ID:L-KR0026
データ収集日:2022年6月15日
聞いた素材:模擬授業 哲学専攻「木がみどりに見えるのは,木がみどりだからだ,は本当か」(黒崎政男,東京女子大学,2021)
https://www.youtube.com/watch?v=Qs8KN2eEMEM
行番号 聞いた素材 協力者の発話内容 データ収集者の発話内容 備考
日本語訳
1 実は,これわたくしが今から, 사실은 이건 지금 부터 제가 実はこれは今から私が    
2 えー10分くらいもうお話しすると, 이건 제가 십분 정도 말하면 これは私が10分ぐらい話すと    
3 えー,あ,本当じゃないって, 아, 진짜가 아니었구나 あー,本当じゃなかったんだな    
4 あの, わか,わかると思いますけれども, 알지도 모르겠습니다만 わかるかもしれませんが    
5 これがあの哲学的にものを, 이것이, 뭐, 철학적으로 물건을 これが,まあ,哲学的にものを    
6 なんかこう,当たり前と思ってること, 당연하다고 생각하는 것을  当然だと思うことを    
7 あの疑ってみるっていうか,じっくり考えなおしてみるっていう 의심하는, 그리고 다시 생각하는 疑う,そして再び考える    
8 ことの,まあいいヒントになりますので, 그런 것이 좋은 힌트가 될 것이기에  そんなことがいいヒントになるので    
9 ちょっとこの問題を考えてみたいと思います。 이런 문제를 다시 생각해 보자고 생각합니다. こんな問題を再び考えてみようと思います。    
10       すみません,先生はなぜこの問題を考えたいと思ったんですか。  
11   아, 평소에, 우리가 당연하다고 생각하는, 그런 것들을 다시 의심하고 다시 생각을 하는 것이, 철학적으로, 철학적으로 뭔가를 바라보는 방법이기에, 이런 것들을 다시 생각해 봐야 되니까라고 해야 되나? 응... あー,普段,私たちが当然だと思う,そんなことを再び疑って再び考えることが,哲学的に,哲学的になにかを眺める方法なので,こんなことを再び考えてみなければならないからと言えばいいのかな?うーん…    
12 みなさんもちろん木がみどりに見えるのは 여러분 물론 나무가 초록색으로 보이는 것은  みなさんもちろん木がみどりに見えるのは    
13 木がみどりだからだと思ってますよね。 나무가 녹색이라고 생각하기 때문이죠? 木がみどりだと思うからですよね?    
14 思ってますよね。あの木がみどりに見えるのは, 그렇죠? 나무가 녹색으로 보이는 것은 そうですよね?木がみどりに見えるのは    
15 木が黄色じゃないからみどりに見えると, 나무가 금색이 아니니까 녹색으로 보인다, 그런 木が金色ではないからみどりに見える,そんな    
16 まあ当然,あのだれでも思ってて,これ当たり前だと, 그건 뭐, 당연, 누구라도 그렇게 생각하는 것, そんなまあ,当然,だれでもそう思うこと,    
17 まあ哲学っていうのは今も言ったように,当たり前と思っていることも 뭐, 철학적으로는 이게 당연하다고 생각하는 것도 まあ,哲学的にこれが当然だと思うことも    
18 疑ってみるっていうふうな 의심한다, 이런 것 같은 疑う,このような    
19 ことですけども,えーと, 것입니다만, 어, 그 ことですが,えー,その    
20 たとえばですね,私があの,えーまあもうこう,いろいろ疲れちゃったなあ,あの 예를 들면 뭐, 제가, 뭐, 여러가지 지쳐버렸다 たとえばまあ,私が,まあ,いろいろ疲れてしまった    
21 コロナのこともあって疲れた,あ,こう,あの高原に行こう 뭐, 코로나에 많이 지쳐버렸다, 공원에 가자, 그런 まあ,コロナにとても疲れてしまった,公園に行こう,そんな    
22 とか思ってですね,あの,犬を連れて静かな高原を散歩に行ったとします。 그래서 개를 데리고 조용한 공원을 산책 갔다고 생각해 보자. だから犬を連れて静かな公園を散歩に行ったと考えてみよう。    
23 ちょっと女性の絵になってますけど,一応,あの私が行ったことになって。 그림은 여성이지만, 일단 제가 있다고 하고 絵は女性ですが,とりあえず私がいるとして    
24 そうするとですね,もう都会の喧騒とは違って, 도시 감상과 다르게  都市の感想と違って    
25 あー高原はとっても静かで,あー木がみどりでいいなあ,最高だなあと,こう, 도시와 달리 공원은 정말 조용하고 나무도 녹색이고 정말 최고구나 都市と違って公園は本当に静かで木もみどりで本当に最高だな    
26 思うわけですよ。 생각하게 되는 것입니다. 思うことになるんです。    
27 それでこの隣にいる,まあポチかなんかに,なあポチ,高原って, 공원 옆에, 옆에 있는 포치라던가한테, 포치, 공원은, 公園の隣に,隣にいるポチとかいうのに,公園は,    
28       ポチってなんだと思いますか。想像でいいので教えてください。  
29   산책하는 개 이름이겠죠. 散歩する犬の名前でしょうね。    
30 あのいいなあ,木が,みどりで,静かで最高だよなあって 나무가 녹색이고 조용하고 최고구나 같은 木がみどりで静かで最高だなというような    
31 言うと,なんかこのポチはですね,ブー,ブーとか言うんですよ。 뭐, 옆에 있는 포치는 왕왕하고 말하죠.  まあ,隣にいるポチはワンワンと言います。    
32 で,え,なんでって言うと,まあ本当はその犬と人間がしゃべれるかどうかはわかりませんが,しゃべれたとするとですね, 실은 인간과 잘 말하는지 잘 모르겠습니다만, 말했다고 생각하면 実は人間とよく話せるのかわかりませんが,話したと考えると    
33 あのポチはですね,えっ,木はみどりじゃない,ブー,灰色だ,とか言うんですよ。 포치는, 어, 나무는 녹색이 아니야, 회색이야, 라고 말하는 거에요. ポチは,えー,木はみどりじゃないよ,灰色だよ,と言うんです。    
34 はあ?とかって,えー,いうことになりますけどもですね, 하?하고 말하게 되는 겁니다만 は?と言うことになるのですが    
35 あの,我々あの,いろんな物事振動してますけども, 에, 그, 우리들 다양한 것이 진동하고 있습니다만  えー,その,私たち多様なものが振動していますが    
36 えー,たとえばなんかこう振動してですね,ここはまったく振動してない場合, [聞き取り不能]전혀 진동을 하지 않고 있고 [聞き取り不能]全然振動をしていないでいて    
37 こっからなんか振動しはじめてですね,ここ20,1秒間に20回ぐらい振動すると, 여기서 뭔가 진동하고 있고, 이십회 정도 진동을 하고 있다고 보면은 ここでなにか振動していて,20回ぐらい振動をしていると見ると    
38 これが低音でブーンとかって。で,せ,あの,これ音だとするとですね,えー,それで, 소리가 났다고 보면요 音がしたと見るとですね    
39       その図で先生はなにを説明したかったと思いますか。  
40   응, 소리라고 말한 것도 그렇고, 저기 헬츠라고 적어 놓은 것도 그렇고, 소리가 진동을 하는 회수를 말한 것 같습니다. うーん,音と言ったこともそうだし,そこにヘルツと書いてあることもそうだし,音が振動をする回数を言っていると思います。    
41 あの,NHKの時報,ポッポッポッポーとかいうのは,440ヘルツ,ぐらい。 저, 그, NHK 포포포 하는 것은 사백사십 헬츠 あの,その,NHKのポポポというのは440ヘルツ    
42       NHKのポッポッポーってなんだと思いますか。  
43   어, NHK가 방송하는 것의 방송 주파수? えー,NHKが放送するものの放送周波数?    
