ID:L-CH0035 |
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データ収集日:2022年6月8日 |
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聞いた素材:模擬授業 哲学専攻 黒崎政男「木がみどりに見えるのは、木がみどりだからだ、は本当か」(東京女子大学,2021) |
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https://www.youtube.com/watch?v=Qs8KN2eEMEM |
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行番号 |
聞いた素材 |
協力者の発話内容 |
データ収集者の発話内容 |
備考 |
発話 |
日本語訳 |
1 |
みなさんこんにちは。えー,東京女子大学哲学専攻の黒崎と言います。 |
[聞き取り不能]我是东京女子大学的教授。 |
[聞き取り不能]私は東京女子大学の教授です。 |
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2 |
えーと今日は,えー哲学,えー,とはどんなものか,っていうのをちょっと実例を,えー交えながらお話をしたいと思います。 |
额,他应该是要,那个,讲哲学的内容。因为他后面说的部分有点,有点,额,就是,平常难接触到的词语有点多,但是大概知道他要说这样的意思。 |
えー,彼は多分,あの,これから哲学の内容を話すと言いました。あとで話した部分はちょっと,ちょっと,えー,普段接しない語彙が多くて,でもこんなことを言いたいのだとだいたいわかりました。 |
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3 |
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推測でいいんですが,哲学のどんなことを話すと先生は言ったと思いますか。 |
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额,他应该是要讲哲,哲学是什么,然后举一些例子,然后来说明。 |
えー,多分哲,哲学はなにか,それから例を挙げて,そして説明します。 |
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5 |
えー題名はですね,木がみどりに見えるのは,木がみどりだからだは本当かっていう, |
啊,这个,题名,题名就是他屏幕写的这样,应该,没什么问题,额… |
あ,この,題名,題名はスクリーンに書いてあるこの,多分,なにも問題ありません,えー… |
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テーマも教えてもらえますか。 |
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树是,额,让我想一下。[8秒間無言]树是,额,那个,绿色的,话是,不好翻译啊…树是…因为日语的话知道什么意思,突然让中文翻译的话,有点不知道该怎么说。 |
木は,えーちょっと考えさせてください。[8秒間無言]木は,えー,あの,みどり色,なら,うまく訳せませんね…木は…日本語では意味がわかりますが,突然中国語に訳せと言われると,どう言ったらいいのかわかりません。 |
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ちょっと難しい感じですか。 |
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额,额,要,就怎么说,可能是中文说的机会不太多,然后突然要翻译的话,突然不知道怎么说呢。 |
えー,えー,どう言ったらいいのかな,中国語で話す機会があまりないからか,突然訳すとなると,突然どう言ったらいいのかわかりませんね。 |
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10 |
えっ本当,本当に決まってるんじゃないか, |
额,真的是这样,这样的吗? |
えー,本当にそう,そうなんでしょうか。 |
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11 |
木がみどりに見えるのは,木がみどりだからだ,は本当に決まってて,なにを言いだすのって感じな,かもしれませんけどですね, |
额,他说的这个一开始前面对一些比较轻松的,一些引出话题的意思。虽然就知道但还是感觉不太好翻译。 |
えー,このはじめの前のほうは軽く,話題を引きだすという意味です。わかりますがうまく訳すことができない感じです。 |
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先生はなにについて話していると思いますか。 |
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额,他大概就是,还是在围绕着这个,这个题目来说。 |
えー,だいたい,この,このタイトルをめぐって話しています。 |
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実は,これわたくしが今から,えー10分くらいもうお話しすると, |
额,我现在开始说十分钟之后, |
えー,今話しはじめて10分後, |
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えー,あ,本当じゃないって,あの,わか,わかると思いますけれども, |
额,应该是听十分钟之后,额,应该是不是真的吗,额,大概就是会那样觉得。 |
えー,10分聞いたあと,えー,多分本当じゃないんですか,えー,多分そう思います。 |
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ということは,このテーマについて疑うということですか。 |
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额,应该是这个意思,我觉得。 |
えー,多分そういう意味です,と思います。 |
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これがあの哲学的にものを,なんかこう,当たり前と思ってること,あの疑ってみるっていうか,じっくり考えなおしてみるっていうことの,まあいいヒントになりますので, |
额,应该是,他说的是,会对着理所当然的事情,会怀疑的,额,那个到底是不是理所当然的或者是什么意思,大概。 |
えー,多分,彼が言っているのは,当たり前のことについて,えー,それはいったい当たり前なのかどうかあるいはどういう意味なのか,疑うだろうということです,多分。 |
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19 |
ちょっとこの問題を考えてみたいと思います。みなさんもちろん木がみどりに見えるのは木がみどりだからだと思ってますよね。 |
大家当然,就是认为,额,树看起来是绿色原因是树本身就是绿色的。 |
みなさん当然,えー,木がみどり色に見える原因は木そのものがみどり色だからだと思っています。 |
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思ってますよね。あの木がみどりに見えるのは,木が黄色じゃないからみどりに見えると,まあ当然, |
因为树是看起来是绿色的话,是,额…就是日语听,听起来的感觉比较,额,比较正常的,但是突然一想它这个意思的话,就是用中文一想这个意思的话,感觉会突然有点奇怪,可能就是哲学的那些,哲学的比较奇怪的一些,就是比较难懂的一些东西嘛。 |
木がみどり色に見えるのは,それは,えー…日本語が,聞こえる感じは,えー,普通なんですが,突然その意味を考えると,中国語で意味を考えると,突然変な感じで,哲学のああいう,哲学の変な,わかりにくいものなのかもしれません。 |
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日本語で先生が変だと言っているわけではなくて,Aさん[協力者]が中国語にするときに変だと思う,ということですね。 |
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额,是,是。 |
えー,そうです,そうです。 |
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あのだれでも思ってて,これ当たり前だと, |
