ID:L-CH0038 |
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データ収集日:2022年6月8日 |
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聞いた素材:模擬授業 哲学専攻「木がみどりに見えるのは,木がみどりだからだ,は本当か」(黒崎政男,東京女子大学,2021) |
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https://www.youtube.com/watch?v=Qs8KN2eEMEM |
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行番号 |
聞いた素材 |
協力者の発話内容 |
データ収集者の発話内容 |
備考 |
発話 |
日本語訳 |
1 |
木がみどりだからだ,は本当に決まってて,なにを言いだすのって感じな,かもしれませんけどですね, |
额,树本来就是绿色,这是肯定的嘛。所以到底要讲,讲些什么东西呢? |
えー,木は本来みどり色です。これは当然です。だからいったい,なにを話すのでしょうか。 |
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2 |
実は,これわたくしが今から,えー10分くらいもうお話しすると,えー,あ, |
额,所以之后我,十分钟,这样十分钟之后,额… |
えー,だからこれから,10分,このようにして10分後,えー… |
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3 |
本当じゃないって,あの, わか,わかると思いますけれども, |
额,可能就不是真的,会让你觉得不是真的。 |
えー,本当ではないかもしれない,本当ではないとみなさんに感じさせるかもしれません。 |
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いま本当じゃないと言ってくれましたが,なにが本当じゃないんですか。 |
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就是,树它本身不是绿色,它本身是绿色这件事情可能不是真的。 |
木それ自体がみどり色ではない,それそのものがみどり色だということが本当ではないかもしれないということです。 |
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ちなみにどうしてそう思いましたか。 |
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「えーっと[日本語で発話する]」,它那个屏幕,它那个屏幕上面不是有这句话嘛。所以说他应该要证明,它那个,树它并不是绿色的。 |
「えーっと」,そのスクリーンに,そのスクリーンにこの文があります。だからたぶん,その,木は決してみどり色ではないということを彼は証明します。 |
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じゃあ今タイトルのことを話してるということですね。 |
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额,我,并不确定,但我猜应该是这样。 |
えー,私は,必ずしも確かではありませんが,たぶんそうだと推測しました。 |
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これがあの哲学的にものを,なんかこう,当たり前と思ってること,あの疑ってみるっていうか, |
额,哲学这样东西就是,怀疑一些东西。就是去质疑一些东西。 |
えー,哲学というものは,ものを疑います。ものに疑問を投げかけます。 |
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じっくり考えなおしてみるっていうことの,まあいいヒントになりますので,ちょっと |
额,「ジックリ[日本語で発話する]」这个词我不是很明白。然后,这句话的意思大概就是说,额,我忘了。 |
えー,「ジックリ」という単語はよくわかりません。そして,この文の意味はだいたい,えー,忘れました。 |
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12 |
この問題を考えてみたいと思います。みなさんもちろん木がみどりに見えるのは木がみどりだからだと思ってますよね。 |
额,大家应该,都是觉得树是绿的,是因为它本身是绿的吧。 |
えー,みなさんはたぶん,木はみどり色なのは,それ自体がみどり色だからだと思っていますね。 |
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思ってますよね。あの木がみどりに見えるのは,木が黄色じゃないからみどりに見えると,まあ当然,あのだれでも思ってて,これ当たり前だと, |
树是绿的,当然是因为它不是黄的,而是绿的。额,当然大家都觉得就是肯定的。 |
木はみどりだ,当然黄色ではなくて,みどりだからだ。えー,当然みなさんもちろんだと思っています。 |
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いまこれは当然と言いましたが,これってなんですか。 |
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额,树是绿的,这件事情。 |
えー,木はみどりだ,ということです。 |
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まあ哲学っていうのは今も言ったように,当たり前と思っていることも疑ってみる |
当然,这个,哲学,这个科目本身就是去质疑一些事情的科目。 |
当然,この,哲学,という科目そのものが事柄に疑問を投げかける科目です。 |
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っていうふうなことですけども,えーと,たとえばですね,私があの,えーまあもうこう,いろいろ疲れちゃったなあ, |
额,我,比如说,我,很累。 |
えー,私は,たとえば,私は,疲れました。 |
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疲れたのは本当のことですか。 |
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额,假的。 |
えー,うそです。 |
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あのコロナのこともあって疲れた,あ,こう, |
因为这次新冠疫情,很累。 |
今回のコロナのことで,疲れました。 |
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あの高原に行こうとか思ってですね, |
额,所以想去一下公园。 |
えー,だから公園へ行きたいです。 |
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あの,犬を連れて静かな高原を散歩に行ったとします。 |
额,带着狗,去那,去安静的公园散散步。 |
えー,犬を連れて,あの,静かな公園へ散歩に行きます。 |
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ちょっと女性の絵になってますけど,一応,あの |
额,虽然说是女性的一个画像, |
えー,女性の絵ですけど, |
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なにが女性の絵ですか。 |
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屏幕上有个K影,看起来应该是个女性。 |
スクリーンのシルエットが,女性のように見えます。 |
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私が行ったことになって。そうするとですね,もう都会の喧騒とは違って,あー高原はとっても静かで,あー木がみどりでいいなあ,最高だなあと,こう,思うわけですよ。 |
额,被前面说的一些东西,我忘了他说什么。刚刚注意不是很集中。然后,后面他说是公园真是个好地方,很安静。额,公园很安静,额,树是绿色的,真的非常好,有一种非常好的感觉。 |
えー,前のほうで話されたことを,忘れてしまいました。さっき集中していませんでした。そして,あとのほうで彼が言ったのは公園は本当にいいところで,静かです。えー,公園は静かで,えー,木はみどり色で,本当にとてもいい,とてもいい感じがします。 |
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それでこの隣にいる,まあポチかなんかに,なあポチ,高原って,あのいいなあ,木が,みどりで,静かで最高だよなあって言うと, |
有点忘了。但是,就是里面说一个「ポチ[日本語で発話する]」。但是这个「ポチ[日本語で発話する]」我不知,不知道是什么意思。我只记得这个。这个「ポチ[日本語で発話する」]认为,这个公园真的很好。 |
ちょっと忘れました。でも,中で「ポチ」と言いました。でもこの「ポチ」がどういう意味かわかりません。これしか覚えていません。この「ポチ」が,この公園は本当にいいと思っています。 |
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なんかこのポチはですね,ブー,ブーとか言うんですよ。 |
这个「ポチ[日本語で発話する]」,「ブーンブーン[日本語で発話する]」地说。 |
この「ポチ」が「ブーンブーン」と言います。 |
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いま想像でいいんですが,ポチはなにかわかりますか。 |
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应该是旁边的小狗。 |
たぶん横の犬です。 |
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どうしてわかりましたか。 |
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嗯,其实,还是不是确定。但是它,它那个画面上只有三个东西,一个是人,一个是树,那只能是这条狗吧。 |
うーん,実は,やはり確かではありません。でもその,その画面に3つのものしかありません。1つは人,1つは木,それならこの犬であるしかありません。 |
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画面を見て犬だと思ったんですね。わかりました。 |
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で,え,なんでって言うと,まあ本当はその犬と人間がしゃべれるかどうかはわかりませんが,しゃべれたとするとですね, |
额,就是真的吗?我也不知道。因为狗和人是不能对话的。啊,如果真的能对话的话, |