44 それで人間はだいたい2万,2万ヘルツぐらいまでは音として聞こえるとか, 인간은 보통 이만 헬츠까지 수리로서 들을 수 있다 人間は普通2万ヘルツまで音として聞くことができる    
45 まあこういうふうに,言われます。ここを人間は音として聞く。 라고 보통 말하고, 여기를 인간에 소리라고 하고 と普通言って,ここを人間の音として    
46 で,もうずっと上のほうに行きますとですね, 이걸 죽 위로 가면 말이죠 これをずっと上に行くとですね    
47 ある,こう振動があって,これがたとえばですけど,3700オングストロームから, 예를 들면 삼천칠백 옹핼츠하고 たとえば3700オングヘルツと    
48 たとえば8700オングストロームとか, 이 쪽은 팔쳔칠백 옹스트롬 こちらは8700オングストローム    
49 ここを我々,なんか色として感じる, 여기를 우리들은 색으로서 느낀다 ここを私たちは色として感じる    
50 範囲なんですね。で,えーと, 범위, 범위인 거죠. 그, 範囲,範囲なんです。その,    
51 この,あ,この,ここで言うと,木がみどりだって言うと,ウー,違う,木は灰色だってポチは吠えるわけです。 [笑う]여기는, 응, 달라, 나무는 회색이야, 라고 포치는 말하죠. [笑う]ここは,うーん,違う,木は灰色だよ,とポチは言います。    
52 で,この人間はここを,色として識別するんですけど, 인간은 여기를 색으로서 식별하지만 人間はここを色として識別しますが    
53 どうもその,犬はですね,そのー,こう広くなくてですね, 아무래도 개는 말이죠, 그, 넓게가 아니라 どうも犬はですね,その,広くなくて    
54       なにが広くないんですか。  
55   어, 색을 식별할 수 있는 범위가 인간 보다 넓지 않다라는 것인 것 같습니다. えー,色を識別できる範囲が人間より広くないということだと思います。    
56 こ,このぐらいしか見えないらしいと言われている。 이 정도 밖에 보이지 않다고 말해져 있습니다. このぐらいしか見えないと言われています。    
57 たとえば牛もそうですけれども,あの闘牛でこんなことをやって,あの赤いきれであの,あれは牛が興奮するんだって言うけど, 예를 들면 소도 그렇습니다만, 빨간 것을 보고 소가 흥분한다, 그런 것을  たとえば牛もそうですが,赤いものを見て牛が興奮する,そういうことを    
58 どうも牛には灰色かなんかに,我々で言う灰色に見えてて,赤で興奮しているのは人間らしいんですけども, 소에게는 이게 회색, 회색으로 보이고, 빨간 색으로 보이, 빨간 색으로 흥분하는 건 인간입니다만 牛にはこれが灰色,灰色に見えて,赤に見え,赤に興奮するのは人間ですが    
59       結局先生は牛の話でなにを言いたかったんですかね。  
60   개나 소 같은 동물들이 시각이 우리 인간들이랑 다르다 犬や牛のような動物が視覚が私たち人間と違う    
61 っていうふうに,どうも違う,見えかたが違う,らしい 아무래도, 그, 보이는 방식이 다른 것 같다고 どうも,その,見えかたが違うようだと    
62 ということはわかってるんですね。 이란 건 알고 있는 거죠. ということはわかっているんです。    
63 えーちなみにですね, ここはなんだか知ってますか。 참고로 말이죠, 여기는 뭔지 알아요? 参考にですね,ここはなにかわかりますか。    
64 この一番,見えるのの一番上ってここなに,何色だかわかります? 그, 보이는 것의 맨 위 쪽에 있는, 이거 뭔지 아시나요? その,見えるものの一番上のほうにある,これなにかおわかりになりますか。    
65 えっとですね,ここはですね, 그러니까 말이죠, 여기는 말이죠. だからですね,ここはですね。    
66 なんて言うかっていうと,UV。 여기는 말이죠, UV ここはですね,UV    
67 UVっていうのはこれ,ウルトラバイオレット。 UV라는 거는 울트라바이올렛 UVというのはウルトラバイオレット    
68 バイオレットを越してる。紫外線ですね。 바이올렛을 넘어서, 자외선이란 말이죠.  バイオレットをえて,紫外線ということですね。    
69 ここ紫外線ってことは我々ギリギリで見えてるのは,ここ,み,一番細かい振動がこれ, 자외선이란 건 우리가 아슬아슬하게 보이는 것은 이 쪽의 세세한 진동인 부분이죠. 紫外線というのは私たちがぎりぎり見えるものはこっちの細かい振動の部分ですね。    
70 紫。一番下,じゃこれは。 보라색인 거죠. 그리고 가장 밑의 이 부분은  紫ですね。そして一番下のこの部分は    
71 ここはなんだかわかりますか。 여기는 뭔지 아세요? ここはなにかおわかりになりますか。    
72 ここが紫外線なんだから,こっちは,赤外線。 이 쪽이 자외선이니까 이 쪽은 적외선 こちらが紫外線だからこちらは赤外線    
73 IRですよね。えーと,ここが赤なんですね。一番振動が低いの。 IR, IR이죠. 여기가 빨간색, 진동의 가장 적은 부분이죠.  IR, IRですね。ここが赤,振動の一番少ない部分ですね。    
74 その外はIR。インフラレッド。 그 바깥 쪽에 IR. 인프라레드. その外側にIR。インフラレッド。    
75 えー,レッドの下,インフラって下って意味ですからインフラレッド。 「赤の」,빨간색의 밑. 인프라가 밑이라는 뜻이기 때문에. 「赤の」,赤の下。インフラが下という意味ですから。    
76 これはウルトラ,越えてるっていうことですね。バイオレットを越えてるからUV,こっちはIR, UV. 울트라가 넘다라는 뜻이니까 울트라바이올렛. 이 쪽이 IR인 거죠. UV。ウルトラがえるという意味ですからバイオレット。こちらがIRですね。    
77 我々はIRもUVも色としては見えないですよね。 우리들로서는 IRUV도 보이지 않는 거죠. 私たちとしてはIRもUVも見えないものですよね。    
78 だから,あのー,今日はUV指数が4ですとか3とかっていうのを聞いて,あ今日はUVが多いんだってわかるけど,直接我々は見えない, 어, 오늘 UV 지수가 삼인가 사인가 듣고 오늘 자외선이 세구나라는 거를 알지만 우리가 직접 눈으로 보는 것은, 알 수 가, 눈으로는 알 수가 없죠. えー,今日UV指数が3だか4だか聞いて今日紫外線が強いんだなということを知りますが私たちが直接目で見ることは,知ることが,目では知ることができませんね。    
