の子どもと別れようが」なのか分かりません。 |
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んん,んん。 |
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341 |
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啊啊啊啊,啊,哦,哦,哦,是不是不管和几个男人的孩子分别,就是她对孩子的感情还是不变。就不管她和什么男人分别,她对孩子的感情还是,不变了。别物[下線部を日本語で発音する]。 |
ああああ,あ,おお,おお,おお,何人かの男の人の子供と別れようが,彼女の子どもに対する感情はやはり変わらない,ということですね。つまり彼女の子どもに対する感情はやはり変わりません。彼女と男の人とかと別れようが,彼女の子どもに対する感情はやはり,変わらなかった。別物。 |
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うんうん。 |
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そういう母性のかけらもない。 |
そういう母性のかけらもない。 |
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うんうん。 |
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345 |
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かけらもない。不知道。 |
かけらもない。分かりません。 |
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んん。 |
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可能就是,啊啊啊啊,可能是,可能,可能是她说就是本来她可能就本来应该设想是不管她和什么都[言いかける],都和男人分开,她对孩子的感情也不变。但是她连这样的母爱都没有。 |
おそらくつまり,ああああ,おそらく,おそらく,おそらく彼女が言うにはつまりもともと彼女はおそらくもともとは想定をしているはずで彼女は[言いかける]とかと,男の人と別れようが,彼女の子どもに対する感情も変わりません。でも,彼女はこのような母性愛さえもないです。 |
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んん,んん。あなたは,あなたはどうして。あなたは「かけらもない」はどういう意味か分からないのですね。 |
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对。但是我只把它省略就母性,「母性愛もない」。フッ[笑う]。 |
はい。でも,私はそれを母性,「母性愛もない」と省略しただけです。フッ[笑う]。 |
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ああ。つまりここは「かけら」を, |
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嗯嗯。 |
んん。 |
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無視したのですね。 |
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嗯嗯。 |
んん。 |
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ん,はい。 |
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355 |
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嗯,嗯,就一,就是唯一能让我解释这句话的话,要不然我解释不通。 |
ん,ん,一,唯一私にこの言葉を説明させることができるのなら,そうでなければ私は説明の筋が通らないです。 |
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んん。 |
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蕭紅に対して複雑な思いになるのはそういう点だ。 |
に対して複雑な思うになるのは。所以这就是说我[筆者のこと],为什么对萧红感情很复杂。 |
に対して複雑な思うになるのは。だからこれはつまり私[筆者のこと]は,どうして簫紅に対して感情がとても複雑なのか,です。 |
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んん。 |
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359 |
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啊,这样的话,前面就能解释通。因为本来和这个作家,作家很喜欢萧红,但是她[簫紅のこと]又,对她的孩子不好。 |
あ,このようならば,前の説明の筋が通ります。なぜならもともとこの筆者と,筆者は簫紅がとても好きですが,彼女[簫紅のこと]はまた,彼女の子どもに対してよくありません。 |
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んん。 |
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这就那可以解释就好,可以解释这句话。因为它,这样的话我[筆者のこと]对萧红的感情好复杂。 |
それなら説明ができていいです,この言葉を説明できます。なぜならそれは,このようならば私[筆者のこと]は簫紅に対する感情がとても複雑だからです。 |
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んん。 |
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そもそも文学なんかより子どもだろうと私などは思う。 |
そもそも文学なんかより子どもだろうと私など。就本来就是,我认为就是比起文学自己的孩子还是最重要的。嗯,でも[言いかける]。 |
そもそも文学なんかより子どもだろうと私など。もともとはつまり,私は文学より自分の子どものほうがやはりもっと重要だと思う。ん,でも[言いかける]。 |
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364 |
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ん。次,次のはまた次の段落になりますよ。 |
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啊啊。 |
ああ。はい。 |
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分かれていないです。んん。 |
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恋人でも夫でもないのに戦火の香港で蕭紅を見取る年下の青年。 |
恋,恋人でも夫でもないのに,嗯嗯嗯,戦火の[「戦火の」のあとはつぶやきながら読むが聞き取り不能]。死んで,ながら[下線部をつぶやきながら読む。「ながら」のあともつぶやきながら読むが聞き取り不能],たんじゃないか,という[下線部をつぶやきながら読む]。啊啊,就是,然后,就是这个,这个骆宾基,他既不是萧红的恋人,也不是萧红的老公。就是在[言いかける],在[言いかける],然后在萧红已经就是年老,就是年老快要病死的时候在那个丈夫分别在香港。 |
恋,恋人でも夫でもないのに,んんん,戦火の[「戦火の」のあとはつぶやきながら読むが聞き取り不能]。死んで,ながら[下線部をつぶやきながら読む。「ながら」のあともつぶやきながら読むが聞き取り不能],たんじゃないか,という[下線部をつぶやきながら読む]。ああ,つまり,それから,つまりこの,この駱賓基,彼は簫紅の恋人ではなく,また,簫紅の夫でもないです。つまり[言いかける]において,[言いかける]において,それから簫紅がすでに老いて,老いてもうすぐ死ぬ時その夫とは香港で別れました。 |