えー,本当ですか。私もわかりません。犬と人は対話できないからです。あ,もし本当に対話ができるなら, |
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なにがしゃべれたとしたらですか。 |
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人和狗。 |
人と犬です。 |
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あのポチはですね,えっ,木はみどりじゃない,ブー,灰色だとか言うんですよ。 |
「ポチ[日本語で発話する]」,狗会认为树并不是绿色的,而是灰色的。 |
「ポチ」,犬は木は決してみどり色ではなく,灰色だと思うかもしれません。 |
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はあ?とかって,えー,いうことになりますけどもですね, |
啊?可能你会这么想。 |
あー?あなたはこう思うかもしれません。 |
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あー?と思うというのはどういうことか,説明してもらってもいいですか。 |
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就是很惊讶。 |
驚きます。 |
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どうして驚いたんだと思いますか。 |
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因为,人本身看的是绿色的。但是,可能,就是他本身看的是绿色的,人本身看的是绿色的。额,但是会想,所有的动物可能看的都是绿色的。 |
人自身が見るのはみどり色だからです。でも,もしかしたら,人自身が見るのはみどり色です,人自身が見るのはみどり色です。えー,でも,すべての動物が見るのもみどり色かもしれない,と思うかもしれません。 |
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すべての動物からは緑に見えると思ってしまうということは,どういうことですか。 |
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额,就是,因为人看的是绿色的。所以可能动物看的也是绿色的。会,就是,首先会这么推想。 |
えー,人が見るのはみどり色だからです。だから動物が見るのもみどり色かもしれません。まずこのように推測されます。 |
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あの,我々あの,いろんな物事振動してますけども, |
「シンドー[日本語で発話する]」这个意思我不明白。然后,他大概说的是我们会怎么怎么样。 |
「シンドー」の意味はわかりません。そして,彼がだいたい言ったことは私たちはどうこうするということです。 |
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これから先生はどんなことを言いたいか想像でわかりますか。 |
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额,现在还完全推测不出来。 |
えー,今はまだまったく推測できません。 |
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えー,たとえばなんかこう振動してですね,ここはまったく振動してない場合,こっからなんか振動しはじめてですね,ここ20,1秒間に20回ぐらい振動すると,これが低音でブーンとかって。 |
就是,我知道这个振动,是振动的意思。「振動[日本語で発話する]」。因为这个老师用那个粉笔在那搓,就是,抖,抖手,所以我知道它应该是振动的意思。然后他说的是,我听懂了一部分他说,一秒钟振动了二十下。一秒钟什么什么二十下。 |
この振動は振動という意味だとわかりました。「振動」。先生がチョークを使ってそこでこすったので,振ったので,手を振ったので,たぶん振動という意味だとわかりました。それから彼が言ったのは,彼が言ったことの一部分は聞き取れましたが,1秒に20回振動します。1秒に20回なになにします。 |
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で,せ,あの,これ音だとするとですね,えー, |
额,就是,声音。 |
えー,音。 |
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それであの,NHKの時報,ポッポッポッポーとかいうのは, |
NHK的什么什么东西,「ポッポッポー[日本語で発話する]」。 |
NHKのなになにというもの,「ポッポッポー」。 |
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ポッポッポーがなにか,想像でわかりますか。 |
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我,就是,他刚刚说的是振动,然后下面写的赫兹,所以我推测有可能是「ラジオ[日本語で発話する]」,有可能是,那个,收音机。 |
彼がさっき言ったのは振動で,下にヘルツと書きましたので,「ラジオ」かもしれない,あの,ラジオかもしれないと推測します。 |
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440ヘルツ,ぐらい。それで人間はだいたい |
额,这个振动的频率是四百四十赫兹。 |
えー,この振動の周波数は440ヘルツです。 |
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2万,2万ヘルツぐらいまでは音として聞こえるとか,まあこういうふうに, |
额,额,人,能听到两万赫兹左右的东西。但是这个人是我推测,因为我刚刚人我没有听到,我是,就是我卡了点有问题。 |
えー,えー,人は,2万ヘルツぐらいのものが聞こえます。でもこの人というのは私の推測です。さっき人というのは聞こえなかったので,ちょっとひっかかっています。 |
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それはうしろや前の文脈で想像したんですか。 |
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不是。是我暂停,这不是推测,我确实听到,但我忘了是讲什么,所以我觉得应该是人,有可能是的人。 |
いいえ。一時停止して,推測ではなく,確かに聞いたのですが,なにを話していたか忘れたので,たぶん人だ,人かもしれない,と思いました。 |
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あーそうなんですね。言ったかなあという感じですか。 |
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其实我也不是很确定。 |
実は私もあまり確かではありません。 |
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じゃあ前から知識として,2万ヘルツだと知っていたわけではないんですね。 |
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额,我知道是几万,但我不知道是两万。 |
えー,何万かだということは知っていましたが,2万だとは知りませんでした。 |
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言われます。ここを人間は音として聞く。で,もうずっと上のほうに行きますとですね,ある,この振動があって,これがたとえばですけど,3700オングストロームから,たとえば8700オングストロームとか, |
额,在以人类,更上面的有三千七百一个什么单位,这单位我也不认识,然后到八千七百一个什么单位,这段值, |
えー,人類にとって,もっと上の3700なにかの単位,この単位は知りません,そして8700なにかの単位まで,この範囲の値は, |
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ここを我々,なんか色として,感じる,範囲なんですね。 |
[5秒間無言]这个,有个什么东西出来了「色[日本語で発話する]」,啊,这个有什么颜色出来了。 |
[5秒間無言]この,あるなにかが出てきました,「色」,あ,なにか色が出てきました。 |
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結局3700と8700はなにを説明しているんですか。 |
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完全不知道。 |
まったくわかりません。 |
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色はなにに関係がありますか。 |
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因为他讲了颜色。 |
彼が色と言ったので。 |
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どうして先生は色って言ったと思いますか。 |
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因为他嘴巴,就是他刚刚说出来的声音我听到了有「色[日本語で発話する]」这两个字。 |
彼の口,彼のさっきの声に「色」という2文字を聞き取ったからです。 |
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今,色って言う必要はあったんでしょうか。 |
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我也不知道什么意思。可能是跟刚刚的绿色有关系吧。 |
私もどういう意味かわかりません。さっきのみどり色と関係があるのかもしれません。 |
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で,えーと,この,あ,この,ここで言うと,木がみどりだって言うと,ウー,違う,木は灰色だって |
树是绿色的,额,不对,树是灰色的。 |
木はみどり色だ,えー,違う,木は灰色だ。 |
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木は灰色だよというのは誰が言ったんですか。 |
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应该是这条狗。 |
たぶんこの犬です。 |
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どうして犬だと思いましたか。 |
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之前老师说过说假设狗看的是灰色的。然后,这个屏幕上面也有一条狗的画像。 |