额,谁都这样觉得就是理所当然。 |
えー,誰でもこう思うのが当たり前です。 |
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まあ哲学っていうのは今も言ったように,当たり前と思っていることも疑ってみるっていうふうなことですけども, |
哲学就是到现在,就是,理所当然认为的一些东西,额,就是去怀疑,怀疑的。 |
哲学は今まで,当たり前に思っていたものを,えー,疑う,疑うものです。 |
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今はなんの説明をしていますか。 |
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他在说明就是哲学。哲学的意思就是,额,到现在认为理所当然的,去怀疑理所当然的东西。 |
哲学を説明しています。哲学の意味は,えー,今まで当たり前だと思っていたこと,当たり前のことを疑うことです。 |
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えーと,たとえばですね,私があの,えーまあもうこう,いろいろ疲れちゃったなあ,あのコロナのこともあって疲れた,あ,こう,あの高原に行こう |
额,额,因为新冠的疫情,额,累了,然后要去,那个,额,高原,要去什么爬山一些要去散步。 |
えー,えー,コロナのことで,えー,疲れて,あの,えー,高原に,行きたい,なにか山に登って散歩をしたいです。 |
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とか思ってですね,あの,犬を連れて静かな高原を散歩に行ったとします。ちょっと女性の絵になってますけど, |
额,他要带着他的狗去高原散步。 |
えー,彼の犬を連れて高原に散歩に行きます。 |
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一応,あの私が行ったことになって。そうするとですね,もう都会の喧騒とは違って,あー高原はとっても静かで,あー木がみどりでいいなあ,最高だなあと,こう, |
额,那个高原比较安静,然后树是绿色的,额,那个,比较愉快。 |
えー,その高原は静かで,木はみどり色で,えー,あの,気分がいいです。 |
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思うわけですよ。それでこの隣にいる,まあポチかなんかに,なあポチ,高原って,あの |
这个「ポチ[日本語で発話する]」是什么意思,我,额,我还不是很清楚。 |
この「ポチ」はどういう意味か,私は,えー,まだはっきりしません。 |
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いいなあ,木が,みどりで,静かで最高だよなあって言うと,なんかこのポチはですね,ブー,ブーとか言うんですよ。 |
这段还是围绕着「ポチ[日本語で発話する]」说,但是我还是不清楚它的意思。 |
この部分もやはり「ポチ」をめぐって話していますが,私はまだその意味がはっきりわかりません。 |
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ポチについてなにか新しくわかった情報がありましたか。 |
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额,[6秒間無言]我觉得可能是说那个人的心情或者是什么。不知道,不是很清楚,可能。 |
えー,[6秒間無言]人の気持ちかなにかを言っているのかもしれないと思います。わかりません,はっきりしません,もしかしたら。 |
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で,え,なんでって言うと,まあ本当はその犬と人間がしゃべれるかどうかはわかりませんが,しゃべれたとするとですね, |
额,那个,狗真的和人可以交流呢? |
えー,その,犬は本当に人とコミュニケーションが取れるのでしょうか。 |
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あのポチはですね,えっ,木はみどりじゃない,ブー,灰色だ,とか言うんですよ。 |
额,它这个应该是对那个「ポチ[日本語で発話する]」进行的说明,但是,它后面的意思是那个,额,那个,树是,树不是绿色的,是灰色的。但我还是不知道那个「ポチ[日本語で発話する]」是什么。 |
えー,これは多分「ポチ」についてしている説明で,でも,あとのほうの意味はあの,えー,あの,木は,木はみどり色ではない,灰色だ,です。でもまだ「ポチ」がどういう意味かわかりません。 |
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はあ?とかって,えー,いうことになりますけどもですね,あの,我々あの,いろんな物事振動してますけども,えー,たとえばなんかこう振動してですね, |
嗯,他现在说的这个英文,英文说「シンドー[日本語で発話する]」平常,平常是,平常是听过这个词儿,但是突然忘了。这里想,记不起来,想不起来。所以这一段,不太清楚他,额,他在说什么。 |
うーん,彼が今言った英語,「シンドー」という英語は普段,普段は,普段はこの単語を聞いたことがあるのですが,突然忘れました。ここで,思いだせません。だからこの部分は,なにを話しているのか,えー,はっきりわかりません。 |
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ここはまったく振動してない場合,こっからなんか振動しはじめてですね,ここ20,1秒間に20回ぐらい振動すると,これが低音でブーンとかって。で,せ,
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这一段果然还是那个「シンドー[日本語で発話する]」。虽然稍微地说,说明了,额,一下关于那个,但是还是不是特别清楚。 |
この部分はやはりあの「シンドー」です。それに関して少し,少し話しましたが,説明しましたが,えー,でもやはりあまりはっきりしません。 |
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画面に20という数字が映っていますが,この数字はどういう意味だと思いますか。 |
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额,[5秒間無言]二十,可能,大概是那个散步的时候,额… |
えー,[5秒間無言]20,もしかしたら,多分あの散歩のとき,えー… |
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あの,これ音だとするとですね, |
写个HZ大概是,大概是,振动的意思吧,应该是。不过他说的这个振动我感觉在,在哲学里突然出现这个一个词儿,就是,感觉不太,没什么关联,就感觉突然想不起来这个意思。 |
HZと書いたのは多分,多分,振動という意味でしょう,多分。でも彼が言ったこの振動は,哲学の中に突然この単語が現れて,なんの関係もないと感じて,突然この意味が思いうかばなかった感じです。 |
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えー,それで,あの,NHKの時報,ポッポッポッポーとかいうのは,440ヘルツ,ぐらい。 |
他那个说什么,NHK的后面那个,我不知道他说的是什么意思。 |
なにか,NHKのあとにあの,言っているのがなにかわかりません。 |
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この数字はなんか意味があると思いますか。 |
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他应该还是说的振动吧。额,那个…应该振动的频率吧,或者是什么什么东西的。 |
多分まだ振動について話しているのでしょう。えー,あの…多分振動の周波数か,なにかでしょう。 |
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それで人間はだいたい2万,2万ヘルツぐらいまでは音として聞こえるとか,まあこういうふうに, |
应该是说的是人类能听到的赫,赫兹吧。应该是人能到,这个上边写的两万,到两万为止。他既然是说到这样的话,人类能听到的话,那前面说的那些四百四十赫兹,额,什么的,二十的大概我是知道他在说什么。 |
多分話しているのは人類が聞こえるヘ,ヘルツでしょう。多分人は,この上に書いた2万,2万まで聞こえます。こんな話をしたからには,人類が聞こえるという話をしたからには,前に言った440ヘルツ,えー,とか,20がだいたいどんなことを話しているのかわかります。 |