79 っていうように,どうも犬もですね,この我々が紫に見えているのは, 이런 것 처럼 말이죠, 개에 있어서도 우리들에게, 그, 보라색으로 보이는 이 부분, このことのようにですね,犬にとっても私たちに,その,紫に見えるこの部分,    
80 たとえば見えなくて赤も見えなくて,その間しか見えないんで,木の色,木を見るとですね, 보라색도 보이지 않고 빨간색도 보이지 않고 우리가 녹색으로 보이는 나무도 말이죠, 紫も見えないし赤も見えないし私たちがみどりに見える木もですね,    
81 灰色に見える。 회색으로 보인다. 灰色に見える。    
82 そうすると我々は,あー,この犬ってかわいそうだな,本当は木はみどりなのに 그리고 우리들은, 아, 이 개 정말 불쌍하다, 사실은 녹색인데 そして私たちは,あー,この犬本当にかわいそうだ,本当はみどりなのに    
83 灰色にしか見えないんだって,まあ普通思うわけですよね。 회색으로 밖에 보이지 않는다, 보통 이렇게 생각하죠. 灰色にしか見えないのだ,普通こう思いますね。    
84 で,なるほどと。でさっきのこう,静かなんで,我々は, 뭐, 그렇구나, 뭐, 아까 그 조용한 곳에서 우리들은 まあ,そうなんだね,まあ,さっきあの静かなところで私たちは    
85 あーかわいそうって,このポチには灰色にしか見えないのか,みどりで静かでいいのになあと。 그렇구나, 포치에게는 이것이 회색으로 밖에 보이지 않는다, 불쌍하다, 이렇게나 조용하고 녹색인데. そうなんだね,ポチにはこれが灰色にしか見えないのだ,かわいそう,こんなに静かでみどりなのに。    
86 ところがですね,ポチはですね, 그러나인 말이죠, 포치는 말이죠, しかしですね,ポチはですね,    
87 なんか高原はうるさいとか,言いはじめるんですよね。 뭔가, 공해? 가 시끄럽다고 부터 시작하는 거죠. なんか,公害?がうるさいと言いはじめるんです。    
88 えっ,静かなのにって言うと,犬笛ってご存知ですか。 엣, 이렇게 조용한데, 라고 말하죠. 그, 개 소리라고 아시나요? えっ,こんなに静かなのに,と言います。その,犬声というのをご存知ですか。    
89       最初,静かなのにと言っていたのは,どこが静かなんですか。  
90   개하고 주인하고 같이 산책하고 있는 공원이죠. 犬と主人といっしょに散歩している公園ですよね。    
91       先生はなにか絵を描いていますが,これはなんだと思いますか。  
92   아마도, 개, 개 소리라고, 개 소리라는 것에 대해서 설명을 시작할 때 그거에 관한 그림이 아닌가… たぶん,犬,犬声という,犬声というものについて説明を始めるときそれに関する絵じゃないか…    
93 あの,こういうなんか笛があってですね,人間には聞こえないけど犬だけに聞こえるっていう 그, 이런, 피리가 있죠. 인간에게는 들리지 않지만 개에겐 들리는 그런 その,こういう,笛がありますよね。人間には聞こえませんが犬には聞こえるそんな    
94       今のあの絵はなんだと思いますか。  
95   개한태만 들리는 특수한 피리죠. 犬にだけ聞こえる特殊な笛ですね。    
96       笛の絵ということですね。  
97   네. はい。    
98 そういう笛が存在してる。 그런 피리가 존재한다. そんな笛が存在する。    
99 でこれをここで吹くと,人間はなんにも聞こえないけど,犬にはキャンキャンキャンキャン聞こえる。 여기서 불었다고 하면은 인간에게는 들리지 않지만 개에는 들리는 거죠. ここで吹いたとすると人間には聞こえませんが犬には聞こえるんですね。    
100 で,この高原で間違ってですね,子どもかなんかが犬笛を拾ってですね,これでピーピーピーピーやってたとする。そうすると, 공원에서 어린 아이가 이 피리를 주워서 삐삐삐하고 불고 있다. 그러면은, 公園でこんな子どもがこの笛を拾ってピピピと吹いている。そうすると,    
101 私は,高原はみどりで静かなんですけど,ワンちゃんにとっては,高原はやかましくて灰色なんですよ。  우리들에게 있어서는 공원은 녹색이고 조용한 곳이지만 이 강아지에게 있어서는 참 시끄럽고 회색인 것이죠. 私たちにとっては公園はみどりで静かなところですがこの犬にとってはとてもうるさくて灰色なのです。    
102  どっちが本当の世界を見てるっていうことになるでしょうか。 어느 쪽이 진짜 세계를 보고 있는 것이 될까요? そちらが本当の世界を見ていることになるでしょうか。    
103       ちょっと前ですが,笛の話になる前に,公害って言ってくれたんだけど,公害って今の話とどういう関係があったんですか。  
104   그거는, 아까, 그냥 제가 잘못들은 게 아닌가 싶어요. 연결이 안되니까, 아마, 공해 쪽이 잘못이 아니었나 싶네요. それは,さっき,ただ私が聞き間違えたのではないかと思います。繋がらないので,たぶん,公害のほうが間違いだったのではないかと思います。    
105       なにと間違えたか覚えていますか。  
106   그, 개 시점으로 보면은, 공해가, 재가 아까 잘못들은 그대로 말하자면, 공해는 시끄럽다하는, 공원은 시끄럽구나라고 하는 것 부터 시작된 이 부분을 잘못들은 것 같습니다.   その,犬の視点で見ると,公害が,私がさっき聞き間違えたそのまま言うと,公害はうるさいという,公園はうるさいなということから始まったこの部分を聞き間違えたと思います。    
107       うるさいということから公害につながったんですね。  
108   네. はい。    
109 これあのさっきも言いましたけど,この可視光線が我々人間にとって見える範囲はこのぐらいで, 아까도 말한 것이지만, 가시광선은 우리 인간에게 보이는 부분을 이렇게 나타낸 것입니다. さっきも言ったことですが,可視光線は私たち人間に見える部分をこう表わしたものです。    
110 で外は赤外線と紫外線,こっち高いほうですね。 그리고 바깥 쪽은 자외선과 적외선, 이 쪽이 높은 쪽이죠. そして外側は紫外線と赤外線,こちらが高いほうですね。    
111 ところがあの,ミツバチとかいうのは,どうもえーと紫外線だったかな,が 그런데 말이죠, 그, 꿀벌이 말이죠, 아무래도, 자외선 쪽이었던가? でもですね,その,ミツバチがですね,どうも,紫外線のほうだったかな?    