前に先生が犬が見ているのは灰色だという仮説を話しました。そして,このスクリーンにも犬の絵があります。 |
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ポチは吠えるわけです。で,この人間はここを,色として識別するんですけど,どうもその,犬はですね,そのー, |
啊,人能看到的是三千七百到八千七百的这一段颜色。 |
あ,人が見えるのは3700から8700のこの範囲の色です。 |
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こう広くなくてですね,こ,このぐらいしか見えないらしいと言われている。たとえば牛もそうですけれども, |
额,有个什么什么东西,它只能看到这中间一小段。啊,比如,牛也是这样。 |
えー,あるなになにというものは,この中間の狭い範囲しか見えません。あ,たとえば,牛もそうです。 |
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あの闘牛でこんなことをやって,あの赤いきれであの,あれは牛が興奮するんだって言うけど,どうも牛には灰色かなんかに,我々で言う灰色に見えてて, |
额,就是,几乎不知道他说什么事情。 |
えー,ほとんどなにを話しているのかわかりません。 |
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なんのトピックかとか,なにが主語だったかとかもわかりませんでしたか。 |
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额,我已经忘了。 |
えー,もう忘れました。 |
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赤で興奮しているのは人間らしいんですけども,っていうふうに, |
啊,有,我猜的。虽然是猜的,额,就刚刚说到「牛[日本語で発話する]」,说到牛,他刚刚说「赤[日本語で発話する]」,红色一个什么东西,所以有可能是对牛前面放一张红色的布。 |
あ,推測です。推測ですけど,えー,さっき「牛」に言及して,牛に言及して,今「赤」,赤いなにかと言ったので,もしかしたら牛の前に赤い布を掲げるのかもしれません。 |
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牛と赤い布の話をしてたということですかね。 |
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其实我也不知道是布。就是老师,这样,像拿了个什么东西一样。然后我想到斗牛,这个,这个东西好像也是这样子的。 |
実は私も布かどうかわかりません。先生が,このように,なにかを持つようにしました。そして私は闘牛,というものも,こんな様子だと思い当たりました。 |
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どうも違う,見えかたが違う,らしいということはわかってるんですね。 |
额,什么东西的对颜色的看法是不同的。 |
えー,なにかの色に対する見かたが違います。 |
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違うというのは,なにとなにが違うんでしょうか。 |
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额,不知道。 |
えー,わかりません。 |
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えーちなみにですね, ここはなんだか知ってますか。 |
顺便说一下,这上面你们知道是什么东西吗? |
ついでに言いますが,この上はなにかみなさん知っていますか。 |
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この一番,見えるのの一番上ってここなに,何色だかわかります? |
额,知道这是什么颜色吗? |
えー,これが何色か知っていますか。 |
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89 |
えっとですね,ここはですね,なんて言うかっていうと,UV。 |
这里,如果说是什么的话,是UV这个东西。 |
ここは,もしなにかと言えば,UVというものです。 |
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UVっていうのはこれ,ウルトラバイオレット。 |
U,UV是「ウルトラバイユ[日本語で発話する]」… |
U,UVは「ウルトラバイユ」… |
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バイオレットを越してる。 |
一个「バイユレタ,全然[日本語で発話する]」,我不知道是讲什么东西。 |
「バイユレタ,全然」,なんのことを話しているのかわかりません。 |
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先生がこんなふうに手を上げてますけど,なにかわかりますか。 |
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额,不知道。 |
えー,わかりません。 |
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紫外線ですね。ここ紫外線ってことは |
额,就是一个,什么什么,就是一个「シガイセン[日本語で発話する]」但「シガイセン[日本語で発話する]」,很熟悉,但我忘了什么意思了。 |
えー,なになに,「シガイセン」ですが,「シガイセン」は,聞きおぼえがありますけど,どういう意味か忘れました。 |
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我々ギリギリで見えてるのは,ここ,一番細かい振動がこれ,紫。 |
「えっとー[日本語で発話する]」,我们能看到的地方是这个「紫[日本語で発話する]」是紫色。 |
えっとー,私たちに見えるところはこの「紫」は紫色です。 |
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紫は意味はわかりますか。 |
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额,我,我懂了。所以我刚刚,我推测,刚刚想起来了「シガイセン[日本語で発話する]」应该是紫外线的意思。 |
えー,わかります。だからさっき,推測して,「シガイセン」はたぶん紫外線の意味だろうとさっき思い浮かびました。 |
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98 |
一番下,じゃこれは。ここはなんだかわかりますか。ここが紫外線なんだから,こっちは, |
额,最下面的你们知道是什么吗?最上面的是紫外线最下面的呢? |
えー,一番下はなにかわかりますか。一番上は紫外線,一番下は? |
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赤外線。IRですよね。 |
是红外线。叫IR这个东西。 |
赤外線です。IRというものです。 |
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えーと,ここが赤なんですね。一番振動が低いの。その外はIR。インフラレッド。 |
最下面的是红色。 |
一番下は赤です。 |
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えー,レッドの下,インフラって下って意味ですから |
额,这个单词的后面的red…但是前面的这个单词,我也不知道什么意思。 |
えー,この単語のうしろのred…でも前のこの単語は,どういう意味かわかりません。 |
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102 |
インフラレッド。これはウルトラ,越えてるっていうことですね。バイオレットを越えてるからUV,こっちはIR,我々はIRもUVも色としては見えないですよね。 |
嗯,我们人类,对,我们人类,UV和IR这两个东西都是看不见的。 |
うーん,私たち人類は,そう,私たち人類は,UVとIRどちらも見えません。 |
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103 |
だから,あのー,今日はUV指数が4ですとか3とかっていうのを聞いて,あ今日はUVが多いんだってわかるけど,直接我々は見えない, |
额,今天,什么什么东西,三,四,额,今天,什么什么东西说,三,四,我们不能直接知道。 |
えー,今日は,なになにというものが,3,4,えー,今日は,なになにというものが3,4だと言いますが,私たちは直接知ることができません。 |
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なにがわからないかは聞き取れましたか。 |
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额,我听到这个词,但我也不知道什么意思。 |
えー,この単語を聞きましたが,どういう意味かわかりません。 |
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今の話はUV,IRとなにか関係がありますか。 |
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暂时还不知道。 |
しばらくまだわかりません。 |
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っていうように,どうも犬もですね,この我々が紫に見えているのは,たとえば見えなくて赤も見えなくて, |
额,狗看不见什么什么颜色,也看不见红色。 |
えー,犬はなになに色が見えなくて,赤も見えません。 |
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推測でいいんですけど,何色だと思いますか。 |
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110 |
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应该是紫色。因为他说了什么什么中间的一段颜色的话,上面排掉,下面排掉,应该是中间的。 |
紫色だと思います。なになにの間の一定の範囲の色と言ったら,上を除いて,下を除いて,真ん中のはずだからです。 |
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その間しか見えないんで,木の色,木を見るとですね,灰色に見える。 |
额,看树是灰色的。 |
えー,木を見ると灰色です。 |
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そうすると我々は,あー,この犬ってかわいそうだな,本当は木はみどりなのに |
额,这条狗真可怜啊。明明树是绿色的。 |