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関連している数字ということですね。 |
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是的。 |
そうです。 |
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言われます。ここを人間は音として聞く。 |
写的是二十到,那个两万是可以听到的。 |
書いたのは20から,2万までは聞こえるということです。 |
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で,もうずっと上のほうに行きますとですね,ある,こう振動があって,これがたとえばですけど,3700オングストロームから,たとえば8700オングストロームとか, |
就再往上更高的话,他觉得这个,他挡到了我没看见他写的什么,大概就是再高的这些频率的话, |
更に上に向かって更に高いと,これは,彼が遮っていてなにを書いたのか見えないのですが,多分更に高い周波数は, |
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ここを我々,なんか色として感じる, |
啊,他说的是,这一部分,就是,我们可以感受到颜色[聞き取り不能]比较奇怪。不太能确定。 |
あ,彼が言ったのは,この部分は,私たちが色を感じるのは[聞き取り不能]変です。確かではありません。 |
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範囲なんですね。で,えーと,この,あ,この,ここで言うと,木がみどりだって言うと,ウー,違う,木は灰色だってポチは吠えるわけです。 |
额,他说的是,那个,额,说到那个树是绿色的。可能,那个图上的狗而说是那个,不,那个树是灰色的。 |
えー,彼が言ったのは,あの,えー,木はみどり色だということに言及しました。その絵の中の犬はしかし,いや,木は灰色だと言います。 |
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で,この人間はここを,色として識別するんですけど,どうもその,犬はですね,そのー,こう広くなくてですね,こ,このぐらいしか見えないらしいと言われている。 |
他说的是,人的话,可以,就是可以感受到的颜色是,那个部分。然后狗可以感受到的,额,他说的应该是,「広く[日本語で発話する]」,应该是广阔的。但是他画的范围,为什么这么小,我感觉不是很清楚。 |
彼が言ったのは,人の場合,感じることができる色は,その部分です。そして犬が感じることができるのは,えー,彼が言ったのは多分,「広く」,多分広いです。でも彼が描いた範囲が,どうしてこんなに狭いのか,はっきりしない感じです。 |
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犬はなにが狭いんですか。 |
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应该说的是感受到的颜色。 |
多分言ったのは感じる色です。 |
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広いという語が日本語で聞けたと言っていましたが,どうして狭いとわかったんですか。 |
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不是,他刚刚说的是广阔的,但是他在K板上画的那个范围是,额,是,是要窄。所以… |
いえ,彼がさっき言ったのは広いでしたが,彼が黒板に描いたあの範囲が,えー,狭いです。だから… |
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たとえば牛もそうですけれども,あの闘牛でこんなことをやって,あの赤いきれであの,あれは牛が興奮するんだって言うけど,どうも牛には灰色かなんかに,我々で言う灰色に見えてて,赤で興奮しているのは人間 |
他说的应该是,牛的感知也是比较,那个,范围也是比较小的。然后他应该指的那个西班牙斗牛士的那个意思。拿那个红布,就是来那个,激怒那个牛。 |
彼が言ったのは多分,牛の感知も,あの,範囲が狭いです。そして多分スペインの闘牛士という意味を指しています。あの赤い布を持って,あの,牛を怒らせます。 |
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先生が手を前で振っているのはどうしてかわかりますか。 |
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他大概就是模仿那个西班牙斗牛士那样就是拿个红布那种感觉。 |
多分スペインの闘牛士を真似てあのように赤い布を持っているという感じです。 |
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先生はどうして闘牛の例を出してきたんですかね。 |
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就是说,他的应该意思应该是斗牛的人一般就是都用红色的布,没有人用灰色。应该是举这样的例子。 |
多分彼の意図は闘牛の人は普通みんな赤い布を使って,灰色のを使う人はいないということだと思います。多分このような例を挙げました。 |
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それで牛は赤い布に反応するんですか。 |
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是。 |
はい。 |
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らしいんですけども,っていうふうに,どうも違う,見えかたが違う,らしいということはわかってるんですね。 |
他说的那个,可能是看到的,「見えかた[日本語で発話する]」,应该是那个看到的方式,看到的眼里的那些不一样。 |
彼が言っているのは,多分見える,「見えかた」,多分見えかた,見える目の中のそれらが違うということです。 |
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なにとなにが違いますか。 |
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应该还是刚刚举的那个例子,红色的布,灰色的布,那个。 |
多分やはりさっき挙げたあの例,赤い布,灰色の布,あれです。 |
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えーちなみにですね,ここはなんだか知ってますか。この一番,見えるのの一番上ってここなに,何色だかわかります? |
他是指的部分是,什么,什么,是什么知道吗?像提问。 |
彼が指している部分が,なに,なに,なにかわかりますか。質問したようです。 |
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えっとですね,ここはですね,なんて言うかっていうと,UV。 |
他说,这个部分说,这个是,那个他写那个UV,但我不知道什么意思。可能之后会说明吧。 |
彼は,この部分で,これは,そのUVと書きましたが,私はどういう意味かわかりません。あとで説明するかもしれません。 |
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UVっていうのはこれ,ウルトラバイオレット。バイオレットを越してる。紫外線ですね。 |
啊,那个,虽然他后面说了一些外来词,反正对于外国人留学生来说这些外来词是比较难的。但好在他后面说的那个,一个紫外线,他用那些日语说的一遍,所以还是明白。 |
あ,あの,あとでなにか外来語を言いましたが,とにかく外国人留学生にとってはこれら外来語は難しいです。でも幸いあとであの,紫外線と言って,日本語で一度言ったので,わかりました。 |
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UVと紫外線は同じだと思いますか。 |
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他应该只说V是紫外线。UV好像还没有说明吧。 |
多分Vが紫外線だと言っただけです。UVはまだ説明していないようです。 |
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ここ紫外線ってことは我々ギリギリで見えてるのは,ここ,み,一番細かい振動がこれ,紫。 |