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368 |
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蕭紅が死んで飴を食べながら泣く演技がとても良くて,実物の駱賓基は『蕭紅伝』しか作品はなく,伝記を書くために蕭紅に近づいたんじゃないか,という意地悪な見方をする人もいるのだが,あの泣くシーンで映画の最後は結構感動する。 |
就是当萧红死了之后他[駱賓基のこと]一边就[言いかける],一边吃着糖,一边哭泣的就是这个演技,就是演技非常地出色。但是呢,但是实际上的骆宾基他只有萧红传记这一部作品,而且他还是为了写这个传记才去接近萧红。就是这样的一种「意地悪」[下線部を日本語で発音する]。啊啊啊,就是这样的就是心不怀好意的,就是这样,以这样一种不怀,就是这样不怀好意地去揣测他的动机的人,虽然也有。 |
つまり簫紅が死んでから彼[駱賓基のこと]は[言いかける]ながら,飴を食べながら,泣きながらのこの演技です,演技がとてもすばらしいです。しかし,しかし,実際の駱賓基彼は簫紅の伝記この作品しかないです。しかも彼はまたこの伝記を書くために簫紅に近づきました。つまりこのようなある種「意地悪」です。あああ,つまりこのような心に好意を抱いていない,このような,このようなある種抱かない,このような好意を抱かずに彼の動機を推測する人です,もいるけれども。 |
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369 |
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んん。 |
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370 |
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この,あの泣くシーンで。但是就是最后,最后这个,这个シーン,就是最后,最后这个,片段还是让人非常地感动。 |
この,あの泣くシーンで。でも,最後に,最後のこの,このシーン,つまり最後の,最後のこの,部分はやはりとても感動しました。 |
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371 |
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んん。 |
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372 |
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しかも,ハルピンが洪水になり,助けを求める蕭紅がふと下を見ると,本当は舟に乗ったおじさんを見つけるというシーンが,最後は飴を食べて10年後の香港の駱賓基を見つけるというシーンに変わっていて,この夭折した不幸な女性作家が最後に救われたように描かれているのはアン・
ホイの女性らしい心遣いをを感じて後味が良かった。 |
しかも,ハルピンが洪水になり,助けを求める,がふと下を見ると、本当は舟に乗ったおじさん,が,で[下線部をつぶやきながら読む]。但是哈尔滨洪水的时候,然后ふと下を見ると,本当に,は,舟に乗ったおじさんを見つける。不知道。可能是就是她在[言いかける],萧红在哈尔滨的时候遇到了洪水,然后她在求助的时候,她遇到,其实,然后不知道。「ふと下?を見る」不知道。她呢,看到了什么?之后,然后她发现了那个乘舟的一个おじさん。啊啊,不知道。但应该是一个很,很让人感动的一个シーン。我不知道。 |
しかも,ハルピンが洪水になり,助けを求める,がふと下を見ると、本当は舟に乗ったおじさん,が,で[下線部をつぶやきながら読む]。しかし,ハルピンが洪水の時に,それからふと下を見ると,本当に,は,舟に乗ったおじさんを見つける。分かりません。おそらくつまり彼女は[言いかける]において,簫紅はハルピンに居た時に洪水に遭って,それから彼女が助けを求めている時に,彼女は遭いました,実際は,それから分かりません。「ふと下?を見る」分かりません。彼女は,何を見たのか?の後,そして,彼女はその舟に乗ったおじさんを見つけました。ああ,分かりません。でも,とても,とても感動するシーン,のはずです。分かりません。 |
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373 |
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ああ,私は聞いて分かりません。あなたのその話の言い方が。 |
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374 |
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就是前面我都懂到[言いかける]。到这个, |
前は私は[言いかける]まで皆分かります。この, |
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んん。 |
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376 |
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萧红我在都懂。 |
簫紅までは皆分かっています。 |
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377 |
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んん。 |
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378 |
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然后「ふと下」我不知道什么意思。 |
それから「ふと下」はどういう意味か分かりません。 |
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379 |
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んん。 |
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380 |
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然后,「本当に」这句话我也懂。 |
それから,「本当に」[「本当は」を読み間違える]この言葉は私も分かります。 |
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んん。 |
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382 |
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本当に,舟に乗ったおじさんを見つける。然后但是因为这个「ふと下」我不懂,所以这句话我就还连不起来。 |
本当に,舟に乗ったおじさんを見つける。それからでも,この「ふと下」が分からないので,だからこの言葉はまだつながりません。 |
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383 |
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んん。 |
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384 |
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啊,先看后面吧。 |
あ,先に後ろを見ましょう。 |
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385 |