えー,この犬はかわいそうだな。木は明らかにみどり色なのに。 |
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113 |
灰色にしか見えないんだって, |
只能看见灰色。 |
灰色しか見えません。 |
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114 |
まあ普通思うわけですよね。 |
一般会这么想嘛。 |
普通はこう思います。 |
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この,普通思うというのは,誰が思うんですか。 |
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额,人。 |
えー,人です。 |
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で,なるほどと。でさっきのこう,静かなんで,我々は,あーかわいそうって,このポチには灰色にしか見えないのか, |
我们会认为狗很可怜。原来狗只能看见灰色。 |
私たちは犬がかわいそうだと思います。犬はもともと灰色しか見えません。 |
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みどりで静かでいいのになあと。ところがですね,ポチはですね, |
但是「ポチ[日本語で発話する]」怎么怎么样。 |
でも「ポチ」はどうとかこうとかです。 |
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なんか高原はうるさいとか, |
感觉公园有点吵。 |
公園はうるさい感じです。 |
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うるさいというのは誰がうるさいと思っているんですか。 |
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啊,狗。 |
あ,犬です。 |
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122 |
言いはじめるんですよね。えっ,静かなのにって言うと, |
明明很安静啊。 |
明らかに静かだよ。 |
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123 |
犬笛ってご存知ですか。あの,こういうなんか笛があってですね, |
这个狗,后面就全部没有听明白了。 |
この犬は,うしろは全部わかりませんでした。 |
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先生が描いたあの絵はなにかわかりますか。 |
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125 |
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[笑う]不知道。 |
[笑う]わかりません。 |
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人間には聞こえないけど犬だけに聞こえるっていうそういう笛が存在してる。 |
额,刚刚画的那个画,有可能是一个笛子。因为,这个,教授,手,手上这个形式,感觉放在嘴里的样子。然后,「笛[日本語で発話する]」的话,我之前学过,但是我忘了,现在想起来。 |
えー,さっき描いたあの絵は,もしかしたら笛かもしれません。この,教授の,手,手のこの形が,口の中に入れているような感じです。それから,「笛」は,前に習ったことがありますが,忘れていて,今思い出しました。 |
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その笛はどんな機能がありますか。 |
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128 |
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能发出声音。 |
音を出すことができます。 |
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でこれをここで吹くと,人間はなんにも聞こえないけど,犬にはキャンキャンキャンキャン聞こえる。 |
额,吹笛子,人类并不会怎么怎么样,但是狗去「キャーキャーキャー[日本語で発話する]」地怎么怎么样。 |
えー,笛を吹いて,人類は決してどうとかこうとかではありませんが,犬は「キャーキャーキャー」とどうとかこうとかです。 |
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130 |
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じゃあ今先生が説明している笛は,普通の笛と違うんですか。 |
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131 |
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嗯,对。 |
うーん,はい。 |
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132 |
で,この高原で間違ってですね,子どもかなんかが犬笛を拾ってですね,これでピーピーピーピー |
然后公园有个人,捡到了一个,这个什么笛子,然后,再吹。 |
そして公園である人が,このなにかの笛を,拾って,そして,吹きます。 |
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133 |
やってたとする。そうすると,私は,高原はみどりで |
对于我们来说,公园是绿色的。 |
私たちにとっては,公園はみどり色です。 |
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134 |
静かなんですけど, |
很安静。 |
静かです。 |
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135 |
ワンちゃんにとっては,高原はやかましくて灰色なんですよ。 |
对于狗来说,后面这个词,我不知道什么意思,但是我推测,应该是不好的意思。 |
犬にとっては,うしろのこの単語は,どういう意味かわかりませんが,推測すると,たぶん悪い意味です。 |
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136 |
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どうして悪い意味だとわかったんですか。 |
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137 |
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额,因为之前,说狗只能看到灰色的。然后,还有只有,有个人捡了一个哨子,吹,吹笛子,然后这个笛子只有狗能听见。 |
えー,前に,犬は灰色しか見えないと言ったからです。そして,ある人が笛を拾って,笛を吹いて,そしてこの笛は犬だけ聞こえます。 |
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138 |
どっちが本当の世界を見てるっていうことになるでしょうか。 |
所以,哪边才是真正的世界呢? |
だから,どちらが本当の世界でしょう? |
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139 |
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今どちらと言ってくれましたが,どちらというのはなにとなにを比べていますか。 |
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140 |
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嗯,人和狗。 |
うーん,人と犬です。 |
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141 |
これあのさっきも言いましたけど,この可視光線が我々人間にとって見える範囲はこのぐらいで, |
这个,「カシコーセン[日本語で発話する]」,对于人来说能看见这一些东西。这个「カシコーセン[日本語で発話する]」,我不知道什么意思。 |
この,「カシコーセン」は,人にとってはこれが見えます。この「カシコーセン」は,どういう意味かわかりません。 |
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142 |
で外は赤外線と紫外線,こっち高いほうですね。 |
额,这个外面是,红外线。然后这边是个什么什么线。 |
えー,この外は,赤外線です。そしてこちら側はなになに線です。 |
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143 |
ところがあの,ミツバチとかいうのは,どうもえーと紫外線だったかな,が見えるらしくて, |
额,「ミツバチ[日本語で発話する]」这个东西,我忘了是什么意思,但之前学过。额,应该是个动物。而且应该是个虫子。然后它好像能看见紫外线。 |
えー,「ミツバチ」というのは,どういう意味か忘れましたが,前に習ったことがあります。えー,たぶん動物です。しかもたぶん虫です。そしてそれは紫外線が見えるようです。 |
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144 |
あのお花がこう咲いてますよね。それで我々にとってはおんなじ色にしか見えないのに,こっちなんか熟してくると, |
花,开花了。额,然后后面就没有听清楚了。 |
花,花が咲いています。えー,そしてそのあとははっきり聞き取れませんでした。 |
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145 |
し,紫外線かなんか出すらしいんですよ。そうするとそれを目当てにミツバチかなんかはそっちにひゅっと行くんですよ。 |
花和紫外线之间有个什么关系,所以,这个,「ミツバチ[日本語で発話する]」这个东西会飞到这个,这个花上面。 |
花と紫外線の間になにかの関係があって,だから,この,「ミツバチ」というものはこの,この花の上に飛んできます。 |
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146 |
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今のところで想像して,ミツバチとはなにかわかりますか。 |
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147 |
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额,因为是花,花,我只能想到蜜蜂和蝴蝶。 |