他说人类可以看到的那个,那个,界限是那个,那个部分的紫色。 |
人類が見えるあの,あの,限界はその,その部分の紫色だと言いました。 |
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一番下,じゃこれは。ここはなんだかわかりますか。ここが紫外線なんだから,こっちは,赤外線。IR |
啊,这个,这个应该是那个,红外线。 |
あ,これは,これは多分あの,赤外線です。 |
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ですよね。えーと,ここが赤なんですね。一番振動が低いの。その外はIR。インフラレッド。えー,レッドの下,インフラって下って意味ですから |
啊,虽然还是用那个,英文说明,但他还是,额,最后用日语解释的一遍,应该说的那个,红色的,那个光之外。 |
あ,やはりあの,英語で説明しましたが,でもやはり,えー,最後に日本語で一度説明して,多分あの,赤,あの光の外と言いました。 |
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インフラレッド。これはウルトラ,越えてるっていうことですね。バイオレットを越えてるからUV,こっちはIR,我々は |
他现在应该说的,刚才可能没太明白,他现在可能说这个UV是那个全部是紫外线的意思,不是我之前先说的那个U。 |
今言ったのは多分,さっきあまりわからなかったかもしれませんが,今このUVが全部で紫外線の意味だと言ったかもしれません,私が前に言ったUではなくて。 |
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どうしてわかったんですか。 |
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他刚才应该是,应该说明了一下吧。就是这个对UV都说了一下。 |
さっき多分,多分説明しました。このUVについて話しました。 |
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じゃあVは結局なんだったんですかね。 |
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额,就是,它可能是,额,那个UV,的那个,就是,怎么说呢,它这个两个词的就是,可能是紫外线的缩写,是UV。后面的V是什么,不太,不是很清楚。 |
えー,それは,えー,あのUV,のあの,どう言ったらいいのかな,この2つの単語がつまり,紫外線の縮約が,UVかもしれません。うしろのVはなにか,あまり,はっきりしません。 |
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79 |
IRもUVも色としては見えないですよね。 |
应该是红外线和紫外线,作为颜色都看不见。 |
多分赤外線と紫外線は,色として見えません。 |
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80 |
だから,あのー,今日はUV指数が4ですとか3とかっていうのを聞いて,あ今日はUVが多いんだってわかるけど,直接我々は見えない, |
说的应该是,就是,看天气预报什么的,看那个红外线什么的,那个指数,什么,三和四的,知道那个,红外线是多少,但是,日常生活中是感受不到。 |
言ったのは多分,天気予報などを見て,赤外線などの,指数が,なんか,3と4だ,あの,赤外線がどのぐらいかわかりますが,でも,日常生活で感じることはできません。 |
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っていうように,どうも犬もですね,この我々が紫に見えているのは,たとえば見えなくて赤も見えなくて,その間しか見えないんで,木の色,木を見るとですね,灰色に見える。 |
啊,他应该说的是,狗可以看到的范围比人类的那个小,所以看到那个树的颜色是灰色。 |
あ,彼が言ったのは多分,犬は見える範囲が人類より狭くて,だから見える木の色は灰色です。 |
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82 |
そうすると我々は,あー,この犬ってかわいそうだな,本当は木はみどりなのに灰色にしか見えないんだって,まあ普通 |
额,他说的是那个人们觉得那个,狗比较可怜,它明明是绿色的,但狗看到的就是灰色的。 |
えー,彼が言ったのは人々は,犬はかわいそうだ,明らかにみどり色なのに,犬が見るのは灰色なんだ,と思います。 |
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83 |
思うわけですよね。で,なるほどと。でさっきのこう,静かなんで,我々は,あーかわいそうって,このポチには灰色にしか見えないのか,みどりで静かでいいのになあと。ところがですね,ポチはですね, |
他现在说「ポチ[日本語で発話する]」,好像是狗的意思嘛。 |
今言った「ポチ」は,犬という意味のようです。 |
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84 |
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どうしてわかったんですか。 |
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(00:47:09)额,就是他有,他之前说,人觉得狗很可怜,之后,就是对着「ポチ[日本語で発話する]」进行了进一步的说明,那个「ポチ[日本語で発話する]」应该是狗的意思。 |
えー,前に,人は犬がかわいそうだと思うと言いました。そのあと,「ポチ」についてさらに説明をしました。その「ポチ」は多分犬という意味です。 |
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86 |
なんか高原はうるさいとか, |
他就是说狗觉得高原很吵。 |
犬は高原はうるさいと思うと言いました。 |
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87 |
言いはじめるんですよね。えっ,静かなのにって言うと,犬笛ってご存知ですか。あの,こういうなんか笛があってですね,人間には聞こえないけど犬だけに聞こえるっていうそういう笛が存在してる。 |
他应该说的是,就是,就是人们觉得很安静,就是,就是,就是,就是因为人听到的范围要比狗要小。 |
彼が言ったのは多分,人々が静かだと思うのは,つまり,つまり,つまり,つまり人が聞こえる範囲は犬より狭いからです。 |
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先生が黒板に描いた絵はなんだと思いますか。 |
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应该是,那个,就是吹的那个,哨子吧。 |
多分,あの,吹くあの,笛でしょう。 |
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どうして先生は笛の話を始めたんですか。 |
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额,他,刚刚说的是那个围绕的那个声音,再说的,他又画这个图。如果他不说声音的话,那我还可能不知道他作的画是什么。 |
えー,彼が,さっき話していたのは音をめぐることで,また話しました。またこの絵も描きました。もし彼が音について話していなかったら,彼が描いた絵がなにかわからなかったかもしれません。 |
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92 |
でこれをここで吹くと,人間はなんにも聞こえないけど,犬にはキャンキャンキャンキャン聞こえる。 |
嗯,他说的是,如果就吹的话,人听不见,狗可以听见。但我感觉,就是人应该可以听见,所以感觉有点奇怪。 |
うーん,彼が言ったのは,もし吹いたら,人は聞こえなくて,犬は聞こえます。でも私は,人は聞こえるはずだと思うので,ちょっと変な感じがします。 |
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93 |
で,この高原で間違ってですね,子どもかなんかが犬笛を拾ってですね,これでピーピーピーピーやってたとする。そうすると, |
他应该说的是,在高原的时候就拿着这个,吹。 |
彼が言ったのは多分,高原にいるときこれを持って,吹きます。 |