112 見えるらしくて,あのお花がこう咲いてますよね。それで 보이는 것 같단 말이죠. 그, 꽃이 이렇게 피어 있단 말이죠. 見えるようなんですよね。その,花がこう咲いていますよね。    
113 我々にとってはおんなじ色にしか見えないのに,こっちなんか熟してくると, 우리들한테 있어서는 똑같이 빡에 보이지 않는데, 이렇게,  私たちにとっては同じにしか見えないのに,こう,    
114 し,紫外線かなんか出すらしいんですよ。そうするとそれを目当てに 뭔가, 자외선으로 내는 것 같죠. 그걸 이렇게,  なんか,紫外線から出すようなんです。それをこう,    
115 ミツバチかなんかはそっちにひゅっと行くんですよ。 꿀벌은 그 쪽으로 가는 거, 가는 겁니다. ミツバチはそっちのほうに行く,行くんです。    
116 我々にとってはおんなじ色,おんなじにしか見えてないのが,たとえば紫外線が見えるという,赤外線が見えるとなると, 우리들한테 있어서는 똑같은 색으로 밖에 안보이는데, 자외선, 적외선이 보인다 치면은 私たちにとっては同じ色にしか見えないのに,紫外線,紫外線が見えるとすると    
117 別の色に見えてる, 다른 색으로 보이는 거죠. ほかの色に見えるんですよね。    
118       先生はミツバチの話でなにを言いたかったんですか。  
119   아까, 개의 이야기에서는 우리한테 보이는 것이, 그, 개한테는 보이지는 않았지만, 이번에는 우리한테 안보이는 것이 꿀벌에겐 보이는, 그런 색도 있다… さっき,犬の話では私たちに見えるものが,その,犬には見えませんでしたが,今度は私たちに見えないものがミツバチには見える,そんな色もある…    
120 ってことになるわけですよね。そうすると,うん?我々は自分で見てる世界が,世界そのものだと思ってるわけだけど, 그렇게 되면 말이죠, 우리들에게는, 우리들이 보고 있는 것이 세계라고 생각하고 있는 건데, そうなるとですね,私たちには,私たちが見ているものが世界だと思っているんですが,    
121 もしかしたら,我々の制限や我々の都合によって世界が,みどりに見えたり,静かだったりしてんじゃないの?みたいな, 그런데, 우리들이, [4秒間無言。우리들이, 그, 내가 제한을 보고서 녹색으로 보인다던가 조용해 들린다던가 하는 게 말인가? でも,私たちが,[4秒間無言]私たちが,その,私が制限を見てみどりに見えるとか静かに聞こえるとかしているということなのか    
122 感じがしてきますよね。 그런 느낌이 들기 시작하죠. そんな感じがしはじめますよね。    
123 で,ここにですね,宇宙から,あのたとえば, 여기에 말이죠, 우주로 부터, 예를 들면, ここにですね,宇宙から,たとえば,    
124 えー,火星人がやってきたりする。 화성인이 찾아 왔다고 하죠. 火星人がやってきたとしましょう。    
125 ちょっと毛が生えてるかも。で地球にやってくると,うー地球は,あの,眩しいねとかっていうふうに言う。 지구에 와서, 어, 지구는 눈부시네, 라고 하는  地球に来て,えー,地球は眩しいね,と言う    
126 この,まあもしかしたらこの宇宙人は,紫外線と赤外線が色として見える生物だ,と 화성인은 자외선이랑 적외선이 색으로서 보이는 그런 생물 火星人は紫外線と赤外線が色として見えるそんな生物    
127 仮定しましょう。まあそういうことは不可能じゃないので。ま,火星人がいるってこと自体のほうが不可能ですけども, 그렇다고 가정하자고. 불가능한 것도 아닌데. 화성인이 있단 것이 조금 웃긴 얘기지만요. そう仮定しようと。不可能なことでもないし。火星人がいるということがちょっとおかしい話ですが。    
128 まあ,あの火星人があの,見えると。火星人がですね,IRも見える。 하성인이 보인다, IR도 말이죠. 火星人が見える,IRもですね。    
129 そうするとですね,まず地球に来て言うことは,都市はもうIRでもう眩しくてしょうがないよーとかって。 지구에 왔을 당시에, IR라던가, 엄청 눈부시네, 뭐, 그런 것 같아요. 地球に来た当時,IRとか,すごく眩しいね,まあ,そういうことのようです。    
130 それはどういうことかって言うと,たとえば自動ドアってありますよね,こう前に立つとすっーと開くやつ。 이게 무슨 말이냐면, 그, 예를 들어서, 자외선이 있죠, 자외선으로 감지해서 열리는 그런 것, これがどういうことかと言うと,その,たとえば,紫外線がありますね,紫外線で感知して開くああいうもの,    
131 あれはIRをいつも飛ばしてるわけですよね。 그거는 항상 IR을 날리고 있죠. あれはいつもIRを飛ばしていますよね。    
132 それで人間がそこ行くとそれを遮るんで,それを感知して開く。 인간이 지나가면 그, IR이 가려지게 되니까 그걸 감지해서 열린다 人間が通るとその,IRが遮られることになるのでそれを感知して開く    
133 我々はIR,つまり赤外線が色として見えないんで,全然眩しくもなんでもないですけど,それ色として見えてる人,うわ,眩しい,もう, 우리들은 자외선라던가 IR라던가 눈에, IR이라는 것은 색으로 볼 수 없으니까 눈부시다던가 그런 건 느끼진 못하지만, 자외선을 색으로서 감지하는 사람은, 와, 눈부셔, 하는  私たちは紫外線とかIRとか目に,IRというのは色として見ることができないから眩しいとかそういうことは感じることができませんが,紫外線を色として感知する人は,わあ,眩しい,と    
134 あの昔よくあの,怪盗ルパンとかなんか映画でですね,こう,宝石があってですね,そこにこう, 그, 옛날 영화죠, 그, 해외 영화인가, 그런 데에서, 그, 석판이 있단 말이죠. その,昔の映画でしょう,その,海外かな,そんなところで,その,石板があるんですよね。    
135 センサーがビーっとなってそれをくぐりぬけながら,こう盗むっていうのがありましたけど, 그, 센서 같은 것이, 삐 나와서, 그거를 피해 가면서 그걸 흠쳐냈다, 그런 내용의 영화가 있었단 말이죠.  その,センサーのようなものが,ピーっと出てきて,それを避けていきながらそれを盗みだした,そういう内容の映画があったんですよね。    
136       今ここまで聞いてみて,なんの映画かわかりますか。  
137   어, 미션 임파서블? えー,ミッションインポッシブル?    