えー,花ですから,花,私はミツバチと蝶しか思いつきません。 |
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148 |
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それはどうしてわかりましたか。 |
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149 |
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因为他说花。但是我记得「ミツバチ[日本語で発話する]」是个昆虫,所以我只能想这两个词。额,所以应该是蜜蜂,我猜,因为蝴蝶我知道是什么意思。蝴蝶我知道是「ちょうちょ[日本語で発話する]」。 |
彼が花と言ったからです。でも私は「ミツバチ」が昆虫だと覚えていたので,この2つしか思いうかびませんでした。えー,だからたぶんミツバチです,推測して。蝶はどういう意味か知っているからです。蝶は私が知っているのは「ちょうちょ」です。 |
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150 |
我々にとってはおんなじ色,おんなじにしか見えてないのが,たとえば紫外線が見えるという,赤外線が見えるとなると,別の色に見えてる, |
额,前面我几乎都没有听清楚。但是,他后面说,额,紫色,能看见紫外线,红外线,然后就会看到不一样的颜色。 |
えー,前のほうはほとんど聞き取れませんでした。でも,あとで,えー,紫色,紫外線,赤外線が見える,そして別の色が見えると言いました。 |
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151 |
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別の色というのは,なにが別の色に見えていますか。 |
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152 |
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额,花。蜜蜂。 |
えー,花です。ミツバチです。 |
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153 |
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どうしてミツバチだとわかりましたか。 |
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154 |
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因为他刚刚说蜜蜂能看见紫外线。 |
さっきミツバチは紫外線が見えると言ったからです。 |
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155 |
ってことになるわけですよね。そうすると,うん?我々は自分で見てる世界が,世界そのものだと思ってるわけだけど, |
我们认为我们看到世界是真正的世界。 |
私たちは私たちが見る世界が本当の世界だと思っています。 |
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156 |
もしかしたら,我々の制限や我々の都合によって世界が,みどりに見えたり,静かだったりしてんじゃないの?みたいな,感じがしてきますよね。 |
「都合[日本語で発話する]」这个单词我知道日语是什么意思,但是我无法找到对应的中文单词。额,就是,人呢,会按照自己的想法来看这个世界。 |
「都合」という単語は日本語でどういう意味か知っていますが,対応する中国語の単語が見つかりません。えー,人は,自分の考えかたによってこの世界を見ます。 |
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157 |
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タイトルの,木がみどりに見えるのは木がみどりだからは本当かということについて,先生はなにで説明してくれましたか。 |
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158 |
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嗯,他到现在为止举例子,举了狗只能看见灰色,然后,蜜蜂能看见紫外线,这两个来说明。 |
うーん,彼はここまで例を挙げて,犬は灰色しか見えない,それから,ミツバチは紫外線が見える,この2つで説明しました。 |
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159 |
で,ここにですね,宇宙から,あのたとえば,えー, |
啊,从「ウチュー[日本語で発話する]」这个时间,或者一个什么地方开始,或者来, |
あ,「ウチュー」という時間,あるいは場所から始まって,あるいは来て, |
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160 |
火星人がやってきたりする。ちょっと毛が生えてるかも。 |
[笑う]应该是个,是个生物,应该是外星人。 |
[笑う]たぶん,生物,たぶん宇宙人です。 |
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161 |
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どうして宇宙人だと思いましたか。 |
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162 |
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因为我刚刚知道了,想起来「ウチュー[日本語で発話する]」应该是宇宙的意思。 |
「ウチュー」はたぶん宇宙という意味だと今わかった,思いうかんだからです。 |
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163 |
で地球にやってくると,うー地球は,あの,眩しいねとかって |
外星人来到地球之后,会觉得地球很,很耀眼,很闪。 |
宇宙人は地球に来てから,地球はとても,眩しい,キラキラしていると思います。 |
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164 |
いうふうに言う。この,まあもしかしたらこの宇宙人は,紫外線と赤外線が色として見える生物だ, |
这个外星人,能看见紫外线和红外线。 |
この宇宙人は,紫外線と赤外線が見えます。 |
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165 |
と仮定しましょう。まあそういうことは不可能じゃないので。ま, |
我们就先假设一下。额,也不是不可能的事情。 |
まず仮定しましょう。えー,不可能なことでもありません。 |
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166 |
火星人がいるってこと自体のほうが不可能ですけども, |
有外星人这件事情虽然是不可能的。 |
宇宙人がいるということは不可能ですが。 |
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167 |
まあ,あの火星人があの,見えると。火星人がですね,IRも見える。 |
额,我刚刚认为是外星人,但其实是火星人。但是那个话我忘了。就是刚刚教授说的话我忘了,已经。 |
えー,私がさっき思ったのは宇宙人でしたが,実は火星人でした。でもその話は忘れました。今教授が言った話は忘れました,もう。 |
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168 |
そうするとですね,まず地球に来て言うことは,都市はもうIRでもう眩しくてしょうがないよーとかって。 |
额,「トシ[日本語で発話する]」这个词我不知道是什么意思。但是整句话的意思来看,因为他能看到红外线,额,所以很,还是很闪耀。 |
えー,「トシ」という単語はどういう意味かわかりません。でも全体の意味からすると,彼は赤外線が見えるので,えー,だからとても,やはりとても眩しいです。 |
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169 |
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一部がわからないけど想像して言ってくれたんですね。なにからその意味がわかったんですか。 |
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170 |
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嗯,他后面说什么,「しょうがいないもう[日本語で発話する]」,就是应该是非常怎么怎么样,然后我忘了前面那个词是什么,但我觉得应该还是很耀眼。 |
うーん,あとでなにか,「しょうがないもう」と言って,たぶん非常にどうとかこうとかで,そして前のあの単語はなんだったか忘れましたが,でもやはりたぶん眩しいのだろうと思いました。 |
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171 |
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前後の言葉から想像したんですかね。 |
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172 |
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额,对。 |
えー,はい。 |
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173 |
それはどういうことかって言うと,たとえば自動ドアってありますよね,こう前に立つとすっーと開くやつ。 |
额,「じ,自動ドア[日本語で発話する]」,啊,自动门。然后,我只看到手势,我听不清他在讲什么。 |
えー,「じ,自動ドア」,あ,自動ドア。そして,ジェスチャーだけ見えて,なにを話しているのか聞き取れませんでした。 |
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174 |
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じゃあ先生のこの手ぶりはなにをしているかわからなかったですか。 |
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175 |
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嗯,对。 |
うーん,はい。 |