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94 |
私は,高原はみどりで静かなんですけど,ワンちゃんにとっては,高原はやかましくて灰色なんですよ。 |
对人类,对人类来说,高原是比较安静的,但是对狗来说,就是,高原是,很吵的,是灰色的。 |
人類,人類にとっては,高原は静かですが,犬にとっては,高原は,うるさくて,灰色です。 |
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さっき聞けばよかったんですけど,笛が吹いたって言ってたんですが,誰が笛を吹いたと言っていましたか。 |
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应该是人。 |
多分人です。 |
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97 |
どっちが本当の世界を見てるっていうことになるでしょうか。 |
他应该是说人或者狗谁看到的世界才是真的。 |
人と犬,どちらが見ている世界が本当なのかと多分言いました。 |
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98 |
これあのさっきも言いましたけど,この可視光線が我々人間にとって見える範囲はこのぐらいで, |
这个是人类可以看到的范围。 |
これは人類が見える範囲です。 |
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99 |
で外は赤外線と紫外線,こっち高いほうですね。 |
看不到的是紫外线和红外线,[聞き取り不能] |
見えないのは紫外線と赤外線,[聞き取り不能] |
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100 |
ところがあの,ミツバチとかいうのは,どうもえーと紫外線だったかな,が見えるらしくて, |
他说的「ミツバチ[日本語で発話する]」的话,不太知道什么意思。 |
彼が言った「ミツバチ」は,どういう意味かわかりません。 |
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101 |
あのお花がこう咲いてますよね。それで我々にとってはおんなじ色にしか見えないのに,こっちなんか熟してくると,し, |
额,前面的说的那个应该是,就是花,就是人类看的颜色是一样的嘛。说那个「ジュクシテ[日本語で発話する]」是啥,是什么意思,就是,有点忘记了。 |
えー,前で言ったのは多分,花は,人類が見る色は同じです。「ジュクシテ」はなにか,どういう意味か,ちょっと忘れました。 |
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102 |
紫外線かなんか出すらしいんですよ。そうするとそれを目当てにミツバチかなんかはそっちにひゅっと行くんですよ。我々に |
他后面说,这个,紫外线什么一句话,那边我不知道他在说什么。 |
あとで,この,紫外線がなんとかひとこと言いますが,そこは彼がなにを言っているのかわかりませんでした。 |
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103 |
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今の段階で,ミツバチとはなにかわかりましたか。 |
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104 |
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还没明白。 |
まだわかりません。 |
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105 |
我々にとってはおんなじ色,おんなじにしか見えてないのが,たとえば紫外線が見えるという,赤外線が見えるとなると,別の色に見えてる, |
说的是如果人类可以看到红外线紫外线的话,花的颜色会,也会变成其他颜色。 |
もし人類が赤外線紫外線が見えたら,花の色も,ほかの色に変わるだろうと言いました。 |
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ミツバチについて新しい情報はありましたか。 |
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嗯,没有。 |
うーん,ありません。 |
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ってことになるわけですよね。そうすると,うん?我々は自分で見てる世界が,世界そのものだと思ってるわけだけど,もしかしたら,我々の制限や我々の都合によって世界が,みどりに見えたり,静かだったりしてんじゃないの?みたいな, |
他说是,就是,额,我们看到的世界,就是,是因为有那些种种的限制,才看到现在的这样的世界。 |
えー,私たちに見える世界は,いろいろな制限があるから,今のこのような世界が見えているのだと言いました。 |
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感じがしてきますよね。で,ここにですね,宇宙から,あのたとえば,えー,火星人がやってきたりする。ちょっと毛が生えてるかも。で地球にやってくると,うー地球は,あの,眩しいねとかっていうふうに言う。 |
他应该是说如果外星人来地球的话,就会觉得地球耀眼,什么。 |
もし宇宙人が地球に来たら,地球は眩しいと思うだろう,とかなんとか多分言いました。 |
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あの絵はなんの絵だと思いますか。 |
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应该是画就是外星人。不过,它,我不是听这个话来判断的,他那个说的那个外星人那个词儿吧,就是,之前看动漫什么的,有接触到,所以我知道它是那个意思。 |
多分絵は宇宙人です。でも,それは,この話を聞いて判断したのではなくて,彼が言ったあの宇宙人という単語が,以前アニメなどを見て,接したことがあって,それでそれがそういう意味だと知っていました。 |
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この,まあもしかしたらこの宇宙人は,紫外線と赤外線が色として見える生物だ,と仮定しましょう。まあそういうことは不可能じゃないので。ま, |
他说假如就是外星人可以看到这个,红外线紫外线。 |
仮に宇宙人がこの,赤外線紫外線を見ることができたらと言いました。 |
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火星人がいるってこと自体のほうが不可能ですけども,まあ,あの火星人があの,見えると。火星人がですね,IRも見える。そうするとですね,まず地球に来て言うことは,都市はもうIRでもう眩しくてしょうがないよーとかって。 |
他应该是说,那个,外星人,就是可以看到,然后看到地球什么比较耀眼,还是那个。 |
多分,あの,宇宙人は,見える,そして地球などが眩しく見える,やはりそのことを言いました。 |
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それはどういうことかって言うと,たとえば自動ドアってありますよね,こう前に立つとすっーと開くやつ。あれはIRをいつも飛ばしてるわけですよね。それで人間がそこ行くとそれを遮るんで,それを感知して開く。 |
他应该是举了那个自动门的例子。用那个什么红外线紫外线来感应人的例子,来开门。 |
彼は多分自動ドアの例を挙げました。赤外線紫外線を使って人を感知する例です,ドアを開ける。 |
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我々はIR,つまり赤外線が色として見えないんで,全然眩しくもなんでもないですけど,それ色として見えてる人,うわ,眩しい,もう,あの昔よくあの, |
他说的应该是,就是如果人类如果可以看到那个,紫外线的话,会觉得那个耀眼的。 |
彼が言ったのは多分,もし人類に紫外線が見えるなら,眩しいと思うだろうということです。 |
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自動ドアの話とどういう関係がありますか。 |
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应该是那个,因为自动门它应该是凭借红外线紫外线来感应人的嘛。然后,就和那个紫外,那样的关系。 |