138       どうしてそう推測したんですか。  
139   음, 저런 식 뭔가, 센서 같은 걸 피해서 흠쳐간다거나 하는 그런 내용이 있긴 하지만, 조금 서양 쪽에는 많이 있긴 하지만, 그 중에서 대표적인 걸 하나 찍은 것 같습니다. 유명한 거를. うーん,そういうふうになんか,センサーのようなものを避けて盗んでいくとかするそういう内容がありはしますが,ちょっと西洋のほうではたくさんありはしますが,その中で代表的なものを1つ選んだのだと思います。有名なものを。    
140 赤外線とか紫外線が見えればそれが可能になるわけですけれども,まあ我々は見えない。だけど, 자외선이라던가 석외선이라던가 그런 게 보이면은 그걸 피해서 가는 게 가능한, 가능할지도 모르겠습니다만, 뭐, 우리들한테는 보이진 않습니다. 紫外線とか赤外線とかそういうものが見えればそれを避けていくことが可能な,可能かもしれませんが,まあ,私たちには見えません。    
141 その,火星人には見えると。すると眩しい。それから,とんでもないこと言うかもしれない。 그렇지만 화성인에게는 그게 보이니까 눈부시다고 느끼게 되는 겁니다. 그리고 터무니없는 소리를 할지도 모르겠습니다. しかし火星人にはそれが見えるので眩しいと感じることになるのです。そしてとんでもないことを言うかもしれません。    
142       なぜ火星人はまぶしいと思っているんですか。  
143   우리 인간한테는 보이지 않는 자외선이라던가 적외선이라던가 그런 것들이, 사람한테는, 우리들한테는 보이지 않으니까 눈부시다고 생각하지도 않는 것들, 만약 화성인이 있다고 치고, 그리고 그 화성인한테 자외선과 적외선 같은 것들이 전부 눈에 보이기 시작, 눈에 보인다 치면은, 우리들한테 안보이는 것들이 보이게 되는 거니까, 그런 것들 전부 생각해 가지고 눈부시다고 생각하게 되는 게 아닌가 싶어서. 私たち人間にとっては見えない紫外線とか赤外線とかそういうものが,人には,私たちには見えないので眩しいと思いもしないもの,もし火星人がいるとして,そしてその火星人に紫外線と赤外線のようなものが全部目に見えはじめ,目に見えるとすると,私たちに見えないものが見えるようになるので,そういうもの全部考えて眩しいと思うようになるのではないかと思って。    
144       自動ドアの話はそれとどういう関係があったんですかね。  
145   그러니까, 외계, 화성인들이, 눈부시다고 느끼는 요인중 하나가 바로 그 자동문으로, 자동문은 항상 자외선을 쏘았는데 우리는 그게 안보이니까 그 자외선이 비춰도 우리는 부이는 게 없으니까 눈부시다고 생각하지는 않는데 화성인들이 만약 지구에 와가지고 자동문의 가까이에 가면은, 갑자기 자외선이 자기 눈 앞으로 쏘아지니까 그것도 눈부시다고 생각하는 요소가 되지 않을까. だから,宇宙,火星人たちが,眩しいと感じる要因中の1つがまさにその自動ドアで,自動ドアはいつも紫外線を放っているのですが私たちはそれが見えないので眩しいと思いはしないのですが火星人たちがもし地球に来て自動ドアの近くに行ったら,急に紫外線が自分の目の前に放たれるのでそれも眩しいと思う要素になるのではないか。    
146       自動ドアを見て火星人がまぶしいと思うということですね。  
147   네. はい。    
148 地球が美しいのはあのUV焼けが,午前11時ごろのUV焼けが,ものすごい地球はきれいだよね,とか。 지구가 아름답다고 하는 거는 오후 다섯시쯤 UV가 엄청 예뻐서, 지구가 예쁘구나라고 하는 것은 地球が美しいというのは午後5時ごろUVがとてもきれいで,地球はきれいだなというのは    
149 はあ?みたいな。そ,UV焼けってなんだ,ほらあの東の空になんかほらUV色のさ,虹みたいなのがかかるじゃん,だいたい 뭐? UV경치가 뭔데? 그, 왜 있잖아, 그 해 쪽을 보면 UV색으로 빛나는 그런 것들이 있잖아. なに?UV景色ってなに?あの,ほら,あの太陽のほうを見たらUV色に光るああいうのがあるじゃん。    
150 晴れてる日は11時ごろに午前とか。はあ?みたいな。地球にあるのは夕焼けだけです。朝焼けもたまにあるけど夕焼けしかなくて,それはそのオレンジです,みたいな。 오전 열한시라던가 그 쯤 보이는 것들이 있잖아. 뭐? 지구 야경이는, 어, 지구 야경이는, 음, 석양 쪽 밖에 없어. 각각 다른 것도 있긴 하지만 석양, 석양 밖에 없거든, 오렌지색의 석양 쪽 밖에 없어.   午前11時とかそのころ見えるのがあるじゃない。なに?地球の夜景は,えー,地球の夜景は,うーん,夕陽,夕陽しかないからね,オレンジ色の夕陽しかないよ。    
151 我々が火星人に言うと,火星人は,あ,かわいそうに,地球人にはあの美しいUV焼けが見えないのか,本当にきれいなのに,地球の最大のドラマだよね,あれ毎日,とか言うかもしれない。 우리가 그렇게 말하면은, 화성인들이, 뭐, 지구인은 정말 불쌍하네, 저 예쁜 UV, UV야경이 보이지 않는다니, UV야경이 지구 최대 드라마아니야, 뭐, 이런식으로 할지도 모릅니다. 私たちがそう言うと,火星人たちが,まあ,地球人は本当にかわいそうだね,あのきれいなUV,UV夜景が見えないなんて,UV夜景が地球最大のドラマじゃないか,まあ,こんなふうに言うかもしれません。    
152 [笑う]でその火星人がですね,やってきて,地球はもう紫外線と赤外線がもう眩しくてしょうがないなとこう, 화성인이 지구에 찾아와서, 아, 지구는 자외선이라던가 적외선이라던가 눈부셔서 참을 수가 업구나,  火星人が地球にやってきて,あー,地球は紫外線とか赤外線とか眩しくて我慢できないなあ,    
153 ちょっとこの火星人とこれちょっとずいぶん違いますけど,まあ 別種の火星人がやってきて,言ったとすると。 뭐, 여기 화성인이랑 저 쪽 그림은 다르긴 하지만, 하여튼, 다른 화성인이 찾아와서 그렇게 말했다 치고  まあ,ここの火星人とあちらの絵は違いはしますが,とにかく,他の火星人がやってきてそう言ったとして    