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176 |
あれはIRをいつも飛ばしてるわけですよね。それで人間がそこ行くとそれを遮るんで,それを感知して開く。 |
啊,IR应该是红外线。然后,每次进那个自动门之后,红外线会照到你,这个身体,然后门就会自动打开。 |
あー,IRはたぶん赤外線です。そして,毎回その自動ドアに入ったあと,赤外線があなたの,体を照らします。それからドアが自動で開きます。 |
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177 |
我々はIR,つまり赤外線が色として見えないんで,全然眩しくもなんでもないですけど, |
额,因为我们看不见红外线,所以也不会觉得红外线很耀眼。 |
えー,私たちは赤外線が見えないので,赤外線が眩しいとも思いません。 |
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178 |
それ色として見えてる人,うわ,眩しい,もう。あの昔よくあの, |
额,基本没听到什么东西。 |
えー,基本的になにも聞き取れませんでした。 |
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179 |
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人は赤外線は全然眩しくないということだったんですけど,それと比べて,なには眩しいと言っていたんでしょうか。 |
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180 |
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额,外星人。 |
えー,宇宙人です。 |
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181 |
怪盗ルパンとかなんか映画でですね,こう, |
什么什么什么电影里面, |
なになになにという映画の中で, |
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182 |
宝石があってですね,そこにこう,センサーがビーっとなってそれを |
额,应该跟红外线有关,然后,可能是一,有什么,可能是一个什么动作电影一类的东西。 |
えー,たぶん赤外線と関係して,そして,もしかしたら,なにか,もしかしたらなにかアクション映画の類のものかもしれません。 |
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183 |
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先生がこんなふうな手振りをしていたんですけど,はなにをしていたんでしょうか。 |
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184 |
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「なんか[日本語で発話する]」,就像,开着什么飞船一类,可能会是这些东西吧。 |
「なんか」,宇宙船のようなものを運転している,もしかしたらそんなものでしょう。 |
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185 |
くぐりぬけながら,こう盗むっていうのがありましたけど,赤外線とか紫外線が見えればそれが可能になるわけですけれども, |
额,可能,应该不是飞船。他刚刚说「盗む[日本語で発話する]」,应该是偷什么东西。或者是电影里面看到的那种,就是,躲避红外线,然后就偷一个东西这种画面。这是推测。不是很清楚。 |
えー,もしかしたら,たぶん宇宙船ではありません。今「盗む」と言ったので,たぶんなにかを盗みます。あるいは映画の中で見るああいう,赤外線を避けて,そしてなにかを盗むという画面です。はっきりしません。 |
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186 |
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それは盗むという言葉から推測したんですか。 |
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187 |
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对,我几乎只用了这一个词。然后讲到红外线的话,我能联想到电影的画面。 |
はい,ほとんどその1つの単語だけ使いました。そして赤外線と言えば,映画の画面が連想されます。 |
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188 |
まあ我々は見えない。だけど,その,火星人には見えると。すると眩しい。 |
但是这个火星人能看到红外线。 |
でもこの火星人は赤外線が見えます。 |
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189 |
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ずっと前に,火星人が来たときに,言葉がわからなくて,ここにやってきて火星人は眩しいと言ったと言ったんだけど,今これを全部聞いてみて,火星人はどこに来て眩しいと言ったか,推測でいいんですけど,もしわかったら教えてください。 |
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190 |
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额,可能是地球。 |
えー,地球かもしれません。 |
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191 |
それから,とんでもないこと言うかもしれない。 |
可能是一个很了不得的事情。 |
なにかすばらしいことかもしれません。 |
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192 |
地球が美しいのはあのUV焼けが,午前11時ごろのUV焼けが,ものすごい地球はきれいだよね,とか。 |
嗯,就是,对外星人来说,地球的中午十一点的时候,中午,就是,早上十一点的时候,有一个,红外线,红外线夕阳?非常漂亮。 |
うーん,宇宙人にとっては,地球の昼11時,昼,朝11時,赤外線の,赤外線の夕日?がとてもきれいです。 |
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193 |
はあ?みたいな。そ,UV焼けってなんだ,ほらあの東の空になんかほらUV色のさ,虹みたいなのがかかるじゃん, |
额,东方的天空上,有个紫外线,什么,什么什么东西。 |
えー,東の空に,紫外線の,なにか,なになにというものがあります。 |
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194 |
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今話してるのは人ですか,宇宙人ですか。 |
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195 |
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嗯,外星人。 |
うーん,宇宙人です。 |
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196 |
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どうして宇宙人だと思いましたか。 |
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197 |
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因为人看不到紫外线。 |
人は紫外線が見えないからです。 |
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198 |
だいたい晴れてる日は11時ごろに午前とか。はあ?みたいな。地球にあるのは夕焼けだけです。 |
额,刚刚,不一定是外星人的说话。刚刚可能是人和外星人之间的对话。然后,他后面说,人,那个可能是个人,他说,地球只有夕阳。 |
えー,さっき,必ずしも宇宙人の話ではなかったかもしれません。さっきは人と宇宙人の対話だったかもしれません。そして,あとで言ったのが,人,あれは人かもしれません,地球には夕日しかない,と言いました。 |
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199 |
朝焼けもたまにあるけど夕焼けしかなくて,それはそのオレンジです,みたいな。 |
额,这个夕阳是橙色的。然后前面是,没有听到。 |
えー,この夕日はオレンジ色です。そして前のほうは,聞き取れませんでした。 |
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200 |
我々が火星人に言うと,火星人は,あ,かわいそうに,地球人にはあの美しいUV焼けが見えないのか,本当にきれいなのに,地球の最大のドラマだよね,あれ毎日,とか言うかもしれない。 |
嗯,原来人类是看不见这个UV的,你们好可怜啊。额,这个明明是「ドラマ[日本語で発話する]」,额,明明是电视剧里面经常出来的画面。 |
うーん,人類はこのUVが見えないのか,あなたたちかわいそうだな。えー,これは明らかに「ドラマ」,えー,明らかにドラマの中によく出てくる画面です。 |
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201 |
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さっき人間と宇宙人が話してる会話だと言ってくれたんですけど,この会話でなにについて話しているんですか。 |
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202 |
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关于能不能看见紫外线这个东西。 |
紫外線というものが見えるかどうかについてです。 |
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203 |
[笑う]でその火星人がですね,やってきて,地球はもう紫外線と赤外線がもう眩しくてしょうがないなとこう, |
嗯,对于火星人来说,地球,紫外线和红外线非常耀眼。 |
うーん,火星人にとっては,地球は,紫外線と赤外線がとても眩しいです。 |
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204 |
ちょっとこの火星人とこれちょっとずいぶん違いますけど,まあ |