多分あの,自動ドアというのは多分赤外線紫外線を借りることによって人を感知します。そして,あの紫外,そういう関係です。 |
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怪盗ルパンとかなんか映画でですね,こう,宝石があってですね,そこにこう,センサーがビーっとなってそれをくぐりぬけながら,こう盗むっていうのがありましたけど, |
他应该举了一个,那个,那个,那个中文叫怪盗鲁邦。因为我看过那个,所以我知道他在说什么。应该就是那个去偷宝石,就越过红外线什么的那个。 |
多分彼はある,あの,あの,あの中国語で怪盗ルパンを挙げました。私はあれを見たことがあるので,彼がなにを言っているのかわかりました。多分宝石を盗みに行って,赤外線などを越えるあれです。 |
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赤外線とか紫外線が見えればそれが可能になるわけですけれども,まあ我々は見えない。だけど,その,火星人には見えると。すると眩しい。
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额,他说是,如果人类可以看到那个红外线的话,就是可以去,就是那电影里的偷宝石可以做到。然后那个如果外星人看到的话,会觉得耀眼。 |
えー,彼が言ったのは,もし人類に赤外線が見えたら,あの映画の中の宝石を盗むのができるということです。そしてもし宇宙人に見えたら,眩しいと思うでしょう。 |
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それから,とんでもないこと言うかもしれない。地球が美しいのはあのUV焼けが,午前11時ごろのUV焼けが,ものすごい地球はきれいだよね,とか。はあ?みたいな。 |
额,他说的那个,额,说了什么,UV是,好像有点忘记了那个什么意思,就是…他应该说是紫外线的,但他,但他,没有说,应该是紫外线吧。 |
えー,彼が言ったあの,えー,なんか,UVは,どういう意味かちょっと忘れたみたいです…彼が言ったのは多分紫外線ですが,でも,でも,言いませんでしたが,多分紫外線ですね。 |
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これは誰が話していることなんですか。 |
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那句话,谁说的?什么意思?不是老师说的吗? |
これは,誰が話している?どういう意味ですか。先生が話しているのではないんですか。 |
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そ,UV焼けってなんだ,ほらあの東の空になんかほらUV色のさ,虹みたいなのがかかるじゃん,だいたい晴れてる日は11時ごろに午前とか。 |
他说,可能是,那个是,天上,会有那个,UV,应该是那个,紫外线,那个颜色,就是可能是十一点。 |
彼は,多分,あれは,空に,あの,UVがあるかもしれない,多分あの,紫外線の,その色は,11時かもしれない,と言いました。 |
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先生がUVがかかっているのを見ているんですか。 |
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应该是举的例子,应该是。 |
多分例を挙げました,多分。 |
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はあ?みたいな。地球にあるのは夕焼けだけです。朝焼けもたまにあるけど夕焼けしかなくて,それはそのオレンジです,みたいな。 |
说是地球只有那个夕阳。然后夕阳应该是橙色的。 |
地球には夕日しかないと言いました。そして夕日はオレンジ色のはずです。 |
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我々が火星人に言うと,火星人は,あ,かわいそうに, |
啊,他之前说的,应该是那个,应该是如果是那个,那个外星人的火星人的看那个地球的话,如果他要能看到那个,紫外线的话,他可能看到的就是,那个,就是会,就是会觉得,颜色,额,就是人类看不到就会觉得人类很可怜。然后她刚才说的那个,就是,就是老师刚刚说那个是谁看到那个颜色,应该是那个,现在知道它应该是外星人的意思。 |
あ,彼が前に言ったのは,多分あの,多分もしあの,宇宙人が火星人が地球を見たら,もしあの,紫外線を見ることができたら,見えるかもしれない,あの,色が,えー,人類は見えないのがかわいそうだと思うかもしれません。そしてさっき言ったあの,先生がさっき言ったあれは誰があの色を見ているのか,多分あれは,宇宙人という意味だと今わかりました。 |
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どうしてわかったんですか。 |
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因为他说的是,就是,额,就是他说应该是,外星人看到后面解释了外星人看到那个,就是,那个地球的那个,红外线的颜色,他觉得人类看不到,会觉得人类很可怜。因为他后面对这个进行解释了。 |
なぜなら彼が言ったのは,えー,彼が言ったのは多分,宇宙人に見えるのあとに宇宙人に地球のあの,赤外線の色が見えて,人類には見えないから,宇宙人は人類がかわいそうだと思うと説明しましたから。彼があとでこれについて説明しましたから。 |
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地球人にはあの美しいUV焼けが見えないのか,本当にきれいなのに,地球の最大のドラマだよね,あれ毎日,とか言うかもしれない。 |
额,说的,还是,就会外星人觉得地球人很可怜看不到颜色。 |
えー,やはり,宇宙人は地球人が色が見えなくてかわいそうだと思うと言いました。 |
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[笑う]でその火星人がですね,やってきて,地球はもう紫外線と赤外線がもう眩しくてしょうがないなとこう,ちょっとこの火星人とこれちょっとずいぶん違いますけど,まあ
別種の火星人がやってきて,言ったとすると。 |
还是会觉得那个,就是,觉得还是那个外星人会觉得地球耀眼的那个,那个例子,就是。 |
やはりあの,やはりあの宇宙人は地球は眩しいと思うあの,あの例です。 |
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そうするとですね,さっきのワンちゃんと,私,人間と火星人がここに揃ってですね,木はみどりだよねーって人間は言う。木はみどりだから木がみどりに見えてるけど,それは木がみどりだからに決まってるじゃんって人間が言うと,ワンちゃんは, |
他还觉得,如果,就是,人,狗和外星人都在一块儿的话,就是,那个,人,就是人看绿,那个树是绿色的,就说它是,它是绿色的。 |
もし,人,犬と宇宙人がいっしょにいたら,あの,人,人がみどり,木がみどりなのを見て,それは,それはみどり色だと言います。 |
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えっ,木は灰色だよ,だって木は灰色だから灰色に見えてんじゃんって言うし, |
他应该说的是,那个狗它还是说是看到那个树是灰色。 |
彼が言ったのは多分,犬はやはり木が灰色に見えます。 |
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火星人は,いや,木はほにゃらら色だって,聞いたこともない, |
他应该说那个,外星人看到那个,就是那个,树。虽然那个词儿,虽然那个没有学过,但是好像听,其他日本人说过,应该是那个,大概是那个树颜色比较,比较丰富的那个意思吧。 |
彼が言ったのは多分あの,宇宙人があの,あの,木を見ます。あの単語は,あれは勉強したことがありませんが,でも,ほかの日本人が言ったのを聞いたことがあるみたいです。多分あの,多分木の色が,豊富だという意味でしょう。 |
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どうして豊富な色とわかったんですか。 |
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额,因为,这个词儿,书没有学过,但是听到过,其他日本人说过,凭感觉大概是这样意思吧。完全是凭感觉。 |