154       この火星人が違うというのは,なにとなにが違うと言っているんですか。  
155   저 프레젠테이션 그림의 화성인하고 선생님이 직접 그리신 화성인이 좀 다르게, 다르다고 말씀하셨습니다.  あのプレゼンテーションの絵の火星人と先生が手でお描きになった火星人がちょっと違って,違うとおっしゃいました。    
156 そうするとですね,さっきのワンちゃんと,私,人間と火星人がここに揃ってですね, 그렇게 되면 말이죠, 방금 전의 강아지하고 우리 인간하고 화성인이 한자리에 모여서  そうなるとですね,さっきの犬と私たち人間と火星人が一堂に会して    
157 木はみどりだよねーって人間は言う。木はみどりだから木がみどりに見えてるけど,それは木がみどりだからに決まってるじゃんって人間が言うと, 모여서, 인간이, 아, 나무가 녹색이지, 나무가 녹색으로 보이는 것은 녹색이니까 당연한, 당연한 거지, 라고 인간이 말하면,   集まって,人間が,あー,木はみどりでしょ,木がみどりに見えるのはみどりだから当然の,当然のことでしょ,と人間が言うと,    
158 ワンちゃんは,えっ,木は灰色だよ,だって木は灰色だから灰色に見えてんじゃんって言うし, 그렇게 말하면, 강아지가, 뭐, 나무는 회색이잖아, 회색으로 보이니까 회색으로, 회색이 당연하잖아, 라고 말하고, そう言うと,犬が,なに,木は灰色じゃないか,灰色に見えるから灰色に,灰色が当然じゃないか,と言って,    
159 火星人は,いや,木はほにゃらら色だって,聞いたこともない,それちょうどみどりのあの上に紫外線と赤外線がのってるから,まあ別なおそらく我々想像もできませんけども, 화성인은, 뭐, 나무는 하냐냐색이잖아, 뭐, 같은, 우리들은 들은 적도 없는 녹색 위에 우리가 보는 색 위에 자외선이 있는 것, 적외선이 있는 것, 그런 상상도 못하는 색이  火星人は,なに,木はハニャニャ色じゃないか,なに,というような,私たちは聞いたこともないみどりの上に私たちが見る色の上に紫外線があるもの,赤外線があるもの,そんな想像もできない色が    
160 別な色に見えてほにゃらら色だって言う。そうすると, 다른 이름을 부치죠. 하냐냐색이라고. 그렇게 되면 말이죠, ほかの色を付けますよね。ハニャニャ色と。そうなるとですね,    
161 同じ木がみどり,すいません,あの,せっかくチョークがみどりがあるので。 그렇게 되면은 똑같이 나무가 녹색, 죄송합니다, 여기 딱 녹색이 있었기 때문에  そうなると同じ木がみどり,すみません,ここにちょうどみどりがあったので    
162       なんのみどりがあるんですかね。  
163   음, 아마도, 분필이라던가, 아니면은, 뭐지, 칠판이라던가, 뭐, 그런 것들을 말씀하시는 게 아닐까 싶어서… うーん,たぶん,チョークとか,あるいは,なんだろう,黒板とか,まあ,そんなものをおっしゃっているのではないかと思って…    
164 木が,我々にとってはもう,木がみどりなのは, 우리들에게 있어서 나무가 녹색인 것은 私たちにとって木がみどりなのは    
165 もう,もう絶対の真実だし,もう, 이제는 절대적인 진실이고 もう絶対的な真実で    
166 それを違うっていうのは,もうちょっちょっちょ,おかしいんじゃないのって言いたくなるぐらい 그것 다르다고 하면은 너 좀 이상하지 아니야라고 말하고 싶을 정도  それ違うと言ったらお前ちょっと変なんじゃないかと言いたくなるぐらい    
167 のことなんですけれども,それ我々人間にとっては木がみどりに見えるのは当たり前で, 그렇게 나무가 녹색인 거는 우리들 인간에게 있어서는 당연한 것 そのように木がみどりなことは私たち人間にとっては当然のこと    
168 もしも黄色に見えたら,あっちょっと二日酔いだなとか,ちょっとメンタルやられちゃってんなみたいな感じで,絶対木はみどりなわけですけど, 혹시 나무가 금색으로 보이면은 정신이 이상한 건가 싶을 정도로 당연한 것입니다만 もし木が金色に見えたら精神が変なのかと思うぐらい当然のことですが    
169 犬にとっては絶対木は灰色なわけですよ。 개에게 있어서는 나무는 무조건 회색인 겁니다. 犬にとっては木は絶対灰色なのです。    
170 そして宇宙人,火星人にとっては,木はほにゃらら色なんですよ。 그리고 화성인에게 있어서는 나무는 호냐냐냐색인 겁니다. そして火星人にとっては木はホニャニャニャ色なのです。    
171 さてだれが世界の真実を捉えているのか。 자, 그러면, 누가 세계의 진실을 보고 있는 것일까.  さあ,では,だれが世界の真実を見ているのか。    
172 だれが正しいのか。 누가 오른 것일까. だれが正しいのか。    
173 っていうふうに考えてくると,実は,世界は, 그런식으로 생각하면은요, 실제로는 세계에는  そのように考えるとですね,実際には世界には    
174 それぞれの都合で,世界を見てるんじゃないか。私の感覚器官, 각각의 사정으로 보고 있는 것이 아닐까. 우리들, 우리들은 인간의 감각으로  それぞれの事情で見ているのではないか。私たち,私たちは人間の感覚で    
175       それぞれの都合でなにを見ているんですかね。  
176   음, 각각의 사정으로, 세계, 세계라던가, 그런 것들을 보고 있는 거 아니었을까… うーん,それぞれの事情で,世界,世界とか,そういうものを見ているのではなかったのか…    
177 人間がこう与えられた感覚の制限の中で見ている世界が,世界そのものだと思って見えてる。 우리들의 감각기관으로 인간에게 보이고 있는 그런 시선으로 보고 있는 것이 아닐까 私たちの感覚器官で人間に見えているそういう視線で見ているのではないか    
178 音だって,静かなのは世界が静かだから静かだと思ってるけども, 소리도 조용한 것은 세계가 조용하니까 조용하다, 그렇게 들리는 것이지만 音も静かなのは世界が静かだから静かだ,そう聞こえるのですが    