额,这屏幕上的外星人和我画的有点不一样。 |
えー,スクリーンの宇宙人は私が描いたのとちょっと違います。 |
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205 |
別種の火星人がやってきて,言ったとすると。 |
额,什么什么外星人,我只听到外星这个词。前面的形容这个外星人的词我没有听到。 |
えー,なになに宇宙人,宇宙という単語だけ聞こえました。前のこの宇宙人を形容する単語は聞き取れませんでした。 |
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206 |
そうするとですね,さっきのワンちゃんと,私,人間と火星人がここに揃ってですね, |
额,刚刚的,「ワンちゃん[日本語で発話する]」,额,刚刚的狗,人类,外星人,怎么怎么样,这个动词我没有听到。 |
えー,さっきの,「ワンちゃん」,えー,さっきの犬,人類,宇宙人が,どうとかこうとか,この動詞は聞き取れませんでした。 |
|
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207 |
木はみどりだよねーって人間は言う。木はみどりだから木がみどりに見えてるけど,それは木がみどりだからに決まってるじゃんって人間が言うと, |
「えっとー[日本語で発話する]」,啊,树,看起来是绿色的,就是因为它本身就是绿色的。 |
「えっとー」,あ,木が,みどり色に見えるのは,木そのものがみどり色だからです。 |
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208 |
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それは誰が言っているのかな。 |
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209 |
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人说的。 |
人が言っています。 |
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210 |
ワンちゃんは,えっ,木は灰色だよ,だって木は灰色だから灰色に見えてんじゃんって言うし, |
额,那条狗却说,这明明是灰色的,因为我看起来是灰色的,所以它肯定也是灰色。 |
えー,ところがその犬は,これは明らかに灰色だ,私に見えるのは灰色だから,だからもちろん灰色だ,と言います。 |
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211 |
火星人は,いや,木はほにゃらら色だって聞いたこともない,それちょうどみどりのあの上に紫外線と赤外線がのってるから,まあ別なおそらく我々想像もできませんけども, |
对外星人来说,它是一个,什么什么什么的颜色。然后,因为,它上面有红外线和紫外线。 |
宇宙人にとっては,それは,なになになにの色です。そして,なぜなら,上に赤外線と紫外線があるからです。 |
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212 |
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なになになにの色っていうのは,想像でもいいのでくわしく説明してもらってもいいですか。 |
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213 |
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额,对于人类应该,就是,形容不出来的。因为没有看到过。 |
えー,人類にとってはたぶん,形容できないものです。見たことがないからです。 |
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214 |
別な色に見えてほにゃらら色だって言う。そうすると,同じ木がみどり,すいません,あの,せっかくチョークがみどりがあるので。 |
额,粉笔。我只听到「チョーク[日本語で発話する]」这个词。然后听到「みどり[日本語で発話する]」。然后其它几乎都没有听到。 |
えー,チョーク。「チョーク」という単語だけ聞こえました。それから「みどり」が聞こえました。それから他はほとんど聞き取れませんでした。 |
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215 |
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みどりは日本語でわかるけど,チョークは意味はわかるかな。 |
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216 |
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额,粉笔。 |
えー,チョークです。 |
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217 |
木が,我々にとってはもう,木がみどりなのは,もう,もう絶対の真実だし,もう,それを違うっていうのは,もうちょっちょっちょ,おかしいんじゃないのって |
额,树是绿的,这个,就觉得是真理。额,如果不是绿,就会很奇怪。 |
えー,木はみどりだ,これは,真理だと思われます。えー,もしみどりじゃなかったら,おかしいです。 |
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218 |
言いたくなるぐらい,のことなんですけれども,それ我々人間にとっては木がみどりに見えるのは当たり前で,もしも黄色に見えたら, |
「えっとー[日本語で発話する]」,人看见树,就应该是绿色的。如果看见黄色的话,就怎么怎么样。还没,还没听完。 |
「えっとー」,人が木を見ると,みどり色のはずです。もし黄色に見えたら,どうとかこうとかです。まだ,まだ聞きおわっていません。 |
|
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219 |
あっちょっと二日酔いだなとか,ちょっとメンタルやられちゃってんなみたいな感じで, |
额,如果看见黄色的话,就可能是宿醉了,可能喝醉了。或者说,后面就没有听清了。 |
えー,もし黄色に見えたら,二日酔いかもしれません,お酒に酔っているのかもしれません。あるいは,あとは聞き取れませんでした。 |
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220 |
絶対木はみどりなわけですけど, |
树是绝对是绿色的。 |
木は絶対みどり色です。 |
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221 |
犬にとっては絶対木は灰色なわけですよ。 |
额,但是对于狗来说,肯定是灰色的。 |
えー,でも犬にとっては,当然灰色なのです。 |
|
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222 |
そして宇宙人,火星人にとっては木はほにゃらら色なんですよ。 |
但是,对火星人或者外星人来说,这个,「ほにゃにゃにゃ[日本語で発話する]」这个什么颜色。 |
でも,火星人あるいは宇宙人にとっては,この,「ほにゃにゃにゃ」というなにかの色です。 |
|
|
223 |
さてだれが世界の真実を捉えているのか。 |
额,所以,谁获得了世界的真理呢? |
えー,だから,だれが世界の真理を獲得しているのでしょう? |
|
|
224 |
だれが正しいのか。 |
到底谁是正确的呢? |
いったいだれが正しいのでしょう。 |
|
|
225 |
っていうふうに考えてくると,実は,世界は,それぞれの都合で,世界を見てるんじゃないか。 |
额,世界变成这样,是因为我们都按照自己的想法去看待这个世界。 |
えー,世界がこのように変わるのは,私たちがみんな自分の考えかたによってこの世界を見るからです。 |
|
|
226 |
私の感覚器官,人間がこう与えられた感覚の制限の中で見ている世界が,世界そのものだと思って見えてる。 |
额,人类被限制的感官,在用被限制的感官在看待这个世界。 |
えー,人類は制限された器官,制限された器官を使ってこの世界を見ています。 |
|
|
227 |
音だって,静かなのは世界が静かだから静かだと思ってるけども |
就算是声音,因为我觉得是安静的,所以我觉得这个世界是安静的。 |
音にしても,私が静かだと思うから,この世界が静かだと思うのです。 |
|
|
228 |
たとえば2万2000ヘルツの音をピーっとやっとけば,犬にとっては,うるさーい,気が狂うっていうぐらいうるさいかもしれない。 |
但是什么什么东西,两万赫兹,对于狗来说,会很烦。 |
でもなになにというもの,2万ヘルツは,犬にとっては,とてもうるさいです。 |
|
|
229 |
でも全然その,えーと,まあ老人になってくとですね,だんだん,あの,ここ,上のほう聞こえなくなるっていう,1万ヘルツまで聞こえれば十分だなんていうふうによく言われます。 |
但是,变成老人的话,就可能只能听到一万赫兹左右的声音。 |
でも,老人になると,1万ヘルツぐらいの音しか聞こえないかもしれません。 |
|
|
230 |
で,大昔,ちょっと前ですけど,あのコンビニにですね,よ,若者が,あの,たむろして困るっつったときにですね, |
年轻人,在,在便利店,年轻人怎么怎么样,中间有个「タムロ[日本語で発話する]」,这个词我不知道是什么意思。 |
若者が,コンビニで,若者がどうとかこうとか,途中に「タムロ」がありましたが,この単語はどういう意味かわかりません。 |
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231 |
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想像すると,コンビニで若者がなにをしてると思いますか。 |
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232 |
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不知道。 |
わかりません。 |
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233 |
なにをやったかっていうと1万5000ヘルツぐらいの高域をビーっと流したんですね。そうするともう若者は,うわ,こんなうるせえとこいらんねえよっていなくなったんだけど, |
额,在便利店里面,发出一个一万五千赫兹的一个什么声音,「ピー[日本語で発話する]」地一下。然后,年轻人会觉得很烦。 |
えー,コンビニの中で,1万ヘルツのなにかの音を,「ピー」と出しました。そして,若者はうるさいと感じます。 |
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234 |
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さっき言ってたたむろって,今だったらわかりますか。 |