えー,この単語は,本では勉強したことがありませんが,ほかの日本人が言ったことがあって,感覚でだいたいこんな意味かなと。完全に感覚に頼って。 |
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前の文脈からではなく,音から推測したんですね。 |
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两者都有。发音也有,前后推测也有,就是。 |
両方です。発音と,前後から推測したのと。 |
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それちょうどみどりのあの上に紫外線と赤外線がのってるから,まあ別なおそらく我々想像もできませんけども,別な色に見えてほにゃらら色だって言う。 |
他现在那个,进一步说明了。可以看到红外线紫外线的就是那个,那个,颜色比较多彩。 |
今あの,もう少し説明を進めました。赤外線紫外線が見えるその,その,色は多彩です。 |
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そうすると,同じ木がみどり,すいません,あの,せっかくチョークがみどりがあるので。木が,我々にとってはもう,木がみどりなのは,もう,もう絶対の真実だし,もう,それを違うっていうのは,もうちょっちょっちょ,おかしいんじゃないのって |
就是,树对人来说绿色是理所当然的事实。 |
木は人にとってはみどり色が当たり前の事実です。 |
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言いたくなるぐらいのことなんですけれども,それ我々人間にとっては木がみどりに見えるのは当たり前で,もしも黄色に見えたら,あっちょっと二日酔いだなとか,ちょっとメンタルやられちゃってんなみたいな感じで, |
他后面说的那些形容词,额,我,大概知道应该说是,如果是人啊,看到树是黄色的话会觉得奇怪吧。大概是这样的意思。 |
あとのほうで言った形容詞は,えー,私,だいたいわかります。多分言っていることは,もし人が,木が黄色に見えたら変だと思うでしょう。だいたいこんな意味です。 |
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142 |
絶対木はみどりなわけですけど,犬にとっては絶対木は灰色なわけですよ。 |
说是对于狗来说,那个,树绝对是那个,灰色。 |
犬にとっては,あの,木は絶対にあの,灰色です。 |
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143 |
そして宇宙人,火星人にとっては,木はほにゃらら色なんですよ。 |
说是,那个,对于那个外星人来说,那个树是那个,颜色丰富的。 |
あの,宇宙人にとっては,木はあの,色が豊富です。 |
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144 |
さてだれが世界の真実を捉えているのか。 |
额,所以说这个,就是,谁,这个,谁看到这个世界是,真实的? |
えー,だからこの,誰が,この,誰が見ているこの世界が,真実なのか。 |
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145 |
だれが正しいのか。っていうふうに考えてくると,実は,世界は,それぞれの都合で,世界を見てるんじゃないか。 |
他应该说,那个,[聞き取り不能]凭自己的感觉来看这个世界。 |
彼が言ったのは多分,あの,[聞き取り不能]自分の感覚でこの世界を見ているということです。 |
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146 |
私の感覚器官,人間がこう与えられた感覚の制限の中で見ている世界が,世界そのものだと思って見えてる。 |
人们会,就是,就是,就是被限制,就是有这个限制看到的这个世界,会觉得这个,这个世界是,是这个世界。蛮奇怪。 |
人々は,制限されていて,この制限あって見えているこの世界,この,この世界が,この世界だと思います。とても変です。 |
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147 |
音だって,静かなのは世界が静かだから静かだと思ってるけども,たとえば2万2,000ヘルツの音をピーっとやっとけば,犬にとっては,うるさーい,気が狂うっていうぐらいうるさいかもしれない。 |
那个,人听不到那些,那些频率比较高的声音,所以他觉得这个世界真实。如果那个,是狗的话,会觉得这个世界比较吵。 |
あの,人に聞こえないあの,あの周波数が高い音,だから彼はこの世界が真実だと思います。もしあの,犬だったら,この世界はうるさいと思います。 |
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148 |
でも全然その,えーと,まあ老人になってくとですね,だんだん,あの,ここ,上のほう聞こえなくなるっていう,1万ヘルツまで聞こえれば十分だなんていうふうによく言われます。 |
如果是,人要是,年,年纪大的话,然后就是听不到比较高的声音,只能听到一万赫兹。 |
もし,人が,年,年取ったら,高い音が聞こえません。1万ヘルツしか聞こえません。 |
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で,大昔,ちょっと前ですけど,あのコンビニにですね,よ,若者が,あの,たむろして困るっつったときにですね,なにをやったかっていうと1万5,000ヘルツぐらいの高域をビーっと流したんですね。 |
他说应该,便利店,有,有什么声音嘛。这个我不太清楚。 |
多分,コンビニに,なにか音があると言っています。これはよくわかりません。 |
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先生は黒板の矢印をどうして描いたのかわかりますか。 |
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应该指的是频率比较高的声音吧。应该是。 |
多分指しているのは周波数が高い音でしょう。多分。 |
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それとコンビニとどういう関係があると思いますか。想像でいいんですが。 |
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他应该说的可能是那些机器什么的发出的声音嘛。 |
彼が言っているのは多分あの機械などが発する音です。 |
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そうするともう若者は,うわ,こんなうるせえとこいらんねえよっていなくなったんだけど,年配のかたはその音が聞こえない。あー静かでいいね,このコンビニは。 |
应该说,觉得那个,赫兹比较高的声音对小孩儿来说是可以听到,但是对老人来说,听不到,会觉得这个便利店很安静的。 |
多分,あの,ヘルツが高い音は子どもには聞こえますが,老人には,聞こえなくて,このコンビニは静かだと思うと言いました。 |
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しかもなんか若いのはみんな逃げてくし,あー最高だねって本当にそう,なったんですね,あのとき。そういうふうに, |
人会觉得,不,不,老人,小孩儿会跑掉。 |
人は,いえ,いえ,老人,子どもは逃げてしまいます。 |
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若者にとってはうるさいコンビニが,年配者にとっては静かで居心地のいいコンビニだって。 |
对小孩儿来说,那个便利店是吵闹的,对于老人来说的它是安静。 |
子どもにとっては,そのコンビニはうるさくて,老人にとっては静かです。 |
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それはみんなそんときに,せ,コンビニが静かだから私が静かだと思ってるし,コンビニがやかましいからやかましいと思ってるけど,それは私,実は私の都合が,コンビニを静かにしたり,コンビニをうるさくするものにしている。 |
说是,根据个人的情况就是能不能听到来,来确认这个便利店到底是那个安静的还是吵闹的。 |
個人の状況つまり聞こえるか聞こえないかによって,このコンビニがいったい静かなのかうるさいのか確認します。 |
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ちょっと前に戻るけど,どうして先生はコンビニの話をしたと思いますか。 |