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んん。 |
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386 |
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最後に,飴を食べて十。最后一边最后吃着糖再十年后和骆宾,找到骆宾基,骆,骆宾基,シーンに変わっていって。啊啊啊啊[気づく]。然后她[アン・ホイのこと]一拍把这个シーン改成了最后一边吃着糖了,然后再十年后见到骆宾基。然后本来是要拍,就是那おじさん那个シーン,但是她后来改成了一边就吃着糖,然后再十年之后在香港和骆宾基相会。 |
最後に,飴を食べて10。最後に最後に飴を食べながらそれから10年後に駱賓,駱賓基を見つけて,駱,駱賓基,シーンに変わっていって。ああああ[気づく]。それから彼女[アン・ホイのこと]は撮影するとこのシーンを最後は飴を食べながら,そして,10年後に駱賓基を見つける,のに変えました。そして,もともと撮影したかったのは,そのおじさんそのシーンですが,彼女は後で飴を食べながら,そして,10年後に香港で駱賓基に出会う,のに変えました。 |
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つまり,つまり,彼女[アン・ホイのこと]はもともと撮影計画があったのかもしれない。 |
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对,对,对。 |
はい,はい,はい。 |
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それからそのシーンが撮りたかった。そして,またあとでこのシーンを撮影したという意味なのですね。 |
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对。对,对,对。 |
はい。はい,はい,はい。 |
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んん。 |
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我觉得可能是因为就是他[駱賓基のこと]之前那个他吃糖,那个吃糖的死,她[簫紅のこと]在死的时候,那个骆宾基吃糖。为了呼应这个シーン,或者, |
私が思うのはおそらく彼[駱賓基のこと]は以前その彼は飴を食べて,その飴を食べたのが死ぬ,彼女[簫紅のこと]が死んだ時に,その駱賓基が飴を食べたので。このシーンを呼応するために,あるいは, |
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んん。 |
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就为了定为,可能一种是,一种效果。 |
ある種の,ある種の効果,を決めるため,かもしれません。 |
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んん。 |
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但是这个那个おじさん,那个シーン可能还是真实的。 |
でも,このそのおじさん,そのシーンはやはり真実かもしれません。 |
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んん。 |
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就是但这个不是。我是这样猜的。 |
でも,これはそうではないです。私はこのように推測しました。 |
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んん。 |
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作家が,最後に救われた,描くのは。啊啊[気づく],就是这样就本来是她[簫紅のこと]是这样的一个已经夭折的一个不,命,就是不幸的女作家,但是最后还是把她,让他活下来。这样描写的是那个アン・ホイ。就是这个导演。还是-这个。 |
作家が,最後に救われた,描くのは。ああ[気づく],つまりこのようなもともとは彼女[簫紅のこと]はこのようなすでに死んだようなもので,命,つまり不幸な女作家ですが,最後はやはり彼女を,彼女を生かしました。このように描いたのはそのアン・ホイです。つまりこの監督です。やはりーこの。 |
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つまりこの劇の中では簫紅は死んでいないに等しい。 |
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对。 |
はい。 |
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はい。少なくとも彼女の死は直接描いていない。 |
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对。 |
はい。 |
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はい。 |
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还是描写她[「她」のあとは聞き取り不能]。 |
やはり彼女を[「彼女」のあとは聞き取り不能]描きました。 |
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うん。 |
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然后还是说这个アン・ホイ这个导演的她的还是感,感上她的,还是就疑似女人就女心[下線部を「おんなごころ」と日本語で発音する],还是就像能感受到她还是个女人,就心里还是有柔软。 |
それからやはりこのアン・ホイこの監督の彼女のやはり彼女の,やはり女つまり女心かもしれないのを感,感じて,やはり彼女はやはり女だと感じることができたようで,心にやはりしなやかなものがあります。 |
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この監督は女だと思いますか。 |
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啊,女性[下線部を「じょせい」と日本語で発音する]。啊,不一定。女性らしい。也不一定她又说女的吧。 |
あ,女性。あ,定かでないです。女性らしい。彼女がまた女だと言っているとは限らないでしょう。 |
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んん。 |
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但是她至少内心就是,就是很柔软的。就是。 |
でも,彼女は少なくとも心の中は,とてもしなやかです。つまり。 |
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つまりあなたは彼女[アン・ホイのこと]が男か女か分からない。 |
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嗯嗯。 |
んん。 |
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でも,あなたは少なくとも彼女はある種女性の温かみがあると思うのですね。 |
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嗯嗯嗯嗯,嗯嗯。 |
んんんん,んん。 |
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ん,はい,ありがとうございました。 |
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