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235 |
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喇叭吗?或者是助听器。 |
ラッパですか。あるいは補聴器。 |
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236 |
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なるほど。ちなみに補聴器というのはどうしてそう思ったんですか。 |
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237 |
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因为跟声音有关。要么是发出更大的声音,要么就是能听到更多的声音,所以是这两个东西我觉得。 |
音と関係がありますから。もっと大きい音を出すか,もっとたくさんの音が聞こえるようになるか,なのでこの2つのものを私は考えました。 |
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238 |
年配のかたはその音が聞こえない。あー静かでいいね,このコンビニは。 |
啊,额,但是老人听不到这个声音。会觉得很安静。额,我推测,刚刚我觉得我说错了。嗯,有可能是你进便利店的时候,那个,全,比如说,额,「ファミリーマート[日本語で発話する]」的那个,进去的时候会有个,声音,那个音乐,可能是那个音乐。 |
あー,えー,でも老人はこの音が聞こえません。静かだと感じます。えー,推測して,さっき私は間違えたと思います。うーん,もしかしたらコンビニに入るとき,あの,たとえば,えー,「ファミリーマート」のあの,入っていくとき,音があります,あの音楽,あの音楽かもしれません。 |
|
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239 |
しかもなんか若いのはみんな逃げてくし,あー最高だねって本当にそう,なったんですね,あのとき。 |
额,这段,几乎不知道是什么意思。 |
えー,この部分は,ほとんどどういう意味かわかりません。 |
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240 |
そういうふうに,若者にとってはうるさいコンビニが,年配者にとっては静かで |
对,对于年轻人来说是个很吵的便利店,但是对老人来说,很安静。 |
若者にとってはうるさいコンビニですが,老人にとっては,静かです。 |
|
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241 |
居心地のいいコンビニだって。それはみんなそんときに,せ,コンビニが静かだから私が静かだと思ってるし,コンビニがやかましいからやかましいと思ってるけど, |
所以,便利店很安静,所以我才会觉得安静,便利店觉得很吵,我才会觉得很吵。 |
だから,コンビニが静かだから,私が静かだと思う,コンビニがうるさいから,私がうるさいと思う。 |
|
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242 |
それは私,実は私の都合が,コンビニを静かにしたり,コンビニをうるさくするものにしている。 |
就是因为我的想法,额,觉得它吵,所以它吵。反而,觉得它安静,它就安静。 |
私の考えかたによって,えー,それがうるさいと思うから,それがうるさい。反対に,それが静かだと思うから,それが静かだ。 |
|
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243 |
ってことは,木がみどりに見えるのは,木がみどりだからだ,は本当ですか。 |
所以,树是绿色的,真的是因为它是绿色的吗? |
だから,木がみどり色なのは,本当にそれがみどり色だからですか。 |
|
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本当じゃないような,でしょう?それは我々のほうが,木をみどりに見ている,我々の都合で世界を見ているから,世界がみどりとして立ちあがってきている, |
额,整体,我已经忘了什么意思,但是,就是,完全翻译出来我也不知道什么意思,但是,整体的意思就是说,因为我们看世界是绿色,所以世界才是绿色的。 |
えー,全体は,どういう意味かもう忘れました。でも,完全に訳したらどういう意味かわかりませんが,全体の意味は,私たちが世界をみどり色に見るから,世界はみどり色なのです。 |
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そういうことなんだっていうことですよね。だから,まあその木がみどりに見えるのは木がみどりだからだは本当かなんて,このキャンパス内にですね,あの模擬授業,黒崎先生,木がみどりとかって,書くとですね, |
额,这个,在这个校园里面,额,「黒崎[日本語で発話する]」老师怎么怎么样。其它的没听清了。 |
えー,この,このキャンパス中で,「黒崎」先生はどうとかこうとかです。そのほかは聞き取れませんでした。 |
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キャンパスで黒崎先生がなにをしたかというのはわかりませんでしたか。 |
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额,不知道。 |
えー,わかりません。 |
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だいたい同僚から,ねえねえ黒崎さん,あの,木がみどりに見えるのは木がみどりだからだは,えっ本当じゃないの?ってあの,あの,言われたりしますけど, |
嗯,「ドーリョー[日本語で発話する]」,这个词,额,我忘了是什么意思了。然后,就是有个人,他应该是个人,有个人,问「黒崎[日本語で発話する]」,就是K崎这个人,就是这个教授,问他,树不是绿色的吗? |
うーん,「ドーリョー」,という単語は,えー,どういう意味か忘れました。そして,ある人が,たぶん人です,ある人が,「黒崎」,黒アという人,この教授に向かって,木はみどり色じゃないんですか,と聞きました。 |
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どうして同僚は質問したんだと思いますか。 |
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额,因为,额,因为大家可能会觉得树就是绿色的,然后他却说树不是绿色的,所以会问他。 |
えー,それは,えー,みんなが木はみどり色だと思うだろうに,彼が逆に木はみどり色じゃないと言ったので,質問したのでしょう。 |
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今のような説明をすれば,我々の側が,我々の側が,えー,こう,まあ世界がありますよね,こう, |
「我々[日本語で発話する]」,我们,然后,这有个世界。 |
「我々」,私たち,そして,世界があります。 |
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山があって,こう,家があったりする。こう, |
额,然后这个,这个半圆可能是个地球,或者是个世界。上面有山和家。 |
えー,そしてこの,この半円は地球か,あるいは世界かもしれません。上に山と家があります。 |
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世界があって我々が,それをこう,見ていると,いうときに,まず普通はこれがちゃんとしてあるから,こっちが見えるんだ。 |
额,K板上画了什么东西,我也不知道。然后是,因为先有了世界,所以我们才看的。 |
えー,黒板になにを描いたのか,私もわかりません。それから,先に世界があるから,私たちは見るのです。 |
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1と2の意味は推測でいいので教えてもらっていいですか。 |
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额,一应该是世界,二应该是人。 |
えー,1はたぶん世界で,2はたぶん人です。 |
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1は世界ですか。 |
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对。 |
はい。 |
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重要なのは世界そのもの,実在そのものがちゃんとしてれば我々はちゃんと見えるんだと,こう思ってるけど,実は全然そうじゃない。 |
因为先有了世界,所以我们才能看得见,但其实不是这样的。 |
先に世界があって,だから私たちは見える,でも実はそうではありません。 |
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我々が,切りとる範囲で,世界をそれぞれ切りとっている。 |
我们在一个「キキトル[日本語で発話する]」,额,「キリトル[日本語で発話する]」这个词,我忘了是什么意思了。但我的推测是,一个被限制的范围之内在看,一个被限制的东西。 |
私たちは「キキトル」,えー,「キリトル」という単語は,どういう意味か忘れました。でも私の推測は,ある限られた範囲の中で,ある限られたものを見ている。 |
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ここまでで,先生はこの講義でなにを伝えたかったと思いますか。 |
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嗯,他想说的是,额,人看的也不一定是这个世界。嗯,这个世界可能就不是我们看到所看到的。就是,不是我们用眼睛看到的可能不是真的世界。额,我们只是用自己的感觉来看这个世界。 |
うーん,彼が言いたかったのは,えー,人が見ているのは必ずしもこの世界ではないということです。うーん,この世界は私たちが見えるものを見ているのとは違うかもしれません。私たちが目で見ているのが本当の世界ではないかもしれません。えー,私たちは自分の感覚を使ってこの世界を見ているだけなのです。 |
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このトピックでいろんな例が出てきましたが,どんな例があったか,ちょっとだけ説明してもらえますか。 |
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嗯,有狗,外星人,额,啊,还有老人和年轻人。额,没了。我只记得这些。 |
うーん,犬がいて,宇宙人,えー,あ,それから老人と若者。えー,それだけです。私が覚えているのはこれらだけです。 |
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