179 たとえば2万2000ヘルツの音をピーっとやっとけば,犬にとっては, 예를 들어서 이만이천헬츠를 쏘아서, 이만이천헬츠를 쏘면 개가 たとえば2万2000ヘルツを放って,2万2000ヘルツを放つと犬が    
180 うるさーい,気が狂うっていうぐらいうるさいかもしれない。 시끄러워요, 뭐, 그런 정도로 시끄러울지도 모른다. うるさいでーす,まあ,そのぐらいうるさいかもしれない。    
181 でも全然その,えーと,まあ老人になってくとですね,だんだん, 하지만 말이죠, 그, 노인이 되면은 말이죠,  しかしですね,その,老人になるとですね,    
182 あの,ここ,上のほう聞こえなくなるっていう,1万ヘルツまで聞こえれば十分だなんていうふうによく言われます。 여기까지 안들려도, 일만헬츠까지 들려도 충분하다고 말합니다. ここまで聞こえなくても,1万ヘルツまで聞こえても十分だと言います。    
183 で,大昔,ちょっと前ですけど,あのコンビニにですね, 상당 옛날, 예날 이야기입니다만, 그, 편의점에 말이죠, かなり昔,昔の話ですが,その,コンビニにですね,    
184 よ,若者が,あの,たむろして困るっつったときにですね,なにをやったかっていうと 넒은이가, [7秒間無言]음, 젊은이가, 「たむろ」? 이 쪽은 잘 못들었는데, 뭐, 젊은이가 뭐해가지고 若者が,[7秒間無言]うーん,若者が,「タムロ」?こちらはよく聞けなかったんですけど,まあ,若者がなにかして    
185       若者がコンビニでなにをしたか,想像ではどう思いますか。  
186   뭔가, 난동을 부렸다거나 なんか,暴れたとか    
187       どうしてそう思ったんですか。  
188   어, 약간, 뭐라야 되나, 뭔가, 이야기 흐름 같은 게, 약간, 뭔가 문제가 일어나서 저런 소리의 특성 같은 걸 이용해서 해결했다, 그런 느낌의 이야기를 하려고 하는 게 아닌가 싶습닌다. えー,ちょっとどう言ったらいいのかな,なんか,話の流れのようなものが,ちょっと,なんか問題が起きてそういう音の特性のようなものを利用し解決した,そんな感じの話をしようとしているのではないかと思いました。    
189 1万5000ヘルツぐらいの高域をビーっと流したんですね。そうするともう若者は,うわ,こんなうるせえとこいらんねえよっていなくなったんだけど, 일만오천의 헬츠를 계속 써서, 젊은이는 이런 신끄러운 곳에는 있을 필요가 없어라고, 나갔지만 1万5000ヘルツをずっと使って,若者はこんなうるさいところにはいる必要がないと,出ていきましたが    
190 年配のかたはその音が聞こえない。あー静かでいいね,このコンビニは。しかもなんか若いのはみんな逃げてくし,あー最高だねって本当にそう,なったんですね,あのとき。 하지만 노인 분들은 그런 소리가 안들리니까, 아, 이 편의점은 조용해서 잠 좋네, 뭔가 젊은들도 싹 도망가고 해서 정말 최고네라고 진짜로 그렇게 생각했다고 합니다.  でも老人のかたたちはそういう音が聞こえないので,あー,このコンビニは静かでとてもいいね,なんか若者たちもさっと逃げていくし本当に最高だねと本当にそう思ったそうです。    
191 そういうふうに,若者にとってはうるさいコンビニが,年配者にとっては静かで 뭐, 그런식으로 젊은이들에게는 시끄럽지만 노인 분들에게는 조용한 편의점 まあ,そのように若者たちにはうるさいのですが老人のかたたちには静かなコンビニ    
192 居心地のいいコンビニだって。それはみんなそんときに,せ,コンビニが静かだから私が静かだと思ってるし, 뭐, 그런데, 모두가, 나한테는 이 편의점이 조용하니까 편의점이 조용하다고 생각을 하고,  まあ,しかし,みんなが,私にはこのコンビニが静かだからコンビニが静かだと思うし,    
193 コンビニがやかましいからやかましいと思ってるけど, 편의점이 시끄러우니까 시끄럽다고 생각하는 겁니다만, コンビニがうるさいからうるさいと思うのですが,    
194 それは私,実は私の都合が,コンビニを静かにしたり,コンビニをうるさくするものにしている。 사실은 나 지신의 사정이 편의점을 시끄럽다거나 조용하게 하고 있는  事実は私自身の事情がコンビニをうるさいとか静かにしている    
195       今までのところで,コンビニと若者と年寄りの話がありましたが,どんな例だったかもう一度説明してもらえますか。  
196   그, 편의점에는 보통 소리가 계속 들려오고 있는데, 계속, 보통 소리가 계속 흘러나오고 있는데, 그 소리는 젊은이한테는 들리는 소리고 노인한테는 안들리는 그런 소리라서, 젊은이들은 이 편의점을 시끄럽다고 전부 나가 버렸지만, 노인들에게는 이 편의점이 굉장히 조용한 편의점, 편의점이 되는 것이죠. 그래서, 선생님이 자기가 자기하테 시끄럽운 편의점은 그 편의점은 시끄러운 편의점이 되는 거고, 자기가 조용하다고 생각하는 펴의점은 조용한 편의점이 된다는 거죠. 똑같은 편의점이긴 하죠. その,コンビニには普通音がずっと聞こえているのですが,ずっと,普通音がずっと流れているのですが,その音は若者には聞こえる音で老人には聞こえないそんな音で,若者たちはこのコンビニをうるさいと全部出ていってしまいましたが,老人たちにはこのコンビニがとても静かなコンビニになるんですね。だから,先生が自分が自分にうるさいコンビニはそのコンビニはうるさいコンビニになって,自分が静かだと思うコンビニは静かなコンビニになると言うのです。同じコンビニではありますよね。    
197 ってことは,木がみどりに見えるのは,木がみどりだからだ,は本当ですか。本当じゃないような,でしょう? 그러면, 나무가 녹색으로 보이는 거는 정말로 녹색인 걸까요? 그렇지 않죠? では,木がみどりに見えるのは本当にみどりなのでしょうかそうではないですよね?    