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我好像在便利店也工作过,因为便利店有频率高的声音嘛,我好像之前也听到过这样的声音。 |
私はコンビニで働いたこともありますけど,コンビニは周波数の高い音がしますから,私は前にこういう音を聞いたことがあるように思います。 |
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それはどこのコンビニもそうなんですか。 |
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说实话,我也记不太清了。但是,在中国的时候,我,就是去到有一些店里,也会有那样的声音。然后,就是也有这样的印象,但我记得不是特别清。 |
実のところ,私もはっきり覚えていません。でも,中国にいるとき,私は,いくつかの店に行って,そういう音がしました。そして,こういう印象もありますが,あまりはっきり覚えていません。 |
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中国でもそうなんですか。 |
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一个店,我,我不太清楚了。反正是外面是有,是有那样的声音的。就是,当时也,也有这样的文章嘛,说那个小孩儿可以听见,说那个大人是听不到的。因为当时有特别去留意过这样的声音。 |
ある店が,私は,私ははっきり覚えていません。とにかく外で,そういう音がしていました。当時,こういう文章もありました。子どもは聞こえるが,大人は聞こえないと言っていました。当時特にこういう音に注目していたので。 |
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ってことは,木がみどりに見えるのは,木がみどりだからだ,は本当ですか。 |
那个,树看起来是,绿色是因为树本身就是绿色。 |
あの,木がみどり色にみえるのは,木そのものがみどり色だからだ。 |
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本当じゃないような,でしょう?それは我々のほうが,木をみどりに見ている,我々の都合で世界を見ているから,世界がみどりとして立ちあがってきている,そういうことなんだっていうことですよね。 |
因为人看到的那个,就是树是绿色的,所以这个,这个世界就是给我们呈现这个树就是绿色的吧,是这样的意思。 |
人にあの,見える木はみどり色なので,だからこの,この世界は私たちにこの木をみどり色に呈するのだ,という意味です。 |
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だから,まあその木がみどりに見えるのは木がみどりだからだは本当かなんて,このキャンパス内にですね,あの模擬授業,黒崎先生,木がみどりとかって,書くとですね,だいたい同僚から,ねえねえ黒崎さん,あの,木がみどりに見えるのは木がみどりだからだは,えっ本当じゃないの?ってあの, |
他应该觉得是,就是,在他那个大学里面可能其他,其他的老师听到的就是,也不是,就是说其他人听他这个课跟这个老师说这个,树是绿色的不是因为就是那个,就是,树本身是绿色的吗。 |
彼が思うのは多分,彼のその大学でほかの,ほかの先生が聞いて,じゃなくて,ほかの人が彼のこの授業を聞いてこの先生にこの,木がみどり色なのはあの,木そのものがみどり色だからではないのですか,と言います。 |
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あの,言われたりしますけど,今のような説明をすれば,我々の側が,我々の側が,えー,こう,まあ世界がありますよね,こう,山があって,こう,家があったりする。こう,世界があって我々が,それをこう,見ていると,いうときに, |
说这个,世界上,就是,有山,有什么房子,就是用自己的眼睛观察这样的世界 |
この,世界に,山,なにか家,があって,自分の目でこのような世界を観察しています。 |
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まず普通はこれがちゃんとしてあるから,こっちが見えるんだ。 |
就是,先有这些山和房子的存在,然后我们再才能,才能去观察的。 |
先にこれら山と家の存在があって,そして私たちが,観察できます。 |
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先生はどうして1番,2番って書いたと思いますか。 |
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应该说是先有这个世界。因为这个顺序是,因为有这个顺序嘛,所以他写了个,先有了这个世界是那个一。 |
多分先にこの世界があると言っています。この順序が,この順序があるから,先にこの世界があるのがあの1と,書きました。 |
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重要なのは世界そのもの,実在そのものがちゃんとしてれば我々はちゃんと見えるんだと,こう思ってるけど,実は全然そうじゃない。我々が,切りとる範囲で,世界をそれぞれ切りとっている。 |
大概的意思是就是,额,就不是因为之前说的那样,就是,先有世界然后我们去观察它,而是我们观察到的世界是都被限制的。 |
だいたいの意味は,えー,前に言ったあのようなことだからではなく,つまり,先に世界があってそして私たちがそれを観察するのではなく,私たちが観察できる世界はすべて制限されているということです。 |
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ミツバチだったらまったく我々と世界,別の見えかたしてるわけですよね。なんか,こう,我々一様の花壇の中にしか見えないのが,は,ミツバチにとってはもう,わっていう色と,まったくくすんでいる,こう2つに分かれている,とこういうわけですから, |
也说是蜜蜂看的世界的话,和人是,又不一样的。 |
つまりミツバチが見る世界は,人とは,また違います。 |
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結局ミツバチはなにかわかりましたか。 |
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是,是。蜜蜂我本来是知道的。因为学过一次。 |
はい,はい。ミツバチはもともと知っていました。一度勉強したことがありますから。 |
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じゃあ音でわかったんですか。 |
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是的。 |
そうです。 |
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テーマは,木がみどりに見えるのは本当かってことだったんですが,結局先生は,木がみどりに見えるのは本当だって言ってたんですか。 |
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应该是不是真的。就是,应该是那个,人类观察的树是被限制的树,所以,就是,不是真的。 |
多分本当ではありません。多分あの,人類が観察する木は制限された木で,だから,つまり,本当ではありません。 |
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先生は犬とか宇宙人とかミツバチとかいろいろ例を出していましたが,どうしてその例を出したんだと思いますか。 |
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因为,因为想体现,就是各个就是不同的物种的那些限制吧什么的,就是。 |
それは,それは,それぞれの違う物の制限などを具体的に示したかったから,です。 |
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違うというのは,なにと違うんですか。 |
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就是,看到这个世界的限制。就比如说,什么,红外线紫外线能不能看到的什么的,大概这样。 |
この世界を見る制限です。たとえば,なんか,赤外線紫外線が見えるか見えないかとか,だいたいそんな。 |
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