198 それは我々のほうが,木をみどりに見ている,我々の都合で世界を見ているから,世界がみどりとして立ちあがってきている, 우리들이 나무를 녹색으로 보니까, 우리들의 사정이 나무를 녹색으로 보고 있으니까 세계가 녹색이 되어지지 私たちが木をみどりに見るから,私たちの事情が木をみどりに見ているから世界がみどりになる    
199 そういうことなんだっていうことですよね。だから, 그런 것이죠. 그러니까 そういうことですよね。だから    
200 まあその木がみどりに見えるのは木がみどりだからだは本当かなんて,このキャンパス内にですね,あの 그러니까 나무가 녹색으로 보이는 것은 정말로 녹색일까라고 이 캠퍼스 안에 말이죠 だから木がみどりに見えるのは本当にみどりなのかとこのキャンパスの中にですね    
201 模擬授業,黒崎先生,木がみどりとかって,書くとですね,だいたい 모의수업, 쿠로사키선생님, 나무가 녹색이라던가 적어놓으면은 대체로  模擬授業,黒崎先生,木がみどりとか書いておくとだいたい    
202 同僚から,ねえねえ黒崎さん,あの,木がみどりに見えるのは木がみどりだからだは,えっ本当じゃないの?ってあの,あの,言われたりしますけど, 그, 동료니까, 쿠로사키선생님, 나무가 녹색으로 보이는 건 정말 녹색, 정말로 녹색이기 때문에가 그렇지 않은가? 라고 되곤 합니다만 その,同僚だから,黒崎先生,木がみどりに見えるのは本当にみどり,本当にみどりだからだがそうじゃないの?となりはしますが    
203       本当じゃないのって言ったのはだれですか。  
204   음, 아마도 동료 선생님이나 혹은 친한 학생들이 아닌가 싶어서… うーん,たぶん同僚の先生かあるいは親しい学生たちではないかと思って…    
205       どうしてそう思ったんですか。  
206   음, 일단,  뭐, 그렇게, 아마 캠퍼스에 저런 식으로 적어 놓았단 거는 아마 팜플렛 같은 거를 걸어 놓았다는 것이고, 그럼 그 팜플렛을 보고 저 선생님에게 직접 물어 볼 수 있을 정도의 사이는 아마도 동료선생님이거나 아니면은 평소에 자주 얘기를 나누고 있는 학생 정도가 아닐까 싶어서 그렇게 생각했습니다. うーん,とりあえず,まあ,たぶんキャンパスにそんなふうに書いておいたものはたぶんパンフレットのようなものを掲げておいたということで,それならそのパンフレットを見てその先生に直接聞いてみることができるほどの仲はたぶん同僚の先生かそうでなければ普段よく語り合っている学生ぐらいじゃないかと思ってそう思いました。    
207 今のような説明をすれば,我々の側が, 지금 것 같은 설명을 하면은 우리들 쪽이 今のような説明をすると私たちの側が    
208 我々の側が,えー,こう,まあ世界がありますよね,こう, 우리들 쪽이, 뭐, 이렇게 세계가 있죠. 私たちの側が,まあ,こう世界がありますよね。    
209 山があって,こう,家があったりする。こう,世界があって我々が,それをこう,見ていると, 우리는 산이 있고 집이 있고, 우리들이 그 세계를 보고 있는 것이죠. 私たちは山があって家があって,私たちがその世界を見ているんですよね。    
210 いうときに,まず普通はこれがちゃんとしてあるから,こっちが見えるんだ。 우선 이 쪽이 제대로 있으니까 이 쪽이 보인다 まずこちらがちゃんとあるからこちらが見える    
211 重要なのは世界そのもの,実在そのものがちゃんとしてれば我々はちゃんと見えるんだと,こう思ってるけど,実は全然そうじゃない。 세계가 제대로 있으면 우리가 그걸 제대로 본다고 생각합니다만 실체로는 전혀 그렇지 않은 것이죠. 世界がちゃんとあれば私たちがそれをちゃんと見ると思っていますが実際は全然そうじゃないんです。    
212 我々が,切りとる範囲で,世界をそれぞれ切りとっている。 우리들이 볼 수 있는 한 부분에서 세계를 그 볼 수 있는 범위내에서 본다. 꿀벌이었으면  私たちが見ることができる一部分から世界をその見ることができる範囲内で見る。ミツバチだったら    
213 ミツバチだったらまったく我々と世界,別の見えかたしてるわけですよね。 꿀벌이었으면은 우리하고는 전혀 다른 방식으로 보고 있는 거죠. 뭔가 이렇게, ミツバチだったら私たちとは全然違う方法で見ているんですよね。なんかこう,    
214       先生はここでなにが重要だと言っていましたか。  
215   우리들이 우리 눈으로 직접 보고 듣고 있는 세상은 잔짜 세계가 아니라, 진짜 세계가 그렇게 존재하는 게 아니라, 우리가 인식할 수 있는 범위내에서 우리가 그렇게 보고 있기 때문에 세계가 그런식으로 되어 있는 것이다. 우리가 보고 있는 범위내에서의 세계가 세계로 되어 있는 것이다. 뭐, 그런 느낌? 내가 실체로 보고 있는 것하고, 우리가 보는 것하고 실체로 존재하는 것은 똑같지 않고 다른 것이다. 그렇게 말씀하셨던 것 같습니다. 私たちが私たちの目で直接見て聞いている世の中は本当の世界ではなく,本当の世界がそのように存在するのではなく,私たちが認識できる範囲内で私たちがそう見ているから世界がそのようになっているのだ。私たちが見ている範囲内での世界が世界になっているのだ。まあ,そんな感じ?私が実際に見ているものと,私たちが見るものと実際に存在するものは同じではなくほかのものだ。そうおっしゃっていたのだと思います。    
216       ちょっと前のことになってしまいますが,1番,2番と先生が数字を書いたのはどういう意味だったのかわかりますか。  
217   음, 저 숫자는 그러니까, 우선 첫번째로 세계가 이렇게 제대로 존재해 있고, 그 다음에 두번째로, 우리가 그거를 보고 있다는 그런 순서를 나타낸 것 같다고 생각합니다.   うーん,その数字はだから,まずはじめに世界がこのようにちゃんと存在していて,その次に2番目に,私たちがそれを見ているというそういう順序を表したのだと思います。    
218       1と2というのは,どういう順番でしょうか。  
219   아, 저, 일번이, 일번이 세계를 뜻하고, 세계가 먼저 있는 거고, 그 다음은 두번째로, 저, 이번이 우리 눈이고, 우리가 눈으로 그걸 인식한다는 것입니다.  あー,あの,1番は,1番は世界を意味して,世界がまずあって,その次は2番目に,その,今度は私たちの目で,私たちが目でそれを認識するということです。    
220       最後に全体を通しての質問ですけど,この授業で先生は結局なにを言いたかったんですかね。  
221   음, 그래서, 보이는 것은 진실이라고 믿지 말고, 다른 시선에서의, 그러니까, 다른 방식의 시선으로 보는 것이 정답일 수도 있습니까 한가지 사고방식만으로 세계를 보라, 보려고 하지 말아, 라는 게 아닌가 생각합니다. うーん,だから,見えるものは真実だと信じてはいけなくて,ほかの視線での,だから,ほかの方法の視線で見ることが正解かもしれないから1つの考え方だけで世界を見る,見ようとするな,ということではないかと